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2016年2月29日月曜日

クラシック音楽でコンテンツマーケティングに挑戦




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「コンテンツマーケティングに挑戦」

というテーマで書き逃げします。


コンテンツマーケティングについては、

昨日ざっくりと


---------------------

コンテンツ(情報の内容ッスね)が大事だよ、

いいコンテンツを作ることがまず大前提だよ、

そんでもってファンを増やそうね、

という感じのもの。

---------------------

と書きましたが、

正直、やれることが多すぎて何をしたら良いのかワッカラーン!

では実際どんな感じで取り組めばよいのか、

考えていきましょう。


よくある手法の中から、

この業界で使えそうなものを探してみましたが、

簡単にまとめているサイトがあったのでまたもや活用します(汗)

(全部自分でやろうと思わない精神もまた大事なのだ)

すぐ終わるのでサラッと読んでみて下さい。


▼コンテンツマーケティングでよく使われる13の手法
https://ferret-plus.com/2644



ハイ、というわけでよくわからないものもありましたね。

それでいいです。

分かり過ぎてもあれこれ手を広げ過ぎて後悔することになります。


この業界で応用できそうなものとしては

・動画

・ブログ

あたりでしょう。


公式サイトのチェックの記事でもやりましたね。

動画はバンバン活用しましょう。


ブログはやってもやらなくてもいいですが、

新しい取り組みを色々やられるタイプの団体であれば

・やってみたことの検証

・業界への提言

などのブログは人を呼び込めるのではないでしょうかね。

上記リンクの記事内だと「役立ちコンテンツ型」にあたります。


他のコンテンツを用意しても全然問題ないのですが、

ポイントは、各コンテンツの質を高く維持することでしょう。

「とりあえずなんとなくやってます」

だとファンは増えないと思います。


あくまでもざっくりとした提案ですが、

例えば演奏団体の場合、

公式サイトのコンテンツが

・団体紹介

・指揮者紹介

・楽団員紹介

・公演情報

・過去の活動および実績

・リンク集

くらいだとしますよ。


これに質の高さを維持できそうなコンテンツを加えてみます。


別に公式サイト内で完結する必要はないので、

下記のようなコンテンツを作って外部リンクを貼ってみるのはどうでしょうかね。


・指揮者のブログ

・楽団長のブログ(やってみたことの検証や業界への提言)

・YouTubeチャンネル


正直、このくらい増やすだけでも結構面白いかも。


ただ大きな団体に比べて中小団体ではこれだけではかなわないですし、

著名人を使うのも限界があります。(N響の真似しても勝てんってことね)


同じフォーマットでも、よりニッチなところを攻めてみるのも良いかもしれません。

「事務所の畑で取れた野菜ブログ」とかね。(例えばですよ、効果があるとは言いませんよ)


動画も演奏会と関係ない演奏動画をバシバシ挙げてみる(でも演奏は本気)とかね。

管弦楽団の管楽器セクションだけで、

公演予定もないのにガチなアンサンブルしているとかそういうやつ。


「何だろうこの団体面白いなあ」

と思わせるコンテンツ、団員も面白がって参加するコンテンツが理想かなあ。


今パッと思いついたのだと、

拠点としている街や次回公演のホールがある街を散策して

美味しいお店や面白いお店、景色のいい場所なんかを

事前にブログで紹介したりするのもいいかもね。


という感じで色々とアイディアは出ると思いますので、

「コンテンツの質の高さを維持できるかどうか」

に焦点を当てて、ぜひ色々と考えてみてください。






それではまた次回。








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2016年2月28日日曜日

演奏家・演奏団体のための「そもそもWEBマーケティングって?」





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「そもそもWEBマーケティングって?」

というテーマで書き逃げします。


約1か月、色々書いてきましたが

今日からは「マーケティング」にまつわる話を少し整理します。

まずはそもそもWEBマーケティングってなーに、

ということで主なWEBマーケティングの手法と合わせて

あらためて意味を知っておこうというという本日です。


まずマーケティングとは。

---------------------

マーケティングとは、顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動。


一般的に販売推進、営業推進と混同されがちだが、

長期的な視点から顧客支持を得ることを目的としている点で、

これらのセリング(販売)とは異なっている。


セリングは、今日や明日の売り上げを確保するために

どういう広告宣伝、販売促進をするか考えることが主な活動である。


一方、マーケティングは、

顧客にとって価値のある製品やサービスを提供するために

必要なすべての要素をコントロールする役割を担い、

その結果、顧客からの信頼を勝ち取り、継続的に成長することを目的とする。


市場が成熟し、製品、サービスの機能面での差別化が難しくなるにつれて、

マーケティングの重要性は増している。

特に、顧客の認知をどうコントロールしていくかが

マーケティング戦略の優劣を決するようになっている。

最近では、顧客とのあらゆるタッチポイント(接点)において、

顧客の認知をコントロールする重要性が高まり、

認知心理学の要素も取り入れられるようになっている。


---------------------

以上、グロービスさんのサイトから。

さすがグロービスさん、助かります。


とまあこんな感じなのですが、

クラシック業界ではこういうマーケティングのトレンドは

10年くらい遅くやってくる感じなので、

流行を追い過ぎても誰も付いてこなかったりするのが落とし穴だったりします。


重要なポイントは

 ・『売れる仕組み』を考える
 
 ・長期的な視点から顧客支持を得る
 
 ・顧客からの信頼を勝ち取り、継続的に成長する


というところでしょうか。

僕は端折る性格なので

「長期ビジョンで売る」

というざっくりとした解釈なんですけど。

(ちなみに奇しくも大学は心理学専攻で認知心理学のゼミでした)


マーケティングといっても色々な手法があるのですが、


結構雑に「差別化すればOK」とか言ってるブログもあったりして、

うーん、どうなのかなー、そんな簡単だったらみんな成功してるよなー、

などと考える昨今です。

差別化ってのはたぶんマーケティングどうたら言う前の基本で、

そもそもまったく同じ団体だったら新設する意味ないしねー。て感じ。



ではウェブを使ったマーケティングにはどんな手法があるのか、

ちょっと見てみましょうか。

わかりやすくまとめてるサイトがあったのでまずこちらをご覧ください。

(他にまとめてるサイトがあれば積極的に活用するスタイル)

