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2016年7月21日木曜日

書評:クラシック・コンサート制作の基礎知識(2012)





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



お久しぶりな感じですが、ハイ、なかなか多忙です。


そんな中、前から気にはなっていたけど読めていなかった

「クラシック・コンサート制作の基礎知識」

という書籍をようやく読むことが出来ました。





はいそうです、僕は今までこれを読まずにブログ書いてたんです。

よう書いたなと思います。


この本は2012年末にヤマハミュージックメディアから出版されました。

企画・制作は社団法人 日本クラシック音楽事業協会です。

なかなか大きめサイズの本になってますが、中身は超充実。

クラシック音楽の第一線で活躍する15名の著者による渾身の書き下ろしとなっています。

おおまかな目次は下記。


第1部 クラシック・コンサートのこれまでと現在

第2部 クラシック・コンサートを創る~企画して、制作して、公演当日を迎えよう

第3部 クラシック・コンサートに関わる人と組織~演奏する人と組織、舞台制作を知ろう

第4部 クラシック・コンサートの現在とこれから


ということなんですが、とにかく執筆陣の文章が濃いので

190ページがあっという間です。

なおかつ何度も読み直さないといけない難しさがあります。

文章が難しい(読みづらい)のではなくて、

実務を行いながら折に触れて読み返していかないといけない感じ。


このブログでも散々やってたマーケティングや広報の話もありますし、

コンサート企画にあたっての心構えや、

企画から演奏会当日までの詳細な実務など、

これでもかと読み応えのある内容が次々と撃ち込まれます。

とにかくハイレベルな内容なので、

ボクシング世界チャンピオンの強烈なストレートを15人分喰らうような感じです。

一気に読むと途中から頭に入ってこなくなるので、

小分けにしてしっかりと読み込みましょう。


出演する人、企画する人、裏方表方、なんでもいいですが、

コンサートに関わる人はバイブルとして常に仕事場に置いておきたい1冊です。

豪華執筆陣による「熱量」を感じるだけでも意味のある、

素晴らしい一冊。


これは読まないとマズイやつでした。ごめんなさい。








それではまた次回。

2016年7月8日金曜日

どう伝えたかではなくどう伝わったかが宣伝のポイント





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今回は「どう伝えたかではなくどう伝わったかが宣伝のポイント」

というテーマで書いてみたいと思います。


これまで広報・宣伝を主なテーマに色々と書いてきました。

すでに色々試してます!

という方もおられるかもしれませんが、

なかなかすぐに結果に結びつくものではありません。

中長期的に見ていく必要があります。


とはいえ全く反応がないのであれば、

それはそれで何か問題があるかもしれません。


特に宣伝でおちいりがちなのが、

「伝えてるつもり」



「実際に伝わったかどうか」

の間にある深い溝の問題です。


まずは、「伝わっているかどうか」ですよね。

これはアクセス解析やトラッキングなどで数を追うか、

「この宣伝を見たことありますか」

とアンケートでも取るか、って感じで調べることも出来るでしょう。


またさらに、伝わったとしても「どう伝わったか」が最も大事なポイントです。

伝える側の意図した通りにすべてが正確に伝わるのは難しいですが、

それでもなるべく伝えたい内容が伝わるように近づけていかなければいけません。


会社とか部活でいませんか、上司や先輩で

「説明したよね?なんで出来ないの?」

これ完全にただの「伝達下手」ですからね。


「伝える」ことが目的になって、

「どう伝わったか」ってことに注意を払ってないってのは

三流サラリーマンみたいなもんです。カスといっていいでしょう。



色々やってみたけど反応がない、

そんなときは、


「そもそも伝わってるのかな(スルーされてないかな)」

「どんな風に伝わったのかな」


ここに重点を置いて、再度トライしてみることをオススメします。


まあ、担当者が一人だとそれすら凄い大変なんですけどね。

複数の担当者を置いて、細かく担当パートを分けられれば理想ですね。







それではまた次回。

楽しいドキュメンタリー作品を作ってみよう




こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今回は「楽しいドキュメンタリー作品を作ってみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


「何を言ってるんだオマエは」

と言われそうですが、割と真面目です。


なんといっても「クラシック音楽 Web振興」を掲げてますからね。

盛り上がらないと意味がない。



で、クラシック音楽業界ですよ。

ひと昔前に比べればアイドル的な奏者も増え、

クラシックのニュースを見ている限りは盛り上がっているように見えます。


ですがクラシック音楽の門をまだ叩いていない人からすれば、

やはりクラシックってのは堅苦しいものなんじゃないでしょうかやっぱり。

ここは希望的観測は捨てましょう。ぽいぽい。


となるとクラシック音楽を盛り上げていくためにもう一工夫欲しいところ。


もう何度もこのブログで登場していますが、

「映像」

これを使って見ましょう。


かといって本番のステージの演奏の地味さ、曲の冗長さで言うと、

ロックやポップスなどに比べてはるかに地味で退屈です。


逆にそういった映像が、

普段クラシックを聴かない層をさらに遠ざけている気がしないでもない。



そこで「ドキュメンタリー」の出番です。

ポイントはあくまでも「楽しいドキュメンタリー」であること。


誰にとって楽しいのか、もちろん

「クラシック未体験の人にとって楽しい」

でなければいけません。


楽しいドキュメンタリーを作り、堅苦しさを取り除くのが目的です。


別に120分の長編を作りましょうという話ではありません。

短くても良いので、いつ誰の目に触れても

「クラシック面白いじゃん」

「なんだうちらと同じ人種じゃん」

「ちょっと次のコンサート行ってみてもいいかな」

と思ってもらえればそれで良いわけです。


皆さんは年に何日活動していますか?

その日数分だけ、映像のネタはたまっていきます。

ネタさえためておけば、あとは編集次第です。


業者に撮影を頼む必要もなし。

もしどうしても頼むのであれば、

演奏会専門記録映像業者では意味がないので、

テレビ番組が作れるくらいの業者に頼みましょう。


簡易録画でいいんです。スマホでいいです。

(まあ手ぶれしない方が当然良いのですが)

・選曲過程

・練習風景

・本番をチラ見せ

・本番の舞台裏

・終演後の関係者の声

・ツアー中のアナザースカイ的なの

などなどなどなど。

(事前に出演交渉が必要ですよ)


短くてもいいから喜怒哀楽を盛り込むことも大事です。

そのために、編集は頑張る。超がんばってください。

編集能力が足りない場合は業者さんに頼んでも良いと思います。


色々と企画して作るの楽しいと思いますよ。


作った映像はガンガンYouTubeなどに投稿して、

SNSで拡散狙っていきましょう。

毎年作ってればそのうち当たるかも。


その後は、団体・個人・イベントそのもののPRや、

次回の演奏会のPRに活かすことが出来ます。











それではまた次回。

2016年7月7日木曜日

YouTubeの動画タイトルなどには英語も入れよう





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今回は「YouTubeの動画タイトルなどには英語も入れよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


最近は演奏会の映像をYouTubeにアップロードする方も多いかと思います。

皆さんが海外の動画を見るように、

海外からも皆さんの動画を見ることができるのは言うまでもありませんね。


そこで、どうせアップロードするなら

「世界中で見られている」

ということを意識してみましょう。


その時に、タイトルや説明文、タグが日本語だけだと、

なかなか海外の方からは見つけられにくいかもしれません。

少なくとも検索では不利でしょうね。


海外の作曲家が自作の演奏を見つけられるように、

また日本国内での流通がメインの邦人作品を海外にも知ってもらえるように、

ぜひ日本語に加えて英語などの表記も加えてみてください。


うまくやれば、海外からの問い合わせや、招待演奏などの話が来る可能性もあります。

何か新しい話につながるきっかけになるかもしれません。


新しい出会いの機会は自分たちで作っていきましょう!





それではまた次回。

プログラム(パンフレット)用の楽曲解説はウェブにも上げちゃおう





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今日は「プログラム(パンフレット)用の楽曲解説はウェブにも上げちゃおう」

というテーマで書いてみたいと思います。


演奏会のプログラム(パンフレット)に

楽曲解説・紹介を掲載する演奏会が多いかと思いますが、

書くにも時間がかかってますよね。


せっかく時間をかけて作ったコンテンツ、

もっと活かしてみるのもアリなんじゃないの、というご提案です。


演奏会までの間にブログで連載してみるとか、

公式サイトからそのブログ記事にリンクを貼ってみるとか、

そういう感じ。


もちろんコピペではなくて自分で考えて書かれたものでないと

コンテンツとしては価値が低いわけなので、

価値の高いコンテンツとなることでしょう。


演奏会が終わってもブログの記事は残しておきましょう。

誰かの役に立つかもしれないし、

団体に興味をもってくれるお客様が増えるかもしれません。


転用されたくない場合は著作権について明記しておきましょう。


「演奏会のプログラム(パンフレット)で紹介を読むことがお客様の楽しみになっている」

という場合は、演奏会終了後にウェブ上で発表するのでも良いと思いますよ。


価値の高いコンテンツが増えれば増えるほど、

業界が盛り上がっていくんじゃないかなあと思います。





それではまた次回。

2016年7月6日水曜日

時々プロフィールを修正しよう





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今日は「時々プロフィールを修正しよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


公式サイト、SNSアカウントなど、

色々なところで個人や団体のプロフィールを記載することがあると思います。


このプロフィール、時々見直して修正をするようにしましょう。

細かければ細かいほど良いと思いますが、

ポイントとして押さえておきたいのは下記のあたりでしょうか。


・出身地、または団体の母体や結成された場所

・構成人数など、どんな人がいるのか(団体の場合)

・主な活動地域(本拠地)

・ミッションは何か

・特徴は何か

・何を伝えるための活動をしているのか

・これまでの主な活動実績

・今後の目標


順番はなんでもいいと思いますが、

「どこの誰」ってのがわからないと興味の対象外になってしまうので、

メインの活動地域はちゃんと記載しておきたいですね。


公式サイトであればトップページのタイトルタグにも地名を入れるなどしておきましょう。

例)○○管弦楽団 | ○○県○○市


公式サイトなど文字数制限がない場合は、

経歴や沿革のようなものもしっかりと記載したほうが良いでしょう。

個人の方であれば履歴書や職務経歴書みたいなものです。

わかりやすく箇条書きでも良いですし、語りでも良いです。

それも個性だと思いますので。


大事なのは文章の形式ではなくて、伝わったかどうかなので、

そのあたりに気を付けて「この文章で伝わってるかな?」

と時折チェックされることをオススメします。




それではまた次回。

クリッカブルマップでウェブチラシの効果を上げてみよう




こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今日は「ウェブチラシの効果を上げてみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


個人にしろ団体にしろ、演奏会の際にはチラシを作ることが多いかと思います。

チラシが出来たら「出来ました~」なんてSNSで告知しているところもあるでしょう。


このチラシをもっと面白く使って、効果を上げてみましょう。


公式サイトにもチラシのJPG画像なんかをアップロードしているかと思うのですが、

これを画像編集ソフトでリンク付き画像にチャチャッと加工しましょう。

クリッカブルマップというやつです。

▼このページで簡単に説明されてましたのでまずは読んでみてください。
http://park16.wakwak.com/~html-css/map/map1.html


ちょっと慣れてないと意味不明だと思うので、編集ソフトを使った方が良いです。

無料の編集ソフトを使いたい場合はGIMPが有名ですね。

GIMPの使い方については色々説明しているサイトがあると思うので、

それを読みながらやってもらえればと思います。


(ちなみに僕はFireworksを使っているのでFireworksのスポット機能を使います)


チラシの中には多くの情報がありますよね。

例えば指揮者名。

チラシ画像の指揮者名をクリックすると指揮者紹介のページに飛ぶようにする。

そういうことです。


ウェブチラシがそのまま1枚のサイトページになるような印象ですね。


これで、ただの1枚絵だったチラシが、

色々な詳細ページに行くことが出来る情報窓口になりました。

お客様はより多くの情報を知ることが出来ますね。


慣れるまでは少々大変だと思いますが、

(特にhtmlがわからないと・・・)

ぜひトライしてみましょう。





それではまた次回。

2016年7月5日火曜日

動画を投稿しよう~SNSでのPRに欠かせないショートムービー





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今日は「動画を投稿しよう~SNSでのPRに欠かせないショートムービー」

というテーマで書いてみたいと思います。


ひと昔前まで動画といえばYouTubeやニコニコ動画、

という感じでした。


ですが今では各種SNSにも動画投稿できるようになっています。

FacebookもTwitterもインスタグラムも。

Facebookにいたってはライブ配信も出来るようになっています。

(日本ではまだかも?)