▼【保存版】10分でわかるWebマーケティング手法の全施策まとめ【図解付き】
http://liginc.co.jp/web/useful/153607

▼5分で絶対に分かる、「Webマーケティング」とは(デザイナー向け記事、ちょっと古い)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1007/27/news104.html


読みましたか。

慣れていないと「なんのこっちゃ」だと思いますが、

ざっくり言えば

「長期ビジョンで売る」



「ウェブを使って実現しよう」

ということになります。考え自体は超シンプル。


このブログを1からお読みいただいた方には

「なんだもう梅本がいろいろ言ってることじゃねーか」

と分かって頂けたかしら。


なのに専門のサイトを探してみると

ややこしいカタカナがいっぱい出てくるから狐狸の類が跳梁跋扈するわけですな。

カタカナ語もまたビジネスなのです・・・(謎)


で、ウェブマーケティングの世界が今どうなってるか、

って言いますと、つい最近まで(今もかな)

「コンテンツマーケティングの時代だ!」

と言われてました。

日本では去年くらいから本格的にワイワイ言われ始めてますかね。


ざっくり言えば

コンテンツ(情報の内容)が大事だよ、

いいコンテンツを作ることがまず大前提だよ、

そんでもってファンを増やそうね、

という感じのもの。


SEO対策ゥ!とか

リスティング広告ゥ!とか

色々やったあげくに原点回帰的な感じでした。

(Googleの検索アルゴリズムの変更も影響してると思いますが)


クラシック音楽の業界はコンテンツの宝庫です。

おそらくこれがハマるでしょう。


ということで、今日は長くなったので

コンテンツマーケティングについては明日やりましょう。


今日は、もし興味があれば下記のその他のマーケティングや戦略について勉強してみるか、

リンクの保存だけでもしておいてください。


後々、役に立つかもしれません。

最終的には皆さん自身が考えることですので。



■その他ウェブに関わらず知っておくと役立つかもしれない知識


▼ランチェスター戦略|5分で覚えてマーケティングで活用しよう
https://blog.kairosmarketing.net/marketing-glossary/lanchester-strategy-20140303/

▼ランチェスターの法則 ランチェスター戦略とは(もっと詳しく知りたい人向けです)
http://www.sengoku.biz/lan.htm

▼【決定版】SWOT分析のやり方|事業の成功要因と方策を導き出すための手順
https://blog.kairosmarketing.net/marketing-strategy/swot-analysis-20131127/

▼事例で解説!マーケティングミックス(4P)とは
http://liskul.com/wm_mm4p-4384

▼「インサイト」を知ればマーケティングも変わる
http://www.yomiuri-is.co.jp/perigee/feature13.html




それではまた次回。








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2016年2月27日土曜日

ヒットすれば超強力!プレスリリースはダメもとで打つべし





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「プレスリリースはダメもとで打つべし」

というテーマで書き逃げします。

(書き殴りから書き逃げに)



ここまで主に「PR」について書いてきましたが

PRの最後の一手なのか最初の一手なのか、

よくわかりませんが超強力なのがプレスリリース。

報道媒体に向けての情報発信ですね。


プレスリリースってのは別に誰でも打てます。

もちろん採用されるかは別です。


主催のイベントや公演で何かニュース的な目玉があれば、

積極的にプレスリリースを流すと良いでしょう。

ただしほとんどの場合、スルーされます。

採用されたらラッキー、くらいに思っておけば良いです。


プレスリリースの仲介でお金を取る会社もあれば、

広告費を払わないと掲載してくれない媒体もあるでしょう。


だがしかし。

このブログを読んでいる方々は「基本は無料」で考えていると思いますので

そのつもりで紹介していきます。


プレスリリースを流す先は、

関係業界の媒体や、

無料でプレスリリースを受け付けている媒体になります。

後者で業界以外の一般的な媒体であれば、

全国的なニュースを扱うところではスルーされることがほとんどでしょうが、

地方紙や地域ニュースを扱うサイトであれば、

受付をしていなくても問い合わせたら掲載の可能性もあるのではないでしょうか。


いずれにしても、打つことです。



ただし、プレスリリースとして投稿した記事が、

そのまま使われるという保証はなく、

媒体ごとにバイアスがかかる可能性は考慮しておくべきでしょう。



プレスリリースの書き方ですが、

メルマガではないので事実を淡々と書けば良いでしょう。

掲載される媒体でどのように扱われるかを想定することですね。


受付の担当の方はメルマガのように件名で判断することも多いようなので、

メールを送る際は件名そのものがニュース見出しのような形にしたらよいのでは。


目玉になるような

 ・誰が
 ・何を
 ・どこで
 ・いつ

というあたりをザッと書けば良いかと思います。




 時代に埋もれた悲劇の作曲家●●の作品の日本初演

とかですかね。

あとはまあ

 ・日付
 ・団体名
 ・元記事のURL
 ・本文
 ・問い合わせ先(メアドだけでなく電話番号も入れましょう)

という感じで書けば良いでしょう。

本文は、そのまま掲載されても問題ないような文章を書きます。

たとえ改変される可能性があるとしてもです。


プレスリリースの送り方ですが、

基本的に上記のようなサイトや雑誌、地域紙などにコンタクトすれば良いでしょう。


というわけでクラシック関連も扱っているニュース/ポータルサイトをまとめました。

情報提供のページがないところがほとんどですが・・・


▼リットーミュージック
http://www.rittor-music.co.jp/inquiry/

▼クラシックニュース
http://classicnews.jp/

▼Intrada
http://www.intrada.jp/

▼音楽ナタリー(株式会社ナターシャ)
http://www.natasha.co.jp/contact.html

▼オントモヴィレッジ
https://www.ontomovillage.jp/

▼ぶらあぼ
http://ebravo.jp/information

▼CDジャーナル
http://www.cdjournal.com/main/top/

▼毎日新聞 クラシックナビ
http://mainichi.jp/classic/

▼吹奏楽マガジン Band Power
http://www.bandpower.net/



他には仲介を使うと便利なので、リンク貼っておきますね。

▼バリュープレス
https://www.value-press.com/

▼プレスリリース ゼロ
http://pressrelease-zero.jp/


ただしこの辺は他の多くの業種の様々な団体も利用しているので、

あまり期待はしないことです。


その他、エンタメニュースも扱っているのはこの辺。

ただPVを集めにくいクラシック業界ではなかなか掲載されないかも。

▼はてなブックマークニュース
http://hatenanews.com/articles/about


▼マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/top/notice/press.html

▼IBTimes
http://jp.ibtimes.com/corporate/contact

 ※グローバル系なので、海外公演とか国をまたいだ感じのニュースなら可能性はありそう




という感じで、

ほぼ掲載されない可能性が高いのですが、

一発当たれば超強力、totoBIGのようなプレスリリースについてでした。



それではまた次回。








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2016年2月26日金曜日

小休止:比較的最近読んだ記事の中から役立ちそうな記事





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「小休止」。

(昨日のブログが長かったしね)


僕が比較的最近読んだ記事の中から、

クラシックの現場でも役立ちそうな記事を

いくつかピックアップしてみますので、

ちょちょいと読んでおいてください。

「※」で僕の簡単なコメントつけておきます。


---------------------

▼脱PV至上主義!「おきなわLikes」から分散型メディアを考える!
http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/453

 ※公式サイトの運営よりもSNSなどに力を入れたい団体にオススメの記事。
 
  この業界で公式サイトがないというのは正直まだ微妙な段階だと思いますが、
  SNSの使い分けについて書いてありましたので参考にどうぞ。


---------------------

▼「炎上したらどうするんだ!」Twitterに反対する上司、どうすればいい?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/02/19/22184

 ※Twitterを運営させてもらえない会社のweb担当者向けの記事ですが、
  後半の「「ソーシャルメディアを運用したことによって発生する炎上」とは」
  に非常に大事なことが書いてありますのでご一読を。


---------------------

▼ロゴデザインの参考になるギャラリーサイト10選+記事8選
https://ferret-plus.com/1449

 ※僕の専門分野ではないのですが、
  もし必要があれば。


---------------------

▼Pinterest(ピンタレスト)の使い方、特徴、事例を紹介している記事7選
https://ferret-plus.com/820

 ※Instargramのようでちょっと違う画像SNS、Pinterest。
  サイトへの誘導も出来るので、もし余裕があればこっちもオススメです。
  
  何事にも先行者利益ってのはありますので、
  記事を参考にしながらとりあえず走らせてみるのも面白いかもしれません。
  
  前の職場でやろうとしましたが、僕自身の時間が足りずに
  公式アカウントとしての経験値を貯められなかったサービスのひとつ(泣)


---------------------

▼わずか数文字で見たものを引き込む名キャッチコピーに隠された5つのコツ
https://ferret-plus.com/1468

 ※メルマガの件名やSNSコメントの書き出し、はたまたチラシまで。
  PRの上で、キャッチコピーを作るという思考は大事です。


---------------------

▼メルマガはタイミングが命。それは10年後のWeb担にも求められる心得
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/10/21/21313

 ※メルマガに限らず情報発信のタイミングについての記事。
 
  ちなみにこのブログはまだ始めたばかりですが、
  最初のいくつかはお昼休み前に更新していました。
  
  アクセスを見ながら、現在は8時に更新、9~10時の間くらいで
  「告知してないや」って気づいた瞬間にSNSで告知してます(汗)
  
  まあお昼時の更新でも良いのですが、手動で告知するので
  朝のうちに記事が出ておいたほうが都合が良いだけなのですけれども。
  
  内容を考えると夜告知の方が良い気もしますが、
  ゴールデンタイムは混み合いますからね。


---------------------

▼YouTube CEOのスーザン・ウォシッキー曰く「成長の鍵はモバイル、モバイル、そしてモバイル」
http://jp.techcrunch.com/2015/07/15/20150713susan-wojcicki-on-youtubes-priorities-mobile-mobile-mobile/

 ※とにかくモバイルです。


---------------------

▼たった4つのツールから始める自社サイト分析
http://www.hivelocity.co.jp/blog/37011

 ※簡単なサービスが多いので、
  一度チェックしておいたほうが良いでしょう。


---------------------


最近見た中では、この辺かな~?


また面白い記事があれば紹介します。


それではまた次回。








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2016年2月25日木曜日

梅本流、メルマガの書き方





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「メルマガの書き方」

ということで書きなぐって参ります。



昨日はまず

・メルマガを出す目的

 誰に(ターゲット)
 何を
 伝えたいのか

を考えておいてください、

と書きましたが、どうでしょうか。

考えてみましたか?

別に決定版を出さなくてもいいので、

考える習慣を身に着けておきましょうね。



さて今日はいよいよ梅本流のメルマガの書き方。


メルマガは大きく下記の要素に分けて考えます。

・件名

・ヘッダー

・テーマの明示

・本文

・フッター



戦略的にやってる小売店とかじゃない限り、

「編集後記」なんてのは不要です。

ましてや何のリンクも貼っていないヨタ話であれば、

なおさら不要です。

編集後記を書かなければいけない状況にあるというのは、

本文で「親しみやすさ」の演出が出来ていないという証拠でもあります。

また、「読んでもらえてない気がする・・・」という不安の裏返しでもあるでしょう。

お堅い印象の団体が「ハズシ」で使うくらいなら良いですが、

ちゃんと戦略としてやってないとただの書き手の息抜きになってしまうので、

読んでいて悲惨です。悲壮感が漂います。購読解除です。


さて編集後記への怒りをぶちまけたところで(オイ)、

本題に入ります。


まず件名、これは開封率を上げるための最重要課題です。

どうでしょう、メーラーでブワーッと受信して、

読むこともなく片っ端からメール消したりしませんか?