先日、Twitterとインスタグラムが投稿できる動画の時間の延長を発表しましたね。

Twitter(140秒)、インスタグラム(60秒)です。


まずはこのように再生時間が短く、

モバイルユーザーが多いSNS向けの対策をしてみましょう。


ムービーはスマホで撮影した簡易なもので十分です。


演奏会の宣伝や商品の宣伝などに使えそうな内容としては、

・指揮者へのインタビュー

・部長挨拶

・振り付け説明

・楽器演奏デモ

など、アイディア次第で何でもアリだと思います。

投稿種類が多いほうがいいですね。


ブログや公式サイトに上げてもOK。


6秒動画のVINEや24時間以内に投稿が消えるSnapchat(スナチャ)にも注目。

超絶技巧やアクシデント集など、

インパクトがあるものは短いほうが向いている気がします。


このあたりのビジネス事例は検索すればそこそこ出てきますので、

色々と参考にしてみてください。


Twitterは140秒投稿出来るようになりましたが、

あまり長くても飽きるので、無理にフルにする必要はないと思います。









それではまた次回。





演奏団体の事務局にも広報の強化が求められる時代





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



今日は「演奏団体の事務局にも広報の強化が求められる時代」

というテーマで書いてみたいと思います。


今や世の中、玉石混交の情報であふれまくって久しいですが、

SNSでも色々な演奏団体の投稿が増えている印象ですよね。


ひと昔前だったら事務局(または広報担当)の仕事は結構シンプルで、

・チラシはさみ/チラシ置き

・ポスター掲示

・広告

・会員への案内

・コンサートガイドなどへの出稿

くらいで済んでいましたが、

こういったリアルを中心とした活動に加えて、

今はネットをフル活用しないといけなくなってきました。


とはいえどこで宣伝すればいいの?って感じですが、

基本は

「ターゲット顧客の目につくところに先回り」

になります。


若い人がターゲットなのであれば、

彼らが訪れそうな場所やサイト、若い層が多いSNSを使ったり、

60代くらいがターゲットなのであれば、

同じく彼らが訪れそうな場所やサイトを調査して出稿するなりしたほうが良いでしょう。


ターゲット層が広い場合は、

それぞれに合わせて各所に宣伝を忍び込ませる必要があります。

また加齢とともに小さい文字が見えなくなってくるので、

チラシや画像の文字の大きさなども、

ターゲットによってはなるべく大きい文字を使いたいですね。


ではこんなやること盛りだくさんな時代に、

効果的な宣伝・広報を行うために、

最も重要なことは何か!


それは

「どんな人材を広報担当にするか」

です!


プロの団体であれば、

可能であれば広告会社などから引き抜くか、

事務局の広報担当に宣伝会議などのセミナーを受講させるのが良いでしょう。

▼宣伝会議
http://www.sendenkaigi.com/


他にも全国各地で宣伝・広報関係のセミナーがあると思うので、

商工会議所のサイトなどをチェックしてみてください。


個人や室内楽など少ないメンバーの団体で、

誰か外部の人に手伝いを頼む時や、

社会人の演奏団体の場合は、

ふだんの仕事で広報や販促をやっている人が良いです。

色々な提案をしてくれることでしょう。


学生であればチームを組んで、

色々な事例を集めて研究しながら案を出し合うのが良いでしょう。

一人や二人に負担を押し付けても、

なかなかそんなにパパパッと仕掛けるスキルも時間も足りていないかもしれません。

(なかにはジーニアスがいる可能性もあります)



後は、事務局や広報担当だけに任せず、

「みんなで協力する」ってところは昔と変わらずです。

SNSであれば積極的に皆でシェア・RTしていきましょう。








それではまた次回。




2016年6月29日水曜日

【ECハウツー】輸入販売をするなら輸出販売もしてみてはいかが





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いてきましたが、

この記事で一旦終わりにしますので今日で【ECハウツー】は一旦おしまいです。

お疲れ様でした。


今日は「輸入販売をするなら輸出販売もしてみてはいかが」

というテーマで書いてみたいと思います。


前の記事は輸入についてのお話でしたが、

輸入商品に頼っていると、為替レートの都合で

価格を上げざるを得なくなった時に、

ちょっとダメージを受ける場合があります。


なので国内商品も積極的に扱って、

何とか持ちこたえようとするところも多いかと思うのですが、

バランスをとるために「輸出」にトライしてみるのも手だと思います。


日本のクラシック、別に悪いわけじゃないので、

ちゃんと紹介すればそれなりに需要はあるんじゃないかと思うわけです。

何より日本のクラシック関連商品を海外に広められたら、

どんどんチャンスが広がっていくのではないかと思うんですよね。


ネットショップでこれをやる場合、

必要になる作業としては

・多言語ページの作成(英語だけでもいいんだけど)

・送付先と商品に合わせた送料計算

が必須です。


モールの場合、楽天が海外販売に対応しています。(別料金)

Yahoo!ショッピングは対応していません。

(英語のページを1ページ作って問い合わせフォームから注文受けるとかそんな感じになります)


決済方法はクレジットの場合は念のためにチャージバック保障に入っておきましょう。

他にはペイパルを追加しておかないと、あまり売れない気がします。


「やりたいけどなんか色々めんどくせー!」

という場合は「転送コム」が便利なので、

転送コムを紹介するページを作って、

海外からのビジターはそのページに誘導するようにしてみましょう。


オリジナル商品がある場合は、海外の代理店を探して契約するのも手ですね。


日本のクラシック商品が海外で当然のようにたくさん流通する日が待ち遠しいです。




それではまた次回。








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【ECハウツー】輸入販売を考えるお店向けの注意点





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。

次の記事で一旦終わりにしますので今日で【ECハウツー】は一旦おしまいです。


今日は「輸入販売を考えるお店向けの注意点」

というテーマで書いてみたいと思います。


これまで輸入商品を扱ったことがないけど、

今後扱ってみようかな、というお店向けの記事です。

経験則でしかお教え出来ないですけれど。


すでに輸入商品を扱っているお店はこの記事すっ飛ばしていいです。



輸入商品を扱うには、

・メーカーから直接仕入れる

・海外の問屋から仕入れる

・日本の問屋から仕入れる

というような方法があります。


メーカーから直接仕入れる場合は、商品単価は安く抑えられますが、

送料や発注ロットの面でデメリットがあります。


海外の問屋から仕入れる場合は、

複数のメーカーの商品をまとめて発注出来ますが、

これまた送料や納期でデメリットがあったりします。


結論から言えば日本の代理店から仕入れるのが最も安全です。

ただその代理店が取引のあるところの商品しか仕入れられないのと、

他のお店も同じ代理店を使っていることが多いので、

価格であまり差がつけられないという点もあります。


いずれにしても商品そのものは海外からやってくるわけで、

まず行わなければいけない作業は検品です。


出荷時には問題なくても輸送中に破損する場合もありますし、

出荷時から問題がある場合もあります。


CDだったらケース破損やブックレットが入ってないとかは結構あります。

DVDだったら動作確認が必要です。

楽譜だったら、端が折れ曲がってたり、まれに破れてたり、

さらには印刷ミス、落丁、なんでもござれです。

楽器を扱った経験はないですが、

楽器の場合は調整が必要かもしれませんね。


国内の代理店から仕入れる場合は、

代理店がある程度検品してくれている場合もありますが、

これも代理店さんによるでしょうね。


なので検品作業は必須。

検品してから、売りに出せる分だけを在庫に回して、

残りの不良品については仕入れ先に相談しましょう。

CDのケース割れなんかだとあまり対応してくれるところはないので、

(ケースは割れるもんだっていう価値観ね)

あらかじめ空のジュエルケースを用意しておいたほうが良いです。


あとは国内代理店といってもすべて在庫しているわけでもないので、

その場合は取り寄せになります。

これがまた、納期が読めないことが多いです。


やっていくうちにだいたいは分かるのですが、何が起こるかわからないので、

実際に発注してみないといつ到着するのかわからないのです。


ショップ上で「取り寄せ」として販売する場合は、

納期についての注意書きをしっかりと記載しましょう。



また輸入商品には基本的には日本での定価はありませんが、

相場はあります。

なので「高い値段付けられるじゃん」と思っても、

相場から大きく離れると、

「何なのこの店ボッタクリじゃん」と思われるので、

何かしらの理由があって相場より高値で売る場合には、

ちゃんとその理由を記載しておきましょう。


逆にちゃんとした理由(独自の付帯サービスなど)があれば、

高く売ることは可能です。

差別化ってことですね。



あとは当然のごとく、為替レートによって仕入れ値が変動しますので、

円安の時に仕入れちゃって売れ残ると結構悲惨。

デッドストックにするわけにもいかないので、

あきらめてとっとと値下げして現金化しましょう。





それではまた次回。








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2016年6月28日火曜日

【ECハウツー】Amazonは敵ではない





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今日は「Amazonは敵ではない」

というテーマで書いてみたいと思います。


Amazonは敵ではない、と言っても

「へっへっへAmazonなんて目じゃないぜ、ちょろいぜ」

という意味ではないです。


世の中の多くのECサイトが

「くっそーAmazonめええ」と手を焼いていたかと思いますが、

Amazon恨んでもしょうがないよ、むしろ有効活用しようね、

というお話です。


Amazonは安い、早い、スケールメリット凄まじい、

って感じですので、一般的なストアではまず対抗できません。


ですが、Amazonのシステムを味方につけられれば、

これほど楽なこともないのです。


つまり、むしろ出店しよう、ってことです。


オススメするのはFBAというシステム。

フルフィルメント・バイ・アマゾンの略(だったと思う)です。


要はAmazonの倉庫に商品を預けて、

受注から出荷までをAmazonにお任せというシステム。


出店料のほかに、FBAの手数料がかかりますので、

ある程度の利率を確保している商品でないと出品が難しいですが、

シミュレーションしてみて赤字にならないのであれば出していいんじゃないかと思います。

何と言っても楽です。とっても楽です。


ただAmazonは、同一の商品は同一のページしか作れませんので、

すでにAmazonに登録のある商品の場合、

すでにあるページに乗っかる形になります。

「他の出品者を見る」とかいうのをクリックすると沢山お店が出てくることないですか。

(カテゴリとか商品によりますが)



また商品によっては中古出品者と価格が競合します。

逆に言えば、Amazonで新品の扱いがある商品の中古品を出すメリットはあります。

新品売価が基準になって、安く見えるからです。

中古品はFBAに出せるかわからないので場合によっては自社で受注~出荷処理が必要になるかと思います。


Amazonで最も儲かるのは当然のごとくですが自社オリジナル製品です。

これを機にオリジナル製品の開発に着手するのも手ですね。


他に出品がなければ商品ページも細かく設定できます。

ポイントは検索キーワードの設定です。(そういう項目があるのです)

Amazonで儲ける基本は「検索キーワード」これに尽きます。

検索キーワードで売れ行きが変わりますので、

ちょくちょくチェックして修正していきましょう。


画像は基本的には背景なしの商品画像のみになりますので、

楽天ぽい画像は使えないと思っておいた方が良いです。


他と出品がかぶっていて詳細情報の編集が出来なくても、

他の出品者が在庫なしで、FBAに在庫があれば売れる可能性が高いです。


またFBAの技としては、他のモールで誤って売り越しが出てしまったりしたときに、

FBA在庫から直送出来る点です。(確か別途手数料かかると思います)

お客様にはAmazonからの発送になる旨を伝えないといけないですけどね。


以前、

・楽天
・ヤフーショッピング
・ヤフオク
・Amazon

に出店している会社に勤めていましたが、

なんだかんだでAmazonは作業量を考えると効率が良いです。

なんといっても集客力はバツグンですからね。


もし使えそうなら、Amazonを有効活用してみてはいかがでしょうか。





それではまた次回。








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【ECハウツー】1商品あたりの情報量を増やそう





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今日は「1商品あたりの情報量を増やそう」

というテーマで書いてみたいと思います。


取扱商品の数はお店によってまちまちです。

数点しか扱っていないところもあれば

数十万点というところもあるでしょう。


ただ、何点扱っているかに関わらず、

ぜひ取り組んでいただきたいのが、

「1商品あたりの情報量を増やす」という作業です。


規模の大きな(音楽だけじゃなくて色々扱っているような)お店を見ると、

だいたい商品ページに掲載されている情報が雑です。


細かい情報を出さないメーカーさんも、

それをさらに簡略化してしまう問屋さんにも問題がありますが、

言ってもどうしようもないです。

それぞれご事情がありますからね。


そうはいっても小売店としてはコンテンツを充実させることが至上命題な昨今。

より良いコンテンツを提供することが検索エンジン対策にもなります。

何よりお客様のためになります。


商品に関する情報はなるべく詳しく掲載したいですね。


その際にもっともオススメなのが動画です。


テキストの情報と上手く併用しましょう。

外部リンクがOKなモールなら、

YouTubeにあるメーカー公式動画を埋め込んでおきましょう。


メーカーインフォや問屋インフォでは情報が足りないことが多いので、

発売日が近くなったものやすでに発売されているものであれば、

メーカーサイトを確認してみましょう。


しれっと情報が追加されたりしています。

そういった情報を拾うか拾わないかで差がついてきますので、

ぜひチェックを忘れずに。


特に海外の商品は詳しく書いてあげましょう。






それではまた次回。








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【ECハウツー】指示を出す者はすべからく商品知識を蓄えるべし