僕は件名をザッと見て引っかからなければご縁がなかったと思ってバンバン消します。


まぐまぐなんかだと件名は固定なので技が使えませんが、

件名を自由に付けられる場合、件名の決め方は


・他のメルマガに埋もれないように目立たせる

・本文中の重要キーワードを最初に持ってくる

 (「初演」などはかなりオイシイです)

・文字数は全角25文字以内でケリをつける


というところでしょうか。

埋もれさせないためのテクニックとしては★や☆、●など目立つ記号を入れておくとか、

冒頭全角1~2文字分くらいを空にしておく、

とかですね。


本文中のキーワードについては本文を書くまで決まりません。

つまり件名を考えるのは最後で良いということです。

最初に考えるのは本文の内容になります。


文字数ですが、25文字としていますが、

メーラーで見たときにパッと目に飛び込むのは冒頭5文字くらいと思ってていいでしょう。

なので一番興味を引く重要ワードを、

例えば

「世界初演!」

などという形で配置します。

その後に何を初演するのかを書けばいいのです。

「世界初演!気鋭の作曲家:梅本周平、初の交響曲!」

とかそんな感じですわ。(僕は曲書かないけど)


ま、「ちょっと読んでみるか」って気にはなるでしょう。

この「引っかかり感」を大事にしてください。

3パターンくらい件名を作って

その中から最も引っかかりが強そうなのを選ぶと良いでしょう。



次にヘッダー部分ですが、

登録した覚えがない、って人もまれにいるので、

「このメルマガは購読登録した人にお送りしています」

とか

「演奏会アンケートでメルマガ配信を希望された方にお送りしています」

とかの一文と、

団体名およびサイトへのリンクを入れておきましょう。



次に「テーマの明示」。

件名が自由に付けられない場合は、

ここに件名に当たるものを入れます。

webメールではキツイですが、

メーラーで見ている方にはプレビューで表示されると思うので、

本文上部にこれを挿入することで引っ掛かりを作ります。


もし件名がすでに自由に付けられている場合は、

本文に入る前の挨拶と概要みたいなもので良いでしょう。

例えば、


---------------------

こんにちは。


「●●(団体名)」広報担当です。


今日は●月●日(●曜日)に開催させて頂きます、

次回演奏会のご案内です。


目玉はなんといっても

あの人気の作曲家、●●氏の「●●」本邦初演です!

果たしてどんな作品なのか?

それではごゆっくりお読みください!


---------------------


みたいな感じでいいでしょう、初めのうちは。



次に本文です。

「メルマガを出す目的」から外れないように、

 誰に
 何を

伝えたいのか、ハッキリと書きましょう。

せっかく読んでくれているので、

情報は漏らさず全部出しです。

出し惜しみなし。


「この先はサイトでチェックしてくれ!」

とか阿呆の極みなので、

全部書きます。

全部書いたうえで、


「詳細はサイトにも記載がございます」

としてサイトに誘導します。


サイトURLがわからないと情報がシェアされないので、

必ずこれは挿入しておきましょう。


基本的な「伝えたいこと」を書き終えたら、

ターゲット層に合わせて、

編集者の主観でのオススメポイントなどを挙げるのも良いでしょう。

メルマガでしか読めない文章を挟むのは重要です。

くれぐれもそんな重要な文章を編集後記なんぞに回さないように。

「そこの君、君にこそ伝えたいんだよ!」

という部分を強調します。


本文の最後は少し行間を開けて、


「本日のメルマガは以上です。

お読みいただき誠にありがとうございました!」


みたいな感謝を示して締めます。

メルマガ読んでもらえるってありがたいことなんですよ。

心から感謝してください。



さて最後にフッター部分です。


運営サイトまたは管理しているSNSアカウントなどのリンクは

すべてここに貼っておきましょう。


「本番までの練習風景などをお伝えしています」

「各種イベントの様子をお伝えしています」

としてSNSに誘導するとか、

YouTubeチャンネルがあれば(作って欲しいですが)

そこにも誘導します。

そんな感じです。


できればそれぞれについて違いの分かる一言コメントがあるといいですけど。


あとは「メルマガの配信を停止する」リンクは絶対に設置しましょう。

メルマガの購読を停止されるのは嫌なものですが、

だからといって「停止できないようにする」ってのはゲスです。

批判や批評を受け止められない人はこういう傾向が強いですが、

配信数の増減チェックは、内容を見直すきっかけとして非常に重要です。

自分たちのためにも、読者のためにも、

わかりやすく設置しましょう。


そのほか、文責の明示をしたいので

発行責任者(団体名)などは明記しましょう。

お問い合わせのリンクやメールアドレスも掲載します。

事務局などがあれば電話番号も掲載しておいてもいいでしょう。





とまあざっくりこんな感じです。



色々な団体のメルマガを実際に購読登録してみて、

どんな風に書いているのかチェックしてみましょう。




それではまた次回。








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2016年2月24日水曜日

演奏家・演奏団体ならではのメルマガを配信してみよう





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「メルマガを配信してみよう」

ということで書きなぐって参ります。



最初に書いた「ウェブ戦略を考える前に」という記事で

自分たちの情報を発信する基本ツールとして


・公式サイト

・ブログ

・SNSのアカウント

・メルマガ


を挙げました。


今日・明日は最強にして最難関の「メルマガ」です。

メルマガで生き抜いてきたといっても過言ではない、

わたくし梅本流の「メルマガの書き方」をまとめてみようという、

ある種無謀な試みではありますがちょっとやってみようではないか。

その前にまず基本を押さえましょう。


・公式サイト

・ブログ

・SNS


これらは比較的簡単だったりするんですが情報発信を「プル型」「プッシュ型」に分けると、

特に上記2つは「プル型」。

訪問してもらえないと、更新しても更新していないのと同じという感じです。

そこでSNSを使って誘導するのが一般的になってきているわけですが、

SNSは基本は「気の合う同士の交流」という感じの

居心地のいい場所じゃないとストレスがたまるので、

あまりに宣伝が多いアカウントはバイバイされてしまうこともあります。

また以前お話ししましたがSNSアカウントを持っていない人にはまったく効果がないです。


そこでメルマガ。

メールアドレスを持っていない人ってもうほとんどいないでしょう。

しかもメールの着信があればとりあえずチェックする。

プッシュ型の情報発信としてメルマガは依然として最強のツールです。

(呼称はメールニュースでも何でもいいです)


ただし、使い方を間違えなければ、ですが・・・


くだらない自分語りだけのメルマガとか

他人を誹謗中傷するメルマガとかは敬遠されますからね。

あとは業界の「書いてはいけないこと」を書くと企業から脅迫されるリスクもありますので、

告発するなら個人でやりましょう。

他の団員やスタッフに迷惑をかけないことです。


とはいっても、

「いやー自分メルマガなんて書いたことないッスし!自分!ないっスし!」

そりゃ初めは誰だってそうですよ。

僕だって書いたことなかったですもん。

でもそれでそのうち売上ドカンと上げるメルマガ打てるようになるんですから、

書くこと自体は簡単です。

別に誰も笑いを求めているわけでもないですからね。

団体の情報を知りたい人しか登録しませんから。大丈夫です。楽勝です。


ま、何はともあれメルマガ配信サービスに登録しておきましょう。

この記事が参考になりそうです。


▼メルマガ配信に必須!国内メール配信システム22サービスまとめ
https://ferret-plus.com/1727

▼徹底比較!高性能なメール配信ツール7選
https://ferret-plus.com/3398


まあ、特にこだわらなければ「まぐまぐ」でいいと思いますよ。

広告入るけど読者は気にしません。

まぐまぐのサイトで検索してもらえるように紹介文にはキーワードをちりばめておきましょう。

あ、審査があるので必ずしもまぐまぐから配信できるとは限りません。

第1号のメルマガの原稿を用意しておく必要があります。

その辺が面倒で、自由なペースでやりたければ有料のサービスを使うのも良いでしょう。



で、肝心のメルマガの書き方ですが・・・

長くなるので明日だ。



今日はとりあえず以下のことを考えてみてください。


・メルマガを出す目的

 誰に(ターゲット)
 何を
 伝えたいのか


内容によってはメルマガの種類をいくつかに分けるか、

ツールを使い分ける必要も出てきます。


ターゲットがあまりに若年層であれば、

LINE@のホーム画面をちゃちゃっと更新したほうがよっぽどいいかもしれません。


まずは上記を考えることです。

考えない人間はただの肉塊です。




それではまた次回。








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2016年2月23日火曜日

SNSの使い分け 投稿は各SNSの特徴に合わせましょう





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「SNSの使い分け」

ということで書きなぐって参ります。



前回は、現在運用しているアカウントへの導線をどこに貼るか、

っていう話でしたね。(そうだっけ)



まあSNSっても色々あるのはご承知の通り。

ではそこに潜在顧客がどれだけいるのか、考えてみたことはありますか?

下記のようなデータもありますので、

一度目を通してみると面白いかもしれません。


▼総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSの利用率
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html

年代別の利用動向なんかも載っていますね。


SNSは、サービスごとに利用する客層が違うということです。

つまり効果的に運用したいのであれば、

サービスごとに投稿内容を変えていくのが理想です。


人手が限られているとついつい「連動」を使いたくなりますが、

どうでしょう?効果出てますか?多分思ったほどには出てない。


例えばTwitterの文字数に合わせて他のSNSでも短文で投稿するのは、

ちょっともったいないです。

またスマホからのアクセスが多くなるサービスなので、

改行のタイミングなどの「見やすさ」も考えたいですね。


ざっくりとした今の感じだと、

LINE:若年層(20代以下)向け

Facebook:30代以上向け

Twitter:だいたいどの層にもリーチする

って感じでまずは使い分けできればいいのかな。


Twitterは「ゆるさ」「拡散力の高さ」が特徴でもあるので、

あまり形式ばったテキストを投稿しても効果が薄そうです。

かといって煽るような投稿をしても後が大変ですし、

アカウントと全然関係ないことばかりつぶやいていても、

少なくともこの業界ではあまり盛り上がらないでしょう。


一番手軽なんだけれども一番慎重に扱いたいのがTwitterじゃないかな、

というのが僕の認識なので、

まずは他業界のアカウントも色々フォローしてみて、

「こんな使い方したいな」っていうアカウントを見つけることですかね。

お手本を作ることです。



どのサービスにしても、

紹介したいリンク先が同じ場合、

紹介文は変えたほうが良いのではないかなと思います。

おそらく反応が変わってくるんじゃないでしょうか。


また、同じような団体が同じような投稿をしていることが多いので、

結果的に共倒れ的に埋もれてしまう可能性も高いです。


目を引くには、画像や動画をなるべく使いましょう。

もうテキストだけで引っ張ってこれる時代ではないよね、

ってことですね。


音楽団体であれば何かしらの画像や動画のストックもあるでしょう。

練習風景、チラシなどなどです。


なければ常に新作画像を求めてメンバーやスタッフに協力してもらうのも広報のお仕事です。

頑張りましょう。


Instagramは「どんなバンドなのか」っていうブランドイメージの構築に使う感じになるので、

特にリンクを貼る必要がない場合は

Instagramから投稿する際にTwitterと連動しても良いかもしれません。

親和性は高いほうかなと思います。



まあいずれにしてもキッチリやろうと思うと大変なのですが、

それをとことんやれるかどうかでPR効果も大きく変わってくると思うので、

ぜひ頑張ってみてください。




それではまた次回。








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2016年2月22日月曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(8)SNSへの導線





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(8)SNSへの導線」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェック、一旦これでおしまいです。