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「指示を出す者はすべからく商品知識を蓄えるべし」

というテーマで書いてみたいと思います。


ECサイトの運営といっても会社によって編成は色々でしょう。

独立の部署や課になっている場合もあれば、

そうでない場合もありますよね。


いずれにせよ、一人で会社やってるわけでなければ、

経営者または代表者、上司、先輩など、

担当者に指示を出す人がいるかと思います。


もしあなたがその立場で、

EC担当に指示を出さなければいけないのだとしたら、

webの知識は最低限でも構わないので、

商品知識だけはしっかりと蓄えておきましょう。


やることはシンプルで、

「どんな商品を扱っているのか」

を知るだけです。


楽器や機材であればカタログを読んだりお客様の感想を読んだりして、

どんな商品なのかを少しでも詳しく知っておきましょう。

CDやDVD、書籍であれば聴いたり見たり読んだりすべきでしょう。

楽譜であれば何の編成の楽譜かくらいは把握しておきたいですね。

ピアノ譜なのか吹奏楽譜なのかリコーダー譜なのか、とかそういうこと。


何を扱っているのか知らないと、

「売り時に売るべきものがわからない」

「ターゲットが誰かわからない」

ので、取扱商品を知っている担当者からすると

「何をマヌケなこと言ってんだコイツ」

と思われかねない調子はずれの指示を出してしまう可能性があります。


取扱商品について知っていれば、

後は上に立つ者の仕事として、

何を誰にいつどうやってどのように売るかってのを考えることが出来ます。


後はEC担当がズレたことをしていたときや売上が落ちているとき、

商機を逃していると感じたときなどに

「どうしてこういうことをやっているのか/いないのか」

理由を聞いて、それが特に根拠もないようなずさんな管理であれば、

その時はじめて指示を出せばよいわけです。


商品ラインナップもろくに知らずに

「この商品売りたいからバナー展開して売って!」

などと担当者のプランを崩して強引にねじ込んでも、

まあまず思ったほどには売れません。


「よしこれ売ろう」つってハイ売れました、

なんていう甘っちょろい世界ではないので。


正しい商品知識に基づいてしっかりと担当者の分析をチェックしたうえで、

ぐうの音も出ない綿密なプランで指示を出されれば、

担当も気持ちよく従い、想定以上の数値をはじき出してくれるかもしれません。


「知らねえくせに口出すなよ」

と反感を買っておしまい、ってのは避けたいですね。





それではまた次回。








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2016年6月27日月曜日

【ECハウツー】手数料・出店料に気を付けろ!売上でなく利益で考えるべし





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「手数料・出店料に気を付けろ!売上でなく利益で考えるべし」

というテーマで書いてみたいと思います。


すでにネットショップを運営している会社であればお分かりの通り、

ネットショップは安価で運営出来ますが、

かといって無料ではありません。

毎月のコストとしては


・サーバー代

・ドメイン代

・出店料

・売上手数料

・ポイント原資負担

・アフィリエイト原資負担

・クレジット決済利用手数料

・その他システム利用手数料


など、細かいのが積み重なってきます。


よく「ネットショップを開設しましょう」っていう、

モールの勧誘広告などで

「Aさんは○ヶ月で月商100万円達成!」

とか書いてることがありますが、


ぶっちゃけ月商なんてどうでもいい。


外の目を気にしなければいけない(または公開しなければいけない)

のであれば売上高ってのは重要ですが、

それよりも重要なのは利益です。


その月商で、どれだけの利益が残ったのか?


これが最も重要です。言わずもがなですが。


月商だけをアピールしてきて利益計算をしていない担当者はクビでいいです。


月商や年商の目的を設定するのは別に悪いことではないですが、

利益ベースでの目標を必ず設定しておきましょう。


・これだけ利益が出れば現状維持できる

・これだけ利益が出ればスタッフを増やせる

・これだけ利益が出れば給与を増やせる


など具体的に「利益を増やした結果どうなるか」をイメージして運営を行いましょう。


利益ベースで考えれば、

売っても利益につながらない「見せ」商品に過剰にリソースを割くこともしないでしょうし、

利益の高い商品をどうやって多く売るかを考えるでしょう。


利益ベースで仕事をすればどんどん作業効率が上がっていくわけです。


勘違いしてはいけないのは、

「利率じゃなくて利益」ですよ。


いくら利率が良くても売価が安ければ、沢山売らないと意味ないですからね。

まあ、やってるうちに「結局そういう商品も売らないとダメだな」ってことになるんですが、

それも利益ベースで意識してこそ生まれてくる発想だったりしますので、

ぜひ利益ベースの集計も取るようにしましょう。






それではまた次回。








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【ECハウツー】web担当者不足の時代!人材への報酬・待遇をケチってはいけない





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「web担当者不足の時代!人材への報酬・待遇をケチってはいけない」

というテーマで書いてみたいと思います。


別にクラシック業界に限った話ではないですが、

web担当者が不足しているようです。


「ブログの更新は出来るけどhtmlやcssは分からない」

っていうレベルから、

「デザインは出来るけど販促が出来ない」

っていうレベル、

はたまた

「画像作成が出来ない」

など、

人によって得手不得手も様々ですが、

なかなか器用にこなせる人材ってのは自社にはいなくて、

代行業務に頼んでしまう場合もあると思います。


別に業者さんが悪いわけではなくて大体の場合はクライアントサイドに問題があるのですが、

「思ってたのと違う」

「思ってたほど売れない」

「外注費ムダにした」

なんてことも多々あります。


自社で人を育てないと、なかなかここから抜け出すのは難しいです。


で、長く一人でweb担当することが多かった立場からすると、

「こんだけ売って利益も上げているのにこの待遇は何なのよ」

って思うことが多いです。


多くの場合、ネットショップ運営に対する周りの理解のなさから生じることでもあるのですが、

web担自身のPR不足でもあります。


そうはいってもweb担は職人気質が多いんじゃないかという気がします。

そういうタイプの人は「俺PR」が苦手な人が多いです。


「過程や成果をアピールしないオマエが悪い」と言うのは簡単ですが、

その人材を失ったとき、その人に代わる人材を見つけてくるのは簡単ではありません。


特に専門的なショップであればあるほど難しいです。


自社のスタッフが良い人材に育ったな、と思うのであれば、

そのスタッフが急に辞めてしまわないように(ヘッドハンティングもありますからね)、

給与も含め、待遇をケチらないようにしましょう。


web担以外の人からすると

「PCでカチャカチャやってるだけで売上あがって楽な仕事だな」

って思うかもしれませんが、


売上を上げるための勉強量はハンパじゃないですし(だいたい自腹)、

出来るweb担は仕事が相当早いです。


定時で上がっているあの人は、

残業しているあの人の倍くらいの仕事量をこなしていたりします。


インプットとアウトプットのサイクルが早いので脳ミソも元気です。

商品企画などに引っ張り出しても何かしら案が出ます。


また、急な事情で自分が不在でも1か月くらいなら売上が落ちない仕組みを考えています。

(状況によって誰かに作業を変わってもらう必要もありますが)

毎日の数値分析からかなり先を読んで販促やサイト改善のスケジュールを考えています。


それが「出来るweb担」の正体です。


そういった人材を決して手放してはいけません。

代えがきかないってのは本当に恐ろしいですよ・・・


手放さないためには

・数字での評価・報酬

・数字で見えない部分の評価・報酬

・他のスタッフ(主に経営陣や上司)の理解(軽視したり下に見たりしないこと)

・ある程度の決裁権と予算

・数日いなくても平気なので休みたい時には休ませること

・快適な職場環境を整えてあげること

・素人がサイトに口出しするときにはしっかりとした根拠を持って慎重に口出しすること

・説明不足のままで会社の方針がコロコロ変わったりしないこと


などなどが必要になってきます。

超厄介ですね。飼いならそうとは思わない方が良いかも・・・


ですが、これはweb担だけの話ではないのです。

優秀な人材にいてもらうためには、給与だけでは不足しているということですね。

もちろん給与が低ければ話になりません。

もっと高待遇でその人を引き抜ける会社がいれば一発アウトです。


結局のところ最後は会社への信用っていうところに行きつくのでしょうが、

とにかく人材に対して待遇をケチってはいけない。


これに尽きます。






それではまた次回。








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【ECハウツー】多店舗展開の際は特徴を変えてみよう





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今日は「多店舗展開の際は特徴を変えてみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


ECサイトを運営されている方であれば、

色々なモールから出店のお誘いが届いているかと思います。


今や多店舗展開は当たりまえになってきました。


・自社運営サイトにプラスしてモールに出店

・複数のモールに出店

・同じモールに複数店出店

など色々なパターンがあると思います。


各モールのポイント優待などの理由から、

お客様によって「まずこのモールで探す」というような

「最初に立ち寄るモール・お店」があるので、

販売接点を増やしておいたほうが当然売上が上がる可能性は高いです。

(諸経費があるので利益ベースで上がるかどうかはケースバイケースです)


多店舗展開をする際にまったく同じ条件、まったく同じ品ぞろえというのも悪くはないのですが、

デザインから品揃え、特徴、メイン商材などを変えると、さらに多店舗展開のメリットが出てきます。

(サービスはなるべく統一したほうがトラブルを避けられるので注意しましょう)


各モールに一店ずつ出店しているような場合は、

違うコンセプトのお店を計画することで、

同じモールに新たに出店し、別の需要をもった顧客を得ることが出来ます。


クラシック音楽全般を扱っているのであれば、

「弦楽器関連メイン」

「管楽器関連メイン」

「合唱メイン」

「楽譜専門店」

などに分けることで全く違うイメージの店舗になり、

客層も変わってきます。


すべてを扱うスケールメリットを生かすタイプのお店に加え、

上記のようなより専門性の高いお店を展開してみると良いでしょう。


もちろん専門性の高いスタッフが必要になりますので、

自社のスタッフを見ながら、

例えば合唱に強いんだけれどもそれを活かしきれていないスタッフがいれば、

その方に合唱専門店の運営スタッフを任せてみるとか、

そういう感じが良いでしょう。


ただ、必ずしも「オタクが商売上手」なわけではないので、

商品選定や仕入れについてしっかりビジネス出来る人を上につけておくようにしましょう。


通販チームを組んで、

・全店の統括をする人

・各店の運営をする人

・多店舗展開用のシステムを使ってまとめて受注処理を行う人

・出荷する人

に分けられると良いのですが、なかなか頭数が足りない場合もあります。


それでも全店の統括をする人は必要です。

トレンドと数字、専門的な需要、全部まとめてチェックできる人ですね。


いなければ育てるしかありません。




それではまた次回。








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2016年6月23日木曜日

【ECハウツー】そのバナー、作りっぱなし?反応を分析してデザインを変えてみよう





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今日は「そのバナー、作りっぱなし?反応を分析してデザインを変えてみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


サイト上のバナーと言っても色々あって、

・基本のメニューを表すもの(メニューボタン)

・お問い合わせなどに誘導するもの(ナビボタン)

・宣伝用の大きなバナー

など色々あります。


「リンクを貼ってある自作の画像」

って感じで今日は捉えてください。


実際数えてみるとかなり多いと思います。


で、そのバナー、クリックされてますか?

効果ありますか?

もしかして作った後、満足してそのまま放置してませんか?