お疲れ様でした。


今日は

「SNSへの導線」

っていうことで。


今やほとんどの個人・団体が何らかのSNSアカウントを持っているかと思いますが、

フォロワーやいいねなどの増え方、どうでしょうか。

「もっと増やしたい!」

「まだまだ足りない!」

という方は、公式サイトからの導線についても一度チェックしてみましょう。


今のところ日本で押さえておきたいSNSというと下記あたりでしょうか。

 ・Facebook

 ・twitter

 ・LINE
 
 ・Instagram

FacebookとTwitterはアカウントを持っている、ページを作っている、

というところも多いと思いますが、

こういったサービスは年代によって栄枯盛衰あるもので、

全体で見れば利用者および利用時間が増えているのはLINEです。

Instagramも、キテます。


それぞれ特徴が違うので使い分ければいいと思うのですが、

まずはアカウントを持っていることを知ってもらわないと話にならないですよね。

どれだけ更新しててもターゲットに届かないっていうことですからね。


3歳くらいの時に人形とお話してたようなもので、

投稿すれば自分の「伝えた感」は充足されるので、

「ちゃんとやってます」と勘違いしがちですが、

実際には相手がいてナンボの世界です。


では、どうやって導線(リンク)を貼れば良いかという話ですが、

なるべく画像を使って、ヘッダー(ページ上部)に、

各アカウント/ページへのリンクを貼っておいた方が良いでしょう。


理由としては、


 ・メインのコンテンツの邪魔をしたくない
 
 ・でも存在は伝えたい
 
 ・ファーストビュー(アクセス時に最初に表示される領域)で認知させたい
 
 ・全てのページからリンクを貼りたい


というようなところです。


ページ構成は、例えば楽団だとすると

1. ロゴ

2. 大きな画像

3. ナビゲーション(HOMEとか楽団紹介とかのメニュー)

4. トップコンテンツ

5. フッター

というような順番でページの上部から並んでいることが多いと思いますが、

1.ロゴ

と同じ高さ、またはそれより上のあたりにSNSへのリンクを配置します。

おそらくこの1の部分は全ページ共通にされているサイトが多いと思うので、

それをそのまま利用したほうが早いです。


メニューや各ページのコンテンツを邪魔することなく、

ファーストビューで認知させられて、全ページ共通。


というのが実現できる場所としてはここが最適じゃないでしょうか。


もちろん全体のデザインに合わせて場所は好きに変えてもらえば良いのですが、

なるべく上の方に持ってきたいですね。


あとは当該SNSを利用していないお客様もいますので、

多くを語らずシンプルにバナーなりテキストリンクなりを設置しておくだけでよいでしょう。


もし各SNSの使い方を明確に変えていて、

投稿の性質が違ったり、そもそも投稿者を分けていたりする場合は、

そういった一言を付け加えても良いかもしれません。


FacebookやTwitterはサイトに埋め込みしているところもあるかもしれませんが、

埋め込みは場所をかなり取るので、

右ナビやフッター付近に回しちゃった方が良いかと思います。



あとは皆さん実感として分かっている方も多いと思いますが、

SNSは人気の入れ替わりが激しいです。

特に若年層はどんどん乗り換えていくので、

新しいサービスもチェックして、運営出来る方法を探ってみたほうが良いでしょう。



以上、今日はサイト上のどこからSNSへの導線を貼るか、

というお話でした。




それではまた次回。








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2016年2月21日日曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(7)動画の活用





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(7)動画の活用」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェックも第7回に入りました。

もうすぐ終わるから。ちょっと待て。


今日は

「動画の活用」

っていうことで。


動画を使って宣伝するってーと、

最近だと僕は静岡大学吹奏楽団

Twitterアカウント(https://twitter.com/S_U_W_O)が好印象でした。

「これやってる人たちの演奏会ってどんなんなのかなー」

興味を惹かれる動画投稿でしたね。


その辺は追々。


今日は公式サイトの話ですのでね。


動画を使った宣伝ってのはもう今の時代欠かせなくなってますね。

音楽だと特にロック/ポップス系は、

YouTubeにチャンネル持って、

PVで試聴させたりフルで聴かせたりしてファンを増やしていって、

ライヴの動員で稼ぐ、っていう流れになってるみたいです。


クラシックはどうかっていうと、

動画をバンバン使ってるっていうとベルフィルでしょうかね。

デジタルコンサートの宣伝のアレ。

あれはちょっともう特殊な世界なんでね、ハイ。

アマチュアが真似できるレベルではないですけれど。


ただまあこの先はアマチュアだろうがなんだろうが

音楽系は動画がないと話にならない世界になってくるでしょう。


ぜひYouTubeにチャンネルを作って、

公式サイトにも埋め込んでおきたいところです。


特にトップページや次回演奏会の告知ページなどには

「前回の演奏会の様子」

ってことで埋め込んでおくと良いです。

これは新規顧客向けですけど。


「どんな演奏会やってんのかな」

ってのがわかれば良いかな。


「撮影はしたけど客席からの定点カメラなんで・・・」

いや、別に市販のDVDじゃないんでそれでいいです。

むしろそっちのほうがわかりやすい。

「ちょっと恥ずかしいわ」って気持ちもわかりますけどね。


気を付けたいのは、

 ・あんまり昔の映像持ってきてもサイト訪問者にとっては参考にならない

 ・演奏会告知以外のページにコンサートの映像を貼っても参考にならない

 ・そもそもYouTubeなどにアップロードする前に出演者の許諾を得ること

 ・そもそも映像に記録するにあたって著作権処理をしているかどうか

 ・業者に依頼して撮影した場合、業者にも確認を

 ・YouTubeにアップしたくない映像は無理にアップしないで自分のサイトのサーバーに置く

とかそんなところですかね・・・


あとは動画つっても別に演奏会を撮影しなきゃいけないわけでもなくて、

写真(静止画)に音を重ねて動画ファイルにしてアップロードすればいいだけなんで、

演奏会の写真を静止画として使って動画作っちゃえばいいです。


演奏のレベルや音楽の方向性とか全体のサウンドの特徴はだいたい伝わるでしょう。

(この場合もそもそも録音にあたって著作権処理をしているかどうかはチェックしてください)


あとは指揮者の方に次回演奏会について語ってもらってるのを撮影して、

同じように演奏会告知ページに埋め込むとか、

委嘱とかされるんであれば作家さんにも同様にインタビューしてみると、

PR効果は高そうですよね。


もし出来るのであれば公演後にインタビュー(街頭インタビュー程度の感じ)