っていう話ですね。


クリックされないバナーなんてユーザーにとってもただ邪魔なだけなので、

しっかりと効果測定を行い、より効果が出るように、

必要に応じて色々なパターンのバナーに変えていきましょう。


クリックの効果測定はこちらの記事を参考にしてみてください。


▼【チェックも簡単!】Google Analyticsでクリック数を計測する方法【イベントトラッキング】
http://whitebear-seo.com/ga_eventtracking/

楽天なんかはGoogle Analytics使えないかもしれません。


楽天の場合は、ちょっと古い記事ですが

こちらを試してみてください。

▼楽天出店店舗でも使える!?無料アクセス解析「忍者ツールズ」で、バナークリック数を丸裸にする方法
http://repo.oga-ria.com/rakuten-analytics-ninja-32.html

(上記のオガリアさんは楽天に強いので楽天店舗運営されている方は色々見てみると良いです)



新しくバナーやボタンを作る場合も、色違い全く異なるデザインなど、

モノによって3~4案くらいは考えておくと良いかと思います。


また自分で撮った写真素材にせよネットのフリー素材を使うにせよ、

人物の写真やイラストが入るとそちらに目が行くので、

人物画像をバナーに入れる場合はテキストとのバランスを考えてサイズを考えましょう。


※サイト上のバナーではなく広告用に出稿するバナーであれば、

 出稿するサイトとランディングページにあまり関連がない場合は

 逆に人物を目立たせて「とりあえず目を惹く」という方法もあります。

 今回はあくまでも店舗内のバナーということで。


特設ページ用の大きめのバナーやサイドバナーは、

比較的時間を割いて作る店舗が多いかと思うのですが、

メニューボタンなども同じです。

クリックさせたかったらクリックしやすいバナー(ボタン)を、ってことです。


ボタン/バナーのデザインが良くないのか、文言が良くないのか、

色々とデータ集計をしてチェックしましょう。


A/Bテストが行える環境であればA/Bテストを行った方が良いです。

やり方は下記。

▼1分で分かる!Google AnalyticsでABテストを行う方法
http://liginc.co.jp/designer/archives/6500

※ちょっと古い記事で、現在は「ウェブテスト」は

「行動」メニューの中に入っているみたいです。


楽天の場合はシステム提供会社もあるみたいです。(お金かかりますが)
https://ab-test.jp/



あとは買い物かごボタンのデザインや文言も変えてみると良いかと思います。


ただこれ、一日のPVが1,000以上はないと、

母集団が少なすぎてちょっと怪しいので、

そもそもPVが少ない場合はまずは頑張ってPVを増やす努力をしましょう。


・メルマガ

・ブログ

・SNS

・検索エンジン

・広告


このあたりが主要な流入経路になるので、

なるべくすべて改善していきましょう。


ぱっと見でもう「おかしいな」と思うのであれば、

PVが少なくても変えてみても良いですが、

おそらく効果があまり出ないと思うので、

時間の使い方の優先順位をどこに持ってくるかですね。


ヒマなら(ありえないですけど)PV少なくてもデザイン変えてみましょう。





それではまた次回。








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2016年6月22日水曜日

【ECハウツー】始業後、まず受信トレイを「空」にしよう




こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



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今日は「始業後、まず受信トレイを「空」にしよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


ネットショップをやっていると、

毎日たくさんのメールが届いているはずです。


・ショップの機能で送られてくる各種メール
 (注文通知、品切れ通知、お問い合わせ通知メールやこちらから送信したメールのCCなど)

・お問い合わせメール
 (ダイレクトなもの、こちらからの通知メールへ返信される場合もある)

・競合他社などのメルマガ

・メーカーからのインフォメーション

・社内メール


などなど、たくさんありますね。


朝礼などを終えてから、始業後にまず取り掛かりたいのがこのメールの整理です。

かける時間の目安は30分。(数通しかない場合は5分で終わらせてください)


ただのCCや注文通知、メルマガなどはあらかじめフィルタを設定して、

それ用のフォルダに自動仕訳してしまいましょう。



受信トレイに残るのは

・お問い合わせメール(ダイレクト)

・お問い合わせ通知メール(サイトからの問い合わせ)

・メーカーインフォ

・こちらからの送信(受注確認メールなど)に返信してきたもの

ぐらいになるようにしておきます。


これをまず先に対応します。

問い合わせの内容が似たようなものが多い場合は、

定型文を作っておくと良いでしょう。

クリップボードツールを使うと便利です。
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/clipbrd/


その他、個別に対応していくのですが、

大事なのは返信することなので、

例えばお問い合わせに回答するのに時間を有する場合でも、

「お問い合わせを受け付けました」

「お問い合わせが多く順次ご回答させていただきますので少々お時間をいただきます」

「お調べいたしますので少々お時間をいただきます」

などの旨を返信しましょう。

返信後は受信トレイから「要調査 要返信」など分かりやすいフォルダに移動し、

これも後ほどチェックします。


お問い合わせへの回答は、

「言った言わない」になるとお互い疲労しますので、

返信の際に元の送信された文章を残して返信しましょう。


サイトからの問い合わせについても同様です。

管理画面からすぐに対応しましょう。

これもすぐに回答できない内容の場合は上記のように一旦処理します。


メーカーインフォは「インフォ未確認」などのフォルダに一旦放り込みます。


社内メールは要返信であれば返信します。

大体の場合「承知しました」などで済みますので10秒で返信。

なにか対応する必要がある内容であればその日のToDoリストに追加します。

(ToDoリストの管理ツールも色々ありますが、僕はテキストファイルかミスプリした用紙の裏紙を使います)



これで受信トレイを空にします。

ここまでで長くても20分くらいで終わらせるようにしましょう。

残り10分で、フォルダに放り込んでおいた分のチェックです。


・自動仕訳した通知系メールに「お客様からの返信」が混ざっていないかチェック&対応

・前日以前のメールが放り込まれている「要調査 要返信」フォルダをチェック&対応または進捗確認

・「インフォ未確認」フォルダやメルマガフォルダを確認、必要に応じて情報を他のスタッフにシェア


最後に、「迷惑メールフォルダ」のチェック。

お客様からのメールが吹っ飛ばされていることがあるので、

「どうせないだろう」と思ってもチェックしましょう。


以上で始業直後のメール処理は終了です。



メールは電話ほどの緊急性はないものの、

だからといって放置して良いものではありません。

休業日・休業時間帯を挟む場合は仕方ないのですが、

基本的には遅くても24時間以内に何かしらの返信をしましょう。


なかにはデーモンが帰ってくる場合がありますが、

それは「要電話」フォルダなどに入れて、

メール処理が終わった後に電話で処理しましょう。


一人で受注処理など全部やっていて手が回らない場合は、

お問い合わせだけは他のスタッフにお願いするなどして対応します。


とにかく受信トレイを空にする=一次対応を終わらせるということですので、

受信トレイが常に空の状態になっているようにしてみましょう。






それではまた次回。








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2016年6月21日火曜日

【ECハウツー】棚卸のための休業日を設定しよう





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今日は「棚卸のための休業日を設定しよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


棚卸(たなおろし)と言うと実店舗だけの話のように思われるかもしれませんが、

ネットショップも必ず棚卸を行いましょう。


・販売可能な実在庫数

・在庫管理システム上の在庫数

・ネットショップ上の在庫数

この3つの在庫数を揃えなければいけません。


出来れば毎日やって欲しいところですが、

会社の場合はなかなか業務時間内に棚卸をするのが難しく、

ショップが開いている間は注文が入るので棚卸が出来ません。


とはいっても棚卸をしないわけにも行きません。

だいたい在庫ズレてます。


ネットショップってのは、

マジでびっくりするくらいに

表記間違い、誤字脱字、在庫数

の部分でヒューマンエラーが生じます。


表記はまだダメージが少ないですが、

在庫数だけは慎重に慎重を期して行うべきです。

売り越しが出ると信用ガタ落ちですからね。

何よりお客様に申し訳ない。

また在庫管理システム上は「在庫あり」になっているけど

ショップ上は「在庫なし」になっていて機会損失が生まれていたりもします。


人間が操作してるんでミスはどこかで出ます。

そういうものだと思って、棚卸はしっかりと行いましょう。


発注過多、売り越し、どちらも嫌ですからね。


実店舗であれば営業終了(閉店)後にやったりしますが、

ネットショップは「店舗改装中」みたいに完全にシャットしない限り、

注文が入ってきてしまいます。

なので、棚卸をする日(またはその時間)は「店舗改装中」にしましょう。


24時間いつでも注文が入るのがネットショップの良いところなので、

「店舗改装中」にするのは怖いです。

「閉めていなければ、その間に大型の注文が入っていたかもしれない」

などと考えてしまいますよね。


その気持ちは痛い程分かるのですが、

目の前の利益のために他のお客様を不幸な目に合わせるわけにもいきません。

恐れずに「店舗改装中」にして、丁寧に棚卸を行いましょう。


例えば月1回でもいいので、

前もって「店舗改装中」にする時間、または日を決めます。


このあたりは商品点数によっても変わりますし、

トラブルが起きた場合の対処の時間も必要なので、

1日まるまる「店舗改装日」を用意したほうが無難です。


月1であれば、毎月何日とか何週目の何曜日とかを決めておいて、

前もってサイト上やメルマガ、ブログなどで告知をしておきましょう。


事前告知さえしておけば、機会損失のダメージも最小限で抑えられます。

むしろ積極的に告知をかけて、前日まで2日分売上ればいいです。


それでも納得いかない方は、

「そもそも月の日数が1日少なかったんだ」

とあきらめて、

1日少ない営業日でどうやって売り上げを上げていくかを考えてください。


そもそもウジウジと

「売れたかもしれないのに・・・閉めるの怖い・・・」

って考えてる店舗なんて、マインドに問題ありなのでどうせ何やっても売れません!



ということで今すぐ棚卸の日取りを決めて、告知して、

その日に備えてください。


多分、在庫ズレてますよ。





それではまた次回。








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【ECハウツー】在庫の有無は必ず表示しよう





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今日は「在庫の有無は必ず表示しよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


モールでも自社ECサイトでも、

だいたい在庫の有無を表示させる機能はあると思います。


詳細な在庫数を表示させるかどうかは臨機応変で良いと思いますが、

(例えば在庫数が1になったらそれはもう在庫数表示したほうが良いと思います)

在庫が「あるのか」「ないのか」については必ず明示しましょう。


「在庫があると思って買ったのに届かない」

などのトラブルが発生することがあります。

誰も得しないトラブルですのでこれは避けましょう。


また前の記事でも書きましたが取り寄せ対応で在庫なしの場合、

その旨を明示すること。

わかりやすく記載してないと明示にはならないですよ。


ネットショップは「これでよし」と思っても説明が不十分だったり、

お客様の目に触れてない注意事項などがあるので、

受注確認メールなどにも注意事項を記載するなど、

特に在庫有無や出荷予定日などについてはしつこいぐらいに通知しましょう。



またリアル店舗とネットショップを両方展開している場合

「在庫」の扱い方については、

・リアル店舗とネットショップで在庫連動させる方法

・リアル店舗とネットショップで在庫を分ける方法

があるかと思います。


これについては管理しやすい方法で行えばよいと思いますが、

どちらにもデメリットがあるので注意しましょう。


在庫連動の場合のデメリットは、

必ずしも正確に在庫が連動せず、売り越しが発生する可能性が高い

という点です。

在庫の無駄を省けるというメリットはありますが、

システムを導入しても在庫数はズレると思っておいてください。


なぜズレるかと言うと、

「ネットショップの受注処理のタイミングと店舗で商品が売れるタイミングが合わない」

からです。当然です。


ですのでこの場合は

・売り場に陳列する数を少なめにして「どちらの店で売れてもOK」な在庫を倉庫に残しておく

・売り場の商品はすべてサンプルにして、実在庫はすべて倉庫で管理する

・頻繁に売り場の陳列在庫を確認する

などの対応が必要です。



在庫を分ける場合のデメリットは、

単純に仕入れの量が増える

という点です。


どちらの店舗にも在庫が必要になるので、

同一商品を最低2個、在庫しなければいけません。

これは資金がないと難しいです。

元々大量に在庫をもっているメーカー直営店であれば特に問題なく出来そうですが、

小売店には金銭的に厳しいところもあるでしょう。


うまく取り寄せ対応を使って、

店舗で一定期間売れなかったものをネット在庫に回す、

ネットで一定期間売れなかったものをリアル在庫に回す、

というような感じで在庫を分けたり、


試奏が必要な楽器類であればネットショップのほうはすべて取り寄せにしてしまうとか、

そういう対応にしても良いかもしれません。


これはもう向き不向きがあるので、管理しやすい方法でやるしかないですね。


リアル店舗を持たずにネットショップを複数持っている場合の在庫管理については、

そういうシステムが結構あるのでそれを使って連動管理すれば良いかと思います。

「多店舗 運営」などで検索すればいっぱい出てきます。


また、ちょっと話がそれますが、

最近はネットも受け取り方法の選択肢が多いほうが歓迎される傾向にあるので、

リアル店舗があればネット注文の品を取り置きして

「店舗受け取り」という選択肢を用意してみるのも有効な手です。





それではまた次回。








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【ECハウツー】何を仕入れるべきか、何を仕入れないべきか





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ブログ内容を分かりやすくしようってことで
ブログタイトルを

「クラシック音楽 Web振興コンサルタント 梅本周平のブログ」
から
「クラシック・ミュージック販促会議」

に変更しました。
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今日は「何を仕入れるべきか、何を仕入れないべきか」

というテーマで書いてみたいと思います。


基本的にECサイトでは商品ページがナンボでも作れます。

そういう意味ではサイト上では在庫スペースなんて気にしなくていいので、

ついついあれもこれもと商品登録を増やしたくなったりします。


ですが、実際に売るためには当然、在庫だろうと客注だろうと仕入れが必要です。

取り寄せの客注よりも在庫しておいたほうが売れる可能性が高い商品もあります。


商品登録を増やす、つまり取扱商品を増やすということは、

それだけ仕入れのリスクが高まるということになります。


バイヤーさんは、無駄な仕入れを増やし過ぎないように、

さばく方法を先に考えておくこと

が必要です。


仕入れるからには支払いがあるわけですが、

締め支払いのタームの間にさばく自信がない商品は、

初めのうちは客注取り寄せ対応にすることも検討しましょう。


リアル店舗だと取り寄せ商品は商品がないので存在をお客様に伝えるのが難しいですが、

ECサイトでは取り寄せ商品でも個別に商品ページを作れるので、

お客様に商品を伝えることは出来ますし、

注文を受け付けることも出来ます。


取り寄せ商品のページ作成上の注意点としては、

・取り寄せ商品であることを明記する

・納期を明記する

ことです。


これをやっておかないと後々トラブルになる可能性があります。

お客様の問い合わせ受付担当者のところにクレームが行きますので、

事前にトラブルリスクを減らしておいてあげてください。


自分が兼任してる場合でも、会社の信用を落としてしまうので、

やっぱり注意しておきましょう。


新しく取り扱う商品を在庫として仕入れるか、

それとも客注取り寄せとしてページだけ用意するか、

の判断基準は難しいところですが、

感覚とデータを併用しましょう。


感覚や好みだけに頼ってもダメですし、

データだけでもダメです。


感覚的には通常在庫でGOなんだけど

過去の類似商品のデータを見る限りさばくまでに何か月もかかりそう、

ってやつは取り寄せにしたり、


逆に感覚的には取り寄せでいいやなんだけど、

データを見たら在庫しておかないと意味がない可能性が高い場合は、

再少数で在庫してみるのも良いでしょう。



いずれにしても、

得意分野や独自商品にリソースを割くのが最も売りやすいので、

通常在庫にしろ取り寄せにしろ、

商品の取り扱いを始める際にはまず

・お店として得意にしている分野のものか

・競合他店の状況

を見極めることが必要です。






それではまた次回。








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2016年6月19日日曜日

【ECハウツー】ネットショップの商圏は日本全国であることを再認識しよう






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「ネットショップの商圏は日本全国であることを再認識しよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


ネットショップとはいえ事務所はどこかにあるわけで、

ついつい事務所のある地域を基準に物事を考えがちです。


ですがネットショップの商圏は日本全国で、

お客様も日本全国にいらっしゃいますから、

そのあたりをよくよく考えて販促の設計をしなければいけません。


例えば楽天などで「あす楽」というサービスのようなものがあります。

「明日には届きますよ」っていうスピーディーな納期であることを知らせる機能ですが、

これを全国で設定してしまうと、

「あす楽なのに届かなかった」というトラブルが発生します。


もちろんお客様にもご迷惑がかかってしまいます。


出荷するエリアから、

「受注後いつまでに出荷できるのか」

「対象の地域には出荷後いつ届くのか」

といった納期情報についてはちょっと余裕を持っておいた方が良いでしょう。


同じ県内でも交通の便が悪い地域だと1日遅れるかもしれませんし、

離島だとまず遅れると思った方が良いでしょう。


また配送料についても安易に全国一律、または送料無料のラインを低くすると、

送料で大ダメージを食らいますので、

競合他店より安くしたい気持ちもわかりますが、

メーカー直営店でもない限りは送料はしっかり頂いたほうが良いでしょう。


その分カバーしたいのであれば、

サービスや納期などでカバーをされたらよろしいかと思います。

例えば配送に関して言えば、複数の配送業者から選べるとかそういう感じです。

地域によってはY社が良い、いやS社の方が良い、など色々あります。



また、商圏は日本だけでなく世界にも広がっています。


モールによってはシステム的に対応していなかったりもしますが、

例えば楽天であれば申し込めば海外販売用のサイトを作成することが可能です。


自社システムのサイトであれば送料も自動計算できるようにしておけば、

処理もさほど煩雑にはならないでしょう。


取扱商品によっては海外への輸出販売を行うことも検討しましょう。




それではまた次回。








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2016年6月17日金曜日

【ECハウツー】ブログやメルマガを書くのに特別な才能は必要ない。書け!






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「ブログやメルマガを書くのに特別な才能は必要ない。書け!」

というテーマで書いてみたいと思います。


前回は「ファンを増やしましょう」という内容で、

ブログについても少し触れました。


今日はファンを作るための大事なツールの一つ、

ブログとメルマガ、これについて書いてみます。


ネットショップのファンを作るためにSNSやブログ、メルマガなどで情報発信を行うことは必須の時代です。


こういったテキストを書く際に考えてしまいがちなことが

「文章力が必要なんじゃないの?無理無理」

ということなのですが、

そう考えている人は「お客様のことを考えていない」ことを自覚してください。


お客様がお店に求めるのは情報であり、文章力ではありません。

また情報さえ記載されていれば、面白おかしく文章を書く必要も全くありません。

読んでて面白いブログやメルマガなんて、昨今ではありふれているので、

自分で「俺は文章力がある!読ませることが出来る!」なんて思ってても上には上がいるものです。

そんなところを目指していても、まあ読まれません。


とはいえ不安だと思いますが、

アクセス解析をしていれば、

書き続けていくうちに、あなたのお店または書き手によっての
「反応が出やすい文章や構成のパターン」ってのが見えてくるので、

とにかく始めてしまうことです。

歩き始めないことには進まない、ということですね。


そして始めたら長期戦を覚悟しておくこと。

すぐに効果が出るに越したことはないですが、まずそんなもんはラッキーパンチだと思っておきましょう。

コンテンツが溜まっていけば、昔に書いた記事からアクセスがあったりします。

ブログを毎日書けるとも限らないし、メルマガだったら週1回打てば十分な場合もあります。

とにかく続けることが大事です。


では何を書けば良いのでしょうか?

アクロバティックな内容でも良いのですが、

まずは基本を押さえておきましょう。


基本、それは

「お客様が知りたい内容を書く」

これに尽きます。


「お客様が知りたい内容」とは何か?

それはお店によってことなりますので、

既存のお客様、新規のお客様、いずれにせよ、

「どんなお客様にファンになってもらいたいのか」

「ターゲット顧客はどんなことに悩んでいるのか」

を考えてみてください。


情報は、役に立たなければただのノイズです。


まずは、お店に蓄積されたノウハウの中から、

「役に立つ情報を書く」ことから始めてみてはいかがでしょうか。


例えば

 ・楽器選びのポイント
 
 ・上達のコツ、練習のコツ
 
 ・楽器のセルフメンテナンス法
 
 ・選曲のコツ
 
 ・サイトの便利な使い方

などです。


他にはお客様にお店や商品を知ってもらうため(これも求められる情報です)、

 
 ・商品開発/販促の裏話
 
 ・スタッフから見た商品の特徴やウリ、またデメリット
 
 ・スタッフの仕事上での失敗体験

 ・お客様からのご要望とそれに対応してサービスを改善した記録
 
 ・スタッフ紹介
 
 ・作業の工程を公開

 
などが挙げられます。

リアル店舗じゃなくても中の様子は見せるべきです。


また動画や写真を多用するなどすれば、

文章量は少なくて済む上に、より伝わりやすくなるので一石二鳥です。


その他、最近の動向としては、

「企業哲学がなければ人の心は動かすことが出来ない」

といった傾向も見られます。

ソリューション(解決法)を提供するだけでなく、文化や思想があること。


 ・お店を通じて社会にどう貢献していきたいのか?

 ・そのためにどんな取り組みをしているのか?


そういったことも発信していきましょう。


またこのブログはクラシック関連の方が読んでいると思いますので、

お店の方でも個人の方でも良いですが、

なるべく多く演奏会に行って、ブログなどで報告しておくと、

少し安心感や親近感を積めるかもしれません。



ブログ・メルマガ以外のツールとブログ・メルマガを組み合わせて使うのであれば、

やはり日本でいえばYouTubeやFacebook、Twitter、LINE@あたりが強いでしょうか。

上述したように社内の様子や作業工程の動画をYouTubeに投稿して、

それをSNSやブログ・メルマガで紹介するとかですね。

店長の商品レビューなんかも動画でやったほうがファンが付きやすいかもしれません。


将来的には広報担当を作ってSNS・ブログ・メルマガ、動画、

さらには新サービスにも柔軟に対応したいところです。



信頼を築くのには時間がかかりますが、崩れるときは一瞬です。

一度に大きな信頼を得るような記事なんてものはなかなか生まれません。


上述のような内容を、細かく刻んで、ひとつひとつ丁寧に伝えていく。

お客様を大事にして、少しずつ不安を取り除いていく。

その積み重ねなんだろうなと思います。


大切なのは実行努力をすることで、文章力の有無なんてものは気にしなくて良いのです。


以前に書いた記事も参考にしてみてください。

▼メルマガの書き方
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/blog-post_25.html

▼お役立ちコンテンツを作成しよう
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/03/blog-post_15.html

▼団員やスタッフ個々人をPRしてみよう
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/03/pr.html

▼コンテンツマーケティングに挑戦
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/blog-post_29.html



それではまた次回。








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2016年6月16日木曜日

【書籍紹介】WIRED(ワイアード)Vol.23「いい会社」を買ってみました






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


今回は閑話休題ということで昨日買った雑誌がとてもよかったので紹介します。


WIRED(ワイアード)という面白い雑誌があるのですが、

今回の号のテーマは「いい会社」


内容はおおまかにこんな感じです。


■特集「GOOD COMPANY いい会社 ビジネスとミッションは両立できる! 」
◆いい会社・その条件 鎌倉投信・新井和宏と訪ねた7つの会社
◆B-Corpという挑戦 ミッションは「利益」に優先するのか?
◆未来の「いい暮らし」をつくる グッドライフ・カンパニー 15
◆ファミリービジネスは未来を恐れない
◆ぼくらの「会社」論
◆Androidの生みの親がつくる「会社を超える会社」
◆つながりはマネできない シャオミ流3つのエコシステム
◆濱口秀司の「美しいビジネス」
◆ベスタクス創業者 椎野秀聰のものづくり
◆ビジネスのドライヴ|並木裕太
◆法人の進化史 アメリカを動かす「身体としての会社」|池田純一 


その他読み応えのある記事が満載で読みふけってしまいました。

「会社を良くしたい」

「気持ちよく仕事したい」

と思うなら、

経営者だけでなく会社や商売に関わるすべての人に読んでいただきたいですね。




その他、以前に読んだこんな本も、合わせて読むと面白いと思いますのでリンク貼っておきます。















それではまた次回。








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【ECハウツー】「信頼性」でファンを生み出さないと売り上げは伸びない





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「「信頼性」でファンを生み出さないと売り上げは伸びない」

というテーマで書いてみたいと思います。


前回も書きましたがネットショップの数は多いです。

クラシック音楽業界でも多すぎるくらいに多いです。

特にヤフーショッピングが出店無料にしたのでモールへの出店も相次いでいるでしょう。


そんな中で注文を取り、売上を上げ、上がった売上を維持するために最も必要なものは、

「お店のファン」と「信頼性」です。


お店のファンになってもらうためには「信頼性」が必要で、

ファンで居続けてもらうためにも「信頼性」が必要となります。


では対面出来ない(ここ忘れてはいけませんよ)ECサイトで、

どうやって信頼を勝ち取っていくのか?