に応じてもらえるお客様を前もって見つけられれば、

次の公演の際に「お客様の感想」として使えますよね。


もちろん、顔出ししますよ、っていう旨は伝えておかないとダメですよ。



あと演奏会以外のイベントについても、上記同様、

様々なパターンで動画を撮影しておいて

公式サイトではガッツリ展開したいですね。


 ・依頼演奏

 ・講習会


とかです。


コンクールなど主催でないイベントの場合は

演奏者の著作隣接権を主催に譲渡している場合があるので、

勝手にアップしないように。

主催および撮影業者に確認しましょう。



あとは何かの参考に他人が作成したYouTube動画を埋め込む場合は、

それが公式のチャンネルかどうかを確認しておいたほうがよろしいですよ。


無許可の違法アップロードってのは存在するので、片棒を担がないように。

TPPのこともあって今後著作権に関する意識もどんどんと高まっていくと予想されるので、

「このバンドは著作権に関する意識が低いなあ」

なんて思われると、マイナスにしかならない(プラス要素ゼロ)ですから、

そこらへんは気を付けましょう。


動画だけじゃなくて色々なものに著作権って絡んでくるので、

せっかくなんで知的財産管理技能士の勉強してみるのも良いと思います。


ちなみに僕は合格率90%と言われるスーパー初歩の

三級知的財産管理技能士の資格を持っています。

二級だと合格率45%くらいって言われてるので、

まあ勉強すれば皆さんも受かるでしょう。


資格を持つことよりも勉強することが大事なので、

資格の取得についてはどっちゃでもいいです。


(僕は追い込まれないとやらないので試験受けましたけど)



それはさておきこれらの動画はSNSでも展開すれば良いのですが、

公式サイトの動画の役割っていうのは以上のようなところかしらね。


日々の何かを動画で発信したかったらブログとかSNS使った方がいいかも。






それではまた次回。








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2016年2月20日土曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(6)SEO対策





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(6)SEO対策」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェックも第6回に入りました。

まだまだいきます。


今日はSEO、Search Engine Optimization、

日本語で「検索エンジン最適化」、

というこれまたずいぶん昔から今の今まで、

web担当者が常に頭を悩ませている問題についてお話ししましょう。


ざっくり言うとSEO対策ってーと

Googleとかヤフーとかの検索結果でいかに上位表示させるか、

みたいなことなんですけど。


トップページだけじゃなくて他のページも、

関連するワードで検索された際にバンバン上位表示させて、

サイト全体のアクセス流入をアップさせましょうっていうことです。


webで集客している企業でこの対策やってない企業ってほぼないんじゃないでしょうか。

やる気の度合いはピンキリですが。


初心者にもわかりやすそうな(というか基本的なことを押さえるための)サイトがあったので紹介しておきますね。

▼SEOで成果を出すために必要な知識と実践方法の全て
http://bazubu.com/category/seo


まあ結局はこれにどれだけ時間と脳を使えるかってところになるので、

「これやったらOK」ってのはないし、他のサイトも頑張っているので、

終わりのない戦いのようなものなのです。


ですが戦うのをやめたら検索エンジンの表示順位が落ちてしまい、

サイトが見つけられにくくなる可能性が大幅にUPします。


サイトが見つけられない、ということは、

サイトが存在しないに等しい、ぐらいに思っておいた方が良いでしょう。



色々な対策・施策があるのですが、

・ページタイトル(<title>タグの部分)

・メタタグのキーワード

はよくよく考えてやるようにしましょう。


最近ではどの地域からサーチしたかによって

Googleの検索結果が変わるようになってたりしますので、

例えば東京の団体であれば「東京」のほかに23区の区名や市名なども

キーワードに入れておくと、東京の人が検索したときに上位に来やすいかもしれません。


基本的にはGoogleは適切な結果を表示させようとしますので、

サイトと関係ないワードを入れて「策士策に倒れる」にならないようにほどほどに。


あとはページの表示速度なんかも影響するみたいですので

htmlの書き方もcssを使ってシンプルにしてみるとか

画像サイズを軽くするとか、そういうのも良いでしょう。

画像をほとんど劣化させずにファイルサイズを小さくするサービスもあります。

▼Jpeg mini
http://www.jpegmini.com/


あとは「google ウェブマスターツール(Search Console)」を使って、

サイトの状態を把握しましょう。

詳しくはこちら。


▼Googleウェブマスターツール
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja


▼【保存版】Googleウェブマスターツールの使い方完全マニュアル
http://creive.me/archives/5540/


検索キーワードも、以前アナリティクスを紹介しましたが、

こっちに機能が移ってたみたいです。

ごめんなさい!(陳謝)



とまあ色々あるのですが基本はGoogleを押さえておきましょう。

他にはMicrosoftのBingも、徐々に利用が増えてきていますので、

余裕があれば早いうちにBingのほうも対策をしておくと他の団体に差をつけられるでしょう。


▼Bing検索で上位表示させるためのSEO対策について
http://affilabo.com/seo/13428/

取り急ぎ、ウェブマスターツールに登録しておくだけでも差が出るかもしれません



「検索されたいワード」で実際に検索してみて、

広告を除いて上位3位までに入れれば上出来です。




それではまた次回。








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2016年2月19日金曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(5)トップページはあまり見られていない?アクセス解析をしよう





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(5)トップページはあまり見られていない?アクセス解析をしよう」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェックも第5回に入りました。