色々あるでしょうが、サルでもわかるいくつかのポイントがありますので紹介しましょう。


・文責の明示

 商品レビューやブログ・メルマガなどを書く際に、「お店が書く」ってことはありえないわけです。
 「お店の誰かが書いて」「誰かが決裁している/管理している」わけです。

 担当者が頻繁に入れ替わるから、とか、離職率が高いから、とか、
 特定の人物に人気が出て客を持ち逃げ独立されたら嫌だから、とか、
 
 自分が管理職だけど部下が勝手に書いたことだから俺には責任がないとか、
 
 そんな理由で責任者をハッキリさせずに文章を書き逃げするパターンが多いかと思いますが、
 
 だからこそ「文責の明示」は高い信頼を得ることが出来ます。
 
 会社が責任を持つのであれば社名・店名でも構わないと思いますが、

 そんなのは当然のことなので、出来れば誰が書いたか明記したほうが効果はあるでしょう。


・担当者の明示

 上記ともかぶりますが、例えば楽器のリペアや商品の仕入れなどの担当者は誰なのか、
 出荷・梱包スタッフは誰なのかなど、細かく担当者を「写真付きで」紹介しておけば、
 
 「顔が見えないはずのネットショップで顔が見える」ことで安心感が生まれます。
 
 これはブログなどでも使える手ですが、ブログについては次回あらためて書きます。


・商品状態の管理

 店頭で買うならともかく、ネットで新品の商品を買う場合、

 「美品で当然」という意識があります。
 
 CDのオビやジャケット、楽譜などは日光で色あせするので、
 倉庫など日光が入らないところに保管します。
 
 CDでしたら段ボールに入れておいてもOK。
 
 また倉庫で保管する場合、湿度が高いと特に楽譜や書籍はカビがはえる可能性もあるので、
 袋に入れて保管しておくと良いでしょう。
 
 その他、キズやスレなどが出ないように万全の体制で商品状態を良好に保ちましょう。
 
 中にはそういった対策を何もしないで汚い商品を送り付けてくるお店もあるので、
 
 効果は地味ですが差別化も図れます。


・素早く、かつ相手の意図を理解した対応

 今はとにかくスピードが命です。
 
 受注処理・出荷処理はもちろん、それに付随する
 
 受注確認メールの送信、入金確認メールの送信、発送通知メールの送信も、
 
 「もう処理してくれたんだ、早い!」と思わせるくらいの速さで処理しましょう。
 
 また備考欄に記載の内容を正確に理解できない場合は必ず連絡を入れ、
 間違いが起きないようにします。
 
 お問い合わせへの対応も同様に迅速に行います。
 
 電話応対であればその場で話が終わるのですが、メールでのやり取りは厄介です。
 
 問い合わせ内容を正確に把握し、
 なおかつやり取りの回数が少なくて済むような内容で返信しましょう。
 
 またすぐには回答できないお問い合わせが入った場合は、
 
 「お調べいたしますので今しばらくお待ち下さい」という形で、

 まずは「お問い合わせ受理しましたよ」という旨をすぐに返信してあげましょう。
 
 「不安」は「信頼」の敵です。


・アフターフォロー
 
 お客様をただの数字でしか見ていない人は、お客様とコンタクトを取ることを極端に嫌がります。
 
 もちろんそれではファンは生まれません。
 
 ご注文いただいたお客様には、必ず商品到着後1週間以内の頃合いで、
 
 「その後いかがですか?不具合などございませんでしたか?」
 
 とアフターフォローのメールを入れましょう。
 
 そこで問題が見つかり、それがそのお客様特有のものではなく、
 
 商品管理や出荷などに関わる問題であれば、すぐに対応策を練ることも出来ます。
 
 お客様の声はアンケートやレビューだけに頼らず、自分から積極的に拾っていきましょう。




基本はこのような感じになります。


最近はお店が多いために価格や商品だけでなく「この会社から買いたい」という基準もあります。


関心が高まっている「会社の公益性」についてもサイト上やブログなどで紹介したりすると良いでしょうね。







それではまた次回。








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2016年6月13日月曜日

【ECハウツー】マニアックな店?スケールメリットのある店?方向性を決めよう






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


前回まではリアル店舗について書いてきましたが、

今日からは【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業

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今日は「マニアックな店?スケールメリットのある店?方向性を決めよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


ECサイト(ネットショップ)は今や数多く、

どのサイトに行っても取扱商品があまり変わらないことも多いです。


クラシック業界でも似たような感じのことは起きているかと思いますが、

それでもどちらかというと専門性の高いお店が多いような気がします。

ただ、それでも「何でも扱っているお店」、例えばAmazonに行けば、

御社取扱商品もズラッと並んでいるかもしれません。


まあamazonについては後々書きますが対抗しようと思わない方が良いでしょう。


いずれにせよ必要になってくるのがお店のコンセプトになります。


だいたいのお店はどれも「専門店」というくくりになるので、

取扱商品ひとつとっても、

 ・日本ではなかなか手に入らない商品しか置かないマニア向けの店
 
 ・日本で入手可能なものはすべて商品登録されているお店

など、かなり「ふり幅」を激しく設定できます。


演奏団体であれば団体のオリジナルグッズなど

「日本でも他では手に入らない商品」

を揃えることが出来ます。

そのラインナップに他社商品を加えるかどうかはコンセプト次第です。


「誰に」「何を」売りたいお店なのかをコンセプトとしてハッキリさせましょう。


競合店を調査したうえで自店のコンセプトを変更しても構いません。

少なくとも競合店よりも御社で買うメリットや安心感がなければ、なかなか難しいですよね。


新しい試みをした場合、なかなかすぐに結果が出ないことが多いです。

少なくとも形になるまで3ヶ月はかかると思って色々な指標を設定して様子を見ておきましょう。







それではまた次回。








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2016年6月10日金曜日

【頑張れリアル店舗】ネット販売をしてみよう






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【頑張れリアル店舗】をテーマに書いています。

このテーマではこの記事が最終回です。


これまで人材や在庫・マーケティングなどのお話を書いてきましたが、

前回の記事でようやくウェブまでたどり着きました。

ざっくり要約すると「ビビらずにネットを活用しましょうね」って話でしたが、


今日は「ネット販売をしてみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


さてお店の公式サイトからリアル店舗への誘導ももちろん大事なのですが、

(これは前回のお話でした)

いつまでも「ネットに客を取られている!プンスカプン!」と怒っていてもしょうがないです。

それは他社の戦術であって御社にはどうしようも手出しできないところですからね。

それよりも「ネットに客を取られている」と思うのであれば、

その戦場に自分たちも乗り込んでみたらどうですか、というお話です。


現状、実店舗はどんどん閉店に追い込まれていますが、

ネットショップの売上は伸びています。


これは単純に「ネットがリアル店舗をつぶした」と言う話ではないことは、

このブログをお読みいただいている方ならもう気づいているはずです。

販売チャネルを増やすことで実店舗のほうも自由に動く予算が取りやすくなります。

結局、工夫したもの勝ちということです。

業績不振を他人のせいにしている会社はネットがどうとか関係なく潰れるだけでしょう。


さてではネット販売、どうやるか。

ネット販売は、楽天やヤフーなどのモールに出店するのであれば、

少ない元手ですぐにお店を構えられるというメリットがあります。

商圏も日本全国、または世界中まで広がります。

受注管理等の機能も充実しています。


独立型でシステム開発を外注する場合は開発費用かなり高額になるのと、

メンテナンスが追いつかないと思うので、

詳しくないのであれば最初はモールに出店するのが良いでしょう。


出来れば楽天・ヤフー・amazonあたりで多店舗展開するのが望ましいですが、

まずは使いやすそうなところを選べば良いと思います。


 人が多いけど競合(しかも強い店舗)も多いのは楽天

 人はまだ楽天ほどではないけど出店コストが安いのはヤフー

 人は多いけど自由度がほとんどないのがamazon


という感じでそれぞれ特徴があります。

ただしヤフーは、モール全体の売り上げはまだ楽天に追いついていないと思いますが、

出店数だけは10倍くらいあります。(出店無料だからですね)

トップページを作ったり自分たちで色々しかけたいのであれば楽天かヤフーですね。

将来的にはヤフーにも人が増えるでしょうが競合も力をつけてくるでしょう。

悩ましいところではありますが、

どれくらいのスパンで軌道に乗せたいのか、

初期投資出来るかどうか、

などを考えて選ぶしかないですね。


デメリットとしては、ネットショップに求められるものもだいぶ変わってきていますので、

取扱商品量や年間目標によっては専任の担当が数人必要なこと(人件費)や、

面と向かっては絶対に言えないような文体でクレームが来ることがある(メンタル死ぬ)とか、

今はとにかくスピード命なので即日発送出来るように出荷も手を抜けない(作業量の増加)とか、

受取人不在が続いて運送会社の保管期限を過ぎて商品が戻ってくる(送料負担の増加)とか、

そんなところです。

人件費以外のところではそんなに頻繁に問題は起こらないですが、間違った対応をしたら

「あの店はダメだ」っていう噂もすぐに広まってしまいます。


また大体の場合、何かしら従量課金が発生します。

・販売手数料

・アフィリエイト原資

・ポイント原資

などです。

そのため利率が数パーセント落ちます。

決済の多くはクレジット決済なので、クレジット決済手数料も取られます。


運用にあたっては当初はページ作成、受注処理や問い合わせ対応に1~2人、

出荷はお店のスタッフも入れて皆で手分けして、

ってのが現実的なところでしょうか。


在庫は実店舗と同じ商品を売るのであれば在庫連動させるように

何かしらのソフトやサービスを利用したほうが良いかと思います。

個人的なオススメはネクストエンジンです。


さてネットショップも、前回の話と同様、

まずはお店を知らせてお客様と良い関係を築くことが重要なのですが、

要は顔が見えない、実物が見えない分、信頼でモノを買うことになるので、

そこは手抜きをしないようにしなければいけません。


すでに実店舗のブログがあるのであれば、

そこにネットショップの商品ページのリンクを貼ったりすれば、

すでにファンになっている方がネットで買ってくれる可能性も高まります。


逆にネットショップから店舗ブログにリンクを貼るのも良いでしょう。

また楽天であれば、別途ブログ機能が付いていますので、

楽天店独自のブログをそちらで運用するという手もあります。


気を付けなければいけないのは価格です。

同じ商品を実店舗とネットショップで違う価格で出していると色々と厄介なことが起こります。

理由を問い詰めてくる人もいますし、

何かセコイことしてんじゃないか、と疑わしい目で見られることにもつながります。


もし同じ会社内で差別化を図るのであれば、

ポイントや送料などのメリット部分で差をつけるか、

出品する商品を実店舗とネットショップで完全に分けてしまうかですね。


このあたりはそもそものネットショップのコンセプトをどうするか、

などという話になるのですが、

そういった細かいネットショップ運営の話を

次回から【ECハウツー】というテーマで展開していきます。


一見、ネットショップは面倒なようにも見えますが、

正しく運営していれば売上増につながります。


ネットとリアルの融合は今とても重要な課題なのです。



それではまた次回。








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2016年6月7日火曜日

【頑張れリアル店舗】「ネットは苦手」などと言っている場合ではない




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【頑張れリアル店舗】をテーマに書いています。

これまで人材や在庫・マーケティングなどのお話を書いてきましたが、

ようやくウェブまでたどり着きました!


今日は「「ネットは苦手」などと言っている場合ではない」

というテーマで書いてみたいと思います。


リアルのほうでは様々な改善を行ってきたあなたのお店。

おそらくホームページも開設しているでしょう。


(もしくはホームページはないけどSNSアカウントを持っている、とか)


ですが、中には「ネットはどうも好かん」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

特に年代が上の方ですとそういう傾向があります。


それではお店の中をよく観察してみましょう。


お客様が来店されました。お二人様です。

楽器を見ているようですね。

あなたは声をかけるタイミングを計っています。


おっと!?一人がスマホを取り出しましたね。

そして展示されている楽器のどうやらあれは型番でしょうか、

あれをもう一人がのぞき込んでスマホのお客様に伝えています。

どうやら検索窓に打ち込んで色々と探している様子ですね。


一言二言声を交わしたのち、あなたの視線を避けるようにお二人様はスッとお店から出て行ってしまいました。


こういう光景、よく家電量販店で見かけるのですが、

あなたのお店はいかがでしょうか。



これはいわゆる「ショールーミング」と呼ばれるものです。

リアル店舗に足を運んで実物を見て、

ネットで他店の価格や特典などを見て天秤にかけています。



今はCDなどのソフトや楽譜だけでなく、

楽器ですらネットで買える時代です。


クラシック関係のお店でもショールーミングが行われるのは、

まあ必然の流れと言えますね。



ですが、これでは困ってしまいます。

お客様は来るけど、商品が売れない。


なんでかなー、とあなたは頭を悩ませます。

もっとグイグイ接客すれば良いのかしら。

もっと値下げしないといけないのかしら。

違うんですよね。



自分もショールーミングをやったことがある方なら、

まずそのお店と自分の間に

「特筆すべきこれといった関係性が出来ていない」

っていう感じ、なんとなくお分かりになりますでしょうか。


「このお店のことなんて特に大事に思ってないし思い入れもない」

っていうことです。


お客様とあなたのお店に良い関係が築けていないというわけですね。



そこで老害はこういうわけです。

「最近はなんでもネットだなんだって・・・昔はなあ・・・」

ってどうでもええわー!って話ですよね。


いかに利益を出すかってのは自分たちの給料に関わる話なので。


逆に考えれば、他店でショールーミングしているお客様が、

自分のお店のサイトを見て「こっちの店のほうがいいんじゃね?」

となる場合があるわけです。


ですからお店のサイトってのはしっかり作っておくべきなんですね。



まあ今回は

「他店でショールーミングしているお客様を奪うためのサイト」

を作るのが目的ではないので、


まずそもそも何でお店のサイトをしっかり作りこまなければいけないのか、

何のためにやるべきなのか、考えてみましょう。


最近は、リアル店舗とネットをいかに結び付けるかってのが店舗の課題です。


アプリを出すチェーン店とかはそういう感じですよね。

スマホの画面を見せたら10%オフになるとかそういう。


ただ地域密着の小さなお店ではチェーン店の真似はあまり意味がない。


お店のサイトのデザインやコンテンツを考える際に、

まずはお客様を知ることが大事です。


新規立ち上げの会社でもない限り、これまでにお客様はいたでしょう。

(いなかったら潰れちゃってますからね)


もしそのお客様が再来店されたら、

または以前のお客様の連絡先が分かっていたら、

口頭やハガキでアンケートを取ってみることです。


ハガキの場合はついでに再来店を促すために、

「ご持参いただいたら割引」などの特典をつけてもいいでしょう。

つけなくても良いです。

もちろん郵送料はお店で負担してくださいね。



お客様はなぜあなたのお店で買ってくれたのでしょうか?


楽器であれば

「選定品が多かった」

「他にはない消耗品のブランドを取り扱っていた」

「たくさん相談にのってくれて一日中、納得いくまで試奏させてくれた」

など。


ソフトであれば

「どのCDを買えばいいのか迷っていた時に色々教えてくれた」

「どの教材が自分に合っているのか教えてくれた」

「手作りのPOPに惹かれた」

などなど。


そういったことをまずは知りましょう。なぜ買ってくれたのか。


そして、それを強みとして、お店のサイトで知らせます。


あくまでもお客様に「お店のことを知ってもらう」サイト作りを意識してみましょう。

強みは品揃えなのか、商品セレクトの質なのか、サービスなのか。


そして最も重要なのは「お店のコンセプト」を知らせることです。


この2つの点を押さえておけば、新規のお客様にも安心してご来店いただけます。



また音楽は今やネットで手軽に聴けるようになっていますが、

そこを逆手に取るのも手でしょう。


例えばプロの奏者に楽器の選定をお願いする場合などは、

同時に1曲小品の演奏をお願いし、動画を収録してみましょう。


それをサイト上にアップします。

もちろん店頭でも流します。


実際にどんな人が選定をして、どんな音が出るのか?

これは結構お客様に響きそうです。



選定品でなくても、スタッフの中にその楽器が出来る人がいれば、

楽器の使い方やメンテナンスの仕方などの動画を撮影してみるのも良いでしょう。


お店のスタッフへの信頼感が出るかもしれません。



その他、出来ればぜひブログをやってください。


ネットは敵ではありません。

お客様と仲良くなれる便利なツールです。


もちろん使い方を誤れば悲惨なことになりますが、

お客様のために働いているあなたのお店なら大丈夫。



ブログとなると身構えてしまう人もいるかもしれません。


「何か有益なことを書かなければいけないのでは」

「何か面白いことを言わないといけないのでは」


大丈夫です。読者はそんなことはあまり期待していないと思います。


読者がブログを通して見たいのは「人」なんです。

そのあたりは、リアルもネットも同じだと思います。


リアルでなかなかお会いできない方へ、ブログを書く。

お店でお客様に話しかけるような内容を書けばいいです。



ただし、


 ・他社や他人の悪口、噂話、業界批判

 ・はなにつく自慢話

 ・政治・宗教の話

 ・食べ物の話(好き嫌いがあるので)

 ・他社および業界(他社が関わる)の裏話


などは書くべきではないでしょう。

個人のブログではないですからね。


あくまでも「ファン」を増やすための

お店のサイトであり、ブログであることを意識しましょう。


ファンを増やすことが、結果的に売り上げの増加につながっていくのです。



サイトのデザインの仕方や種々の編集チェックについてはこちらの過去記事も参照ください。

演奏団体などに向けた記事ですが。

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公式サイトのチェック(1)わかりやすいデザインかどうか
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/1.html


公式サイトのチェック(2)スマホ対応
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/2.html


公式サイトのチェック(3)ブランディングを意識したデザイン
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/3.html


公式サイトのチェック(4)伝えたい情報と知りたい情報は違うかもしれない
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/4.html


公式サイトのチェック(5)トップページはあまり見られていない?アクセス解析をしよう
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/5.html


公式サイトのチェック(6)SEO対策
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/6seo.html


公式サイトのチェック(7)動画の活用
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/7.html


公式サイトのチェック(8)SNSへの導線
http://pr-classic.blogspot.jp/2016/02/8sns.html


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最近はオシャレな感じのサイトが多いので、

デザインは外注しても良いのですが、

webマーケティングなんて知るか、というデザイン会社や個人事業主もおられるので、

下記の点に注意してください。


1. レイアウトやコンテンツの配置は自分たちで決めてから発注すること。

2. 納品後にお店のスタッフでも更新・編集できるように作ってもらうこと。

3. 作成した画像はJPGやGIFだけではなくAIやPNGなど、編集可能な状態のものも納品してもらうこと。


以上です。


ぜひネットを毛嫌いせず、活用してみましょう。

サイトが出来上がったら(リニューアルしたら)、

SNSで情報を伝えたりするのも忘れずに。



それではまた次回。








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2016年5月30日月曜日

【頑張れリアル店舗】言うは易く行うは難し?「新しい切り口」






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【頑張れリアル店舗】をテーマに書いています。

最終的にはこのブログらしくウェブまで持っていきますのでご安心ください。


今日は「言うは易く行うは難し?「新しい切り口」」

というテーマで書いてみたいと思います。


それなりの経営者の方であれば、

この状況、スタッフに「何か新しい切り口で展開できないか考えなさい」

くらいの指示は出しているかと思います。


僕も「えーその発想はなかったわー!」

と思えるような、

斬新な切り口で話題をかっさらうようなお店が出てほしいなあと思っています。


とはいうものの、そんな簡単に新しい切り口なんて出てきませんよね。

出てきたら苦労しません。

新しいからこそ未来も見えにくく、シミュレーションしづらいからです。


そうはいっても取り組んでみないことには始まりません。

やってみないと何が課題かもわからないですからね。

でも経営者にその理屈は通用しないので、

ある程度他業種での成功例などのデータを引っ張り出してこないといけないですね。


取り急ぎまず新しい切り口はどこから考えていくかですが、

・客層

・取扱商品

・サービス

あたりが新しい切り口を考える際のポイントになってきます。

「誰に何を」

ってところですね。


よく「需要」って言葉を聞くと思いますし使うこともあると思います。

需要ってのはお客様サイドの言葉ですが、(反対は供給ですね)

もっと分かりやすい言葉に置き換えると「欲求」に近いです。


欲求には顕在欲求と潜在欲求ってのがあって

顕在ってのは表に表れているってことですからお客様も認識している欲求になります。

潜在ってのはお客様も気づいていない、意識していない状態です。


顕在欲求、ビジネスの場では顕在ニーズ・顕在需要って言葉になりますが、

これは他社もチェックしています。見えてますからね。

「こういう○○あったらいいなあ」という声が表に出ていますから。


もちろんそれも追いかけるべきなのですが、

新しさを求めるのであれば潜在欲求をいかにつかむかが重要になってきます。


潜在欲求を潜在欲求たらしめているものの最たるものは「習慣・慣例」です。

「こういうものだから」と当たり前のように受け止めているけど、

実はそれをクリア出来るものがあれば嬉しい。意識はしていないけど。

潜在欲求の掘り起し=金脈の発見です。


分かりやすい例で言うと、この辺に強いのがユニクロですね。

古くはフリース、ライトダウンなど様々なヒット商品を連発してきましたが、

上記のような商品の場合、それまでは

「暖かいアウター」=「重い」

が当たり前だったのではないでしょうか。

当たり前だから、誰も疑問を持たない。


この場合の潜在欲求は「重くなければもっといい」ってことになります。

そこに「軽くて暖かい」アウターが登場したわけです。

しかも安い。圧倒的に安いわけです。飛びつきますよね。


潜在欲求(または潜在ニーズ)を探るには、

ターゲットした顧客が持っている、現状への

・不満

・不安

・怖れ

を洗い出し、未来に対する

・こうなりたい(どうなりたいか)

をさらに考えてみることでだいぶ探ることが出来ます。


このあたりは、それまで「子供の食べ物」だった「アイス」を

「大人の食べ物」に変えたハーゲンダッツも凄いです。


その他、最近売り上げが伸びていて

牛丼チェーン一人勝ちと言われているような「すき家」。


ここは、それまで「牛丼チェーンと言えば小汚い男性がガッツガツ早食いしてる店」

みたいな印象(実際にターゲットも時間のない勤労男性だったでしょう)の

牛丼屋を「ファミリー層のためのお店」としてアプローチを変えたところが強いんだと思います。


特に女性や子供は入りづらかった牛丼屋も、彼らにも「自分も食べてみたい」というニーズはあったわけです。


ユニクロの場合は商品、すき家の場合は顧客からの新しい切り口になります。


最近(でもないですが)SNS時代をうまく利用しているのはスタバですよね。

まず顧客切り口で、それまでオッサンがたむろしていてタバコ臭かったコーヒーチェーンを、

女性向けに開放したという凄さがありますが、

さらに今ではスタバのカップに書かれたメッセージの投稿をSNSで見ない日はないですよね。

これはサービスからの切り口になるかと思います。

女性も気軽に入ってくつろげる場として機能しているけれども、

ただいつもなんちゃらマッキャート飲んで喋っているだけでは物足りない。

メッセージを付けることでささやかな感動や驚きを引き起こすとともに、

「この充実っぷりをSNSに投稿したいいいいい」という心理をも突いているわけです。

凄まじい。


さてクラシック業界ではどうでしょうか。

・客層

・取扱商品

・サービス

そして

・潜在欲求

です。

ぜひ「新しい切り口」考えてみてください。



例えば客層に関しては男女問わずにお客様がいらっしゃいますが、

年齢で分けるとシニア層がぽっかり空いていませんか。

演奏会に行くとシニア層は結構多いのですが、

お店ではあまり見かけません。

ここチャンスがありそうですよね。


潜在欲求の部分では、

「店員に相談したいのかしたくないのか」

このあたり、掘り下げて見ると良いかもしれません。





それではまた次回。








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2016年5月23日月曜日

【頑張れリアル店舗】こだわるポイントを間違えると売上は伸びんのじゃ






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【頑張れリアル店舗】をテーマに書いています。

最終的にはこのブログらしくウェブまで持っていきますのでご安心ください。


今日は「こだわるポイントを間違えると売上は伸びんのじゃ」

というテーマで書いてみたいと思います。


それぞれのお店にこだわりがあると思います。

それは企業理念からくるものであったり、

または他店との差別化を図った結果であったり様々だと思います。


ですが、なんでもいいからこだわれば良い、というわけではありません。

売上が好調なときや景気の良い時は別に何でもいいんですが

(というと言い過ぎですがそういう時にそういうお店はこんなブログ見ないから)


売上が下がっているときの「こだわり方」には注意しましょう。


ではどうすれば良いか、というわけですが、

まずはこだわるポイントを「お店側の目線」から「お客様の目線」に切り替えることです。


品ぞろえやサービスの独自性なんてものは、

「顧客目線」から生まれるものでないと意味がありません。

自分たちだけで「どうだこだわってるだろう」と悦に入っていても、

業績には何の影響もありません。


売上が下がっている原因は色々あると思いますが、

リアル店舗の場合にしっかりと分析しなければいけないのは

「お客様への対応」

これに尽きます。


自分たちのこだわりを押し付けたり、

「言わなくてもわかってくれるはず」

というような「お店側の目線」ではお客様はどんどん離れていってしまいます。


まあ別に今になって言うようなことではなくて商売の基本ですが、

業績が落ちているときってのはこれを忘れていることが多いようです。


デール・カーネギーの有名な本に

「人を動かす」

という本がありますよね。

(当然読んでますよね)


あれにあったように

人を動かすためにはまず自分が変わること

です。


自分の目線を変えるといったほうが分かりやすいですかね。

目線をお客様側の目線に変えてみましょう。

お客様として自分の店を客観的に見て、どうなの?

というわけです。


それをやるためにはターゲットとしているお客様(顧客)のことを理解している必要があります。

ターゲットは必ず絞り込んでくださいよ。


顧客が不安を感じていることは何か?

顧客が困っていることは何か?

顧客は何を求めているのか?

それを解決するための商品やサービスは何か?

それを顧客目線でどう伝えられたいか?


こんな感じで考えていきます。


お客様は変えようとしても変わってくれません。

そんな都合の良い話はありません。

人を動かすには自分を変えること。

目線・立ち位置・考え方。

色々変えてみます。


凄く簡単な例で言うと、

間違った知識を持って商品を探しているようなお客様に対して、

「いやそれ違うんです」

とまず否定から入るのは簡単です。

相手を啓蒙しているような気分になって気分も良いでしょう。

ですがまずその態度を変えてみます。

最初に否定ではなく肯定で入ってみてください。

「確かに一般的にそう言われること多いですよね。」

否定をするのは、というかお店が持っている正しい知識を教えてあげるのはその後です。

「ただ、あまり知られていないんですが、実は・・・」

というわけです。

簡単でしょ。


簡単な一例でしたが、「顧客の言っていることを最初に否定しない」

というのは「顧客目線で、顧客ではなく自分を変える」テクニックのひとつです。


こだわるのであればぜひ「接客」にこだわったお店が出てきて欲しいものです。

マニュアルガチガチのチェーン店には出来ないこと、

リアルに接することが出来ないネットショップには出来ないことを、

町のお店が担っていく必要があるかと思います。





それではまた次回。








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2016年5月12日木曜日

【頑張れリアル店舗】ターゲットを絞ってみよう






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


現在は【頑張れリアル店舗】をテーマに書いています。

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今日は「ターゲットを絞ってみよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


「いやいやもう絞ってますって!絞り切ってますって!!」


という店舗さんも多いかと思いますが、

本当に・・・絞れてますか?


では問題ですジャジャン!


1. 誰に売るのですか?

2. 何を売るのですか?

3. どうやって売るのですか?


正直にすべて書き出してみてくださいね。


「ざっくり」してたらそれは絞れていることにはなりません。

また対象が多いとそれもまた絞れているとは言えませんね。


あらためて見直してみると、意外と絞り切れていないことが多いです。

特に「誰」の部分です。

多くのお客様に来てほしいから、

例えば「クラシック愛好家」とかになってしまいます。

ここをもっと絞る必要があります。(業績が上がっていないのであればですよ)


ではどうやって絞るか?


「自社の強み」がポイントになります。


ここでいう強みは「他社にないもの」になります。

強みがありません、ってことなら作るしかないですね。


「他社にはない自社の強みを欲している人」が絞り込まれた顧客になります。

この人たちに売るわけです。

まずはここをスタートにして、多店舗展開でもウェブ展開でもしていけばよいと思います。


ギターメインのショップでロックテイストの店だけど

クソ安いフルートが2本くらい申し訳程度においてあるお店。

これ、フルート要らないですよね。

他への展開は絞り込まれた顧客に絞り込まれた商材を売って儲かってからの話で、

このお店の場合はまず地域で一番のギターショップになることです。

そのフルートのスペースに他のお店には置いていないエフェクターでも置いた方がはるかにマシですわね。


どうやって売るかは、絞り込まれた顧客に応じて変わります。

例えばその客層が相談しながら決めたい人が多い層なら、

店内で放置するわけにはいきませんよね。

一人一人にきめ細かくコンシェルジュとして接する必要があります。


逆に店員との接触を最低限にしたい客層の場合は、

売り場のレイアウトをメッチャわかりやすくしないといけませんし、

POPの文字も小さくて読めないようなものは避けないといけません。

情報量も大事になってきます。


リピートしやすい客層の場合は、

アフターフォローのDMなどで再来店を促進しなければいけません。



何はともあれ強みを再確認して、それをもとに絞り込みを行うことです。

・競合にはない独自の商品・サービス・人材

・競合より優れた価値の提供

このあたりを探ってみてください。






それではまた次回。








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2016年5月9日月曜日

【頑張れリアル店舗】高く売って利益を得る






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今日は「高く売って利益を得る」

というテーマで書いてみたいと思います。


競合他店と戦うにあたって、

最も簡単な誰でも思いつく戦略は「安売り」です。


しかしこれはあくまでも客寄せでしかないことをあなたは知っています。

利益が出ないから当然ですね。


ですがいまだに貧乏暇なしから脱出出来ていない会社は、

この「安売り」依存が強いのかもしれません。


「うちはただの安売りじゃない!売れ残りじゃなくてちゃんと良い商品を安売りしてる!」


と言ったところで安売りであることに変わりはありませんよね。


商品にちゃんと価値付けを行って、なるべく高く売るのが事業継続には欠かせません。

ですが、売れない!

高いと売れないですよね。


なぜあなたのお店で高いものが売れないかというと、

その価格に見合った価値付けが出来ていないからでしょう。


家を買うのに数千万払うのは当然と思っているのに、

楽器を買うのに数百万払うのはおかしいと考えている。


これを「数百万払って当然」という価値のあるものに変えていかなければいけません。

元々ある商品に新たな価値を付与して、値を上げていくわけです。


例えば楽器であれば選定品などは値上げして売るでしょう。

でも動機づけとしてそれが適正かどうかは怪しいところです。


もっと多くのニーズに応えられるだけのサービスを付与しなければいけません。


管楽器の彫刻にしてもよくある感じの彫刻とは全然違う彫刻にしてみるとか。

龍の彫刻も出来ますよ、みたいな。

ニーズはどこにあるかわからないので様々なデザインを用意しておくことです。

エレキギターなんかはモデルバリエーションが豊富なのでヒントになると思います。


あとは年間契約の調整・リペアとかで追加料金を取る。これも付加価値ですね。

預かりの場合は代替品を出してあげるとかね。

結構面倒くさがって調整出さない人多いでしょ。これ金脈ですね。



CDなんかは価格を変えられないものが多いので難しいですが、

輸入盤や楽譜の販売であればサイン付きでプレミア化するとかですかね。



簡単に紹介しましたが、共通しているのは

「高く売っている部分はアイディアで出来ている」ってことです。


商品そのものの価格はだいたい決まっているわけで、

それをより高く売ろうと思ったら何かしらのアイディアで

その商品をより魅力的にする必要があります。


他の業界の商品なども参考にしながら考えてみましょう。

自動車関係とか見てみると良いかもしれません。






それではまた次回。








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2016年5月7日土曜日

【頑張れリアル店舗】デッドストックを減らそう






こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


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今日は「デッドストックを減らそう」

というテーマで書いてみたいと思います。


「デッドストック」嫌な言葉ですね。

売れ残りってことです。

(倉庫に眠ったままの在庫ってこと)


もちろん皆さんデッドストックは無くしたいと思っているでしょうし

それなりに対策も練っているはずです。

それでもなぜだか増えていってしまう場合は、

なぜ増えるのか、他に減らす手はないのか、

を考えなければいけません。当たり前のことですが改めて。



まずなぜ在庫が増えるのかは、仕入れているからですよね。当然です。

仕入予算を決めてしまうと急なチャンスがやってきたときにすぐに対応できないし、

予算はざっくりで、仕入れは専門スタッフに一任しているお店も多いでしょう。


ところがスタッフは経営者ではないので、

会社の状況が分かっていない場合も多いです。

どこかで綱を引かないと、つい商品の仕入れが増えてしまいます。


仕入れが増える理由は様々ですが、

売り逃しを恐れたり、メーカーや問屋との交渉が下手だったり、

そんなところでしょう。


で、仕入れた商品をそのまま流れに任せて放っておけば、

どんどん在庫は増えて、いずれデッド化してしまいます。


利益を上げるためには商品の回転率を上げる必要があります。

売り場の面積も限られていますし、

どんな品揃えにするか、商品管理を行う必要があります。


好きなものは仕入れたい、ずっと在庫しておきたくなるものですが、

販売努力をしても売れないものは見切りをつける勇気も必要です。


では見切りをつけるにはどうするか。

シンプルなのは、期限を決めて処分してしまうことです。

ネットショップだと商品ページのPVや転換率も分かるので判断しやすいですが、

リアル店舗だとそれは難しいかもしれないので、

単純に仕入れてから1年過ぎても売れないものはセールに回して処分してしまいます。

売り方は店頭でも学販でもなんでも良いです。とにかく仕入原価を下回ってでもさばきます。

そしてその商品の次の仕入れについては優先度を下げます。


お客様が増えて、余裕が出てきたら再度仕入れても良いかもしれません。

それまではガマンして、「自分のお店で売れるラインナップ」を揃えていきましょう。


他には、在庫処分用にアウトレット専門のネットショップを持つなどの手もあります。

ネットショップについては追々書きますが、商圏が全国に広がりますので、

今のところはそういう手もあるよ、ということだけ覚えておいてください。



それではまた次回。








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2016年5月6日金曜日

【頑張れリアル店舗】外の目をフルに使おう






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今日は「外の目をフルに使おう」

というテーマで書いてみたいと思います。



よく行き詰ったときに「外の目」つまり「外部の意見」を聞いてみよう、

と言い出す人がいますが、

行き詰ってからじゃ遅いんですよね。


これまで僕も「外から見た印象」を何度となく尋ねられることがありましたが

たいていの場合「もう死んでますね」としかいいようがない場合が多いです。

「一旦会社潰したらどうですか」っていう勢いです。


そうなる前に「外の目」は常設しておくことが望ましいです。

外から見た方が経営の問題点がよくわかる場合があるからです。

「かといってそのためだけにお金は払えない」

その気持ちもよくわかります。


ですが、御社にはすでに「外の目」があるでしょう。


例えば「会計士」「税理士」「社労士」などは外部の人間ですよね?

こういった方々に、しっかりと見てもらいましょう。

社外取締役として組み込んでしまうのも一つの手です。


また経営者であれば同じ経営者のお仲間もおられるでしょう。

他にも経営者ではないけれどキレ者のスタッフも他社にいるかもしれません。

そういう人にも積極的に意見を求めてみましょう。

ポイントは、

「忠告はまず受け入れてみる」

ってところでしょうか。


結構「教えてくれ」という割に、

ツッコむと「いやそれは・・・」と

「ふがいない現状を是をするためにアドバイスをはねのけようとする」

経営者や管理者が多くて、

「だったら初めから聞くなよこっちだってヒマじゃねえんだから」

という気分になります。


こうなってしまう一つの理由としては、

「アドバイスをもらうためにお金を払っていない」

こともあるかと思います。


無料のチケットの演奏会だとキャンセルしちゃうけど

お金を払ってチケットを買った演奏会には行く、みたいなもんです。


ここで登場するのが経営コンサルタントです。

経営コンサルタントっていってもピンキリですが、

自分の会社で行っている事業に明るい人の方が良いでしょう。


経営コンサルタントの相場は、

だいたい月1回2時間で10万円ほどだそうです。

これもまあピンキリありますが、だいたいこんなもんなんだそうです。


これを高いとみる人は時間を金で買う発想がない人なので

ゆっくり成長するか、ゆっくり死ぬか、どちらかを選んでください。


たった2時間で経営課題が見えて、課題解決の糸口が見えるのに10万円で済む。

安いです。

スタッフだけでやってたら月に何百万、何千万かけても一生気づかないようなことをですよ。


また社内の制度などを変えようとしたときにもコンサルは使えます。

基本、特に日本人は変化を嫌う傾向にあるといわれています。

経営者が「変えるぞー!」と意気込んでも、

なかなか反応がにぶいってこと、ないでしょうか。

中から変えるのは難しいです。


経営者交替で新しい社長が同族だった場合は、

さらに反発を招きます。

スタッフは前経営者についてきたのであって、

経営者の家族についてきたわけではないですからね。


ただ日本人は権威や肩書にも弱いですから、

「コンサルタント」「経営顧問」などという人が提案したことは、

比較的受け入れられやすいかと思います。


特に子供に経営権を譲った後うまく行かない場合などは、

外部の専門家を大いに活用されたほうがよろしいかと思います。


いずれにしても「もう死んでますね、手の施しようがないです」

と言われる前に、外部の人間をチェック機能として常設しておくことをオススメします。





それではまた次回。








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