今日は外見だけじゃなくて中身も見ようね、という話です。


皆さんのサイトも特にトップページには力を入れられているかと思います。

それは決して間違いのではないと思うのですが、

色々と調べてみますと、

近年はトップページのPV(ページビュー)はだいたいサイト全体のPVの10%未満、

というところが多いようです。


ニュースサイトなんかは特にその傾向が強いでしょう。


団体の公式サイトなんかだと20%くらいはあるかもしれません。


逆に言えば、それくらいしかありません。


トップページ以外のページが全体のPVの8割を占めている、

ということですね。


なので、アクセスを上げるためには、

トップページだけに力を入れていてもなかなか上がらないということです。


どれだけコンテンツを増やせるか、内容を充実させるか、

というのが重要になってくるでしょう。


流入経路などを見るとおそらく

ブックマークではなく検索エンジンからのほうが多いでしょうから、

そういった対策も必要になってきます。


何はともあれ、状況はサイトごとにバラバラなので、


まずはgoogle アナリティクスでも使って、

アクセスの中身を把握しておきましょう。


使い方を解説しているサイトがありますのでリンク貼っておきますね。

▼Google Analyticsの使い方 - 導入手順とアクセス解析方法
http://www.adminweb.jp/analytics/


ブログに導入する場合はプラグインがあったりするのでそれぞれ検索してみてください。


アクセス解析の結果、場合によっては、

過去の演奏会の宣伝ページなんかもそのまま残しておいた方が良いかもしれません。

そのページがたくさんPVを稼いでいる場合とか。


離脱率が高いページは、どうしたら離脱を少なくできるか考える必要が出てくるかもしれません。

特に自分のサイトでチケット販売をしている場合、

次回演奏会のお知らせなどのページから、

どのくらいチケット販売のページに移っているかなどは重要だったりします。

そのページに外部リンクが貼ってあって、そこに誘導しているのであれば別にいいですが、

その場合もちゃんと誘導出来ているかどうかはチェックしておいたほうが良いでしょう。


訪問者がどこから来て、どこへ行ったのか?

どのようなキーワードで検索して来たのか?


などなど色々な情報が取得できますが、

それをどう使うかは皆さん次第。


全部の項目をチェックしていても疲れちゃいますしね。


まずはざっとチェックしてみて、

自分のサイト上でのPRにおいて重要と思われる指標を作っておいて、

定期的にアクセスの動向をチェックしておくと良いでしょう。





それではまた次回。








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2016年2月18日木曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(4)伝えたい情報と知りたい情報は違うかもしれない





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(4)伝えたい情報と知りたい情報は違うかもしれない」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェックも第4回に入りました。

これまで主に

・使いやすさ
・スマホへの対応
・ブランディングを意識したデザイン

について書いてきましたが、

今日はデザインではなくコンテンツの話です。


色々なサイトを見ていると、

伝えたい事項、知らせたい事項がそれぞれあるのは分かるのですが、

それが必ずしもこちらが知りたい情報ではない場合があります。

最悪でもどこかに知りたい情報があれば良いのですが、

まったくどこにも記載がない場合もあります。


「これを伝えたい」「これをウリにしたい」

という方針があるのは良いことですが、

サイト管理者としては

「何が求められているか」

というところにも気を配りたいところです。


「このコンテンツを見てくれ!」という気持ちはよくわかるのですが、

実際にアクセス解析をしてみると思ったほどアクセスがない、

っていうことはありませんか?


「見てほしいけど見てもらえない」

それは、まず先に訪問者が知りたい情報を見せていないからかもしれません。


訪問者の気分としては、もちろん人それぞれ求めるものは違いますが、

「まず先にこれを知ったうえで、他のコンテンツをチェックしたい」

というような自分ルールがあったりします。


なのでそれを把握できていないと、

サイト内の回遊をスタートしてもらえないんですよね。


結果、伝えたかったコンテンツも見てもらえず、離脱されてしまう。


コンテンツを考えるときに参考にしてもらいたいのが、

「検索キーワード」です。


どのようなキーワードで検索して自分のサイトに来たのか、

ということです。


これは「伝えたいこと」ではなくて

「訪問者が知りたかったこと」のヒントになります。


例えば吹奏楽団でも管弦楽団でもいいのですが

「吹奏楽 試聴」
「管弦楽 試聴」

などというキーワードで訪問者があれば、

サイトのどこかに試聴というワードがあったのでしょう。


このキーワードでのアクセスが多いのであれば、

「試聴コンテンツを強化するのが良いのでは?」

という結論に至るのは容易ですよね。


どのコンテンツを強化すれば良いのかを考える際に

検索キーワードの多い順から手を付けていくのは有効だと思います。

ぜひチェックしてみてください。


そのほかには、自分がどこかのサイトを見るときに気にすることは、

自分のサイトでもコンテンツを用意しておいてしっかりと記載しておくことですかね。


例えば通販でものを買う時に、

販売会社がどんな会社か気になるのであれば

会社概要や店舗情報を見るでしょうし、


送料が気になる場合は送料の項目を探すじゃないですか。


それと同じです。



新規のお客様の訪問を促進したい場合には、

キーワードでは判断できない場合もあるので、

前の記事にもありましたが第三者に見てもらうのが手っ取り早いですかね。

どんどん疑問をぶつけてもらうことです。



これはヨタ話的に読み流してもらっても結構ですが、

僕が音楽団体のサイトを見るときにチェックする(または、したかった)項目について

参考までに挙げてみますね。


【自分が他団体に所属していた時】※演奏会の宣伝をしたい、チラシばさみをしたい

・本拠地、練習場所や母体

・次回演奏会

・連絡先

・規模

・過去の活動内容



【どこかの団体に入りたいとき】

・団員募集(条件など)

・規模

・練習日程

・練習場所

・団の活動目的

・団の活動内容

・次回の演奏会はいつ、どこでやるのか

・演奏レベル(特に自分のパートの)



【企業人として見た場合】

・演奏レベル

・過去の様々な実績

・演奏を依頼した場合のギャラ

・広告掲載について



まあだいたいそんな感じで、

見る立場が違えば見たいものも違うよね、

っていうことです。





それではまた次回。








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2016年2月17日水曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(3)ブランディングを意識したデザイン





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「公式サイトのチェック(3)ブランディングを意識したデザイン」

ということで書きなぐって参ります。


公式サイトのチェックも第3回に入りました。

これまで主に

・使いやすさ
・スマホへの対応

について書いてきましたが、

今日はもうちょっと突っ込みます。


デザインについては第1回で

「使いやすさ」「わかりやすさ」を考えて

再度設計しなおしているとして、

次に考えたいのはサイトデザインを通して団体のイメージや存在価値を伝えることですね。


デザイン上で団体のイメージを伝える方法としては

・レイアウト(テキストの行間幅や画像の間隔なども含めて)

・色使い

・フォント

・バナー(画像)のデザイン

・背景画像(使っている場合)

・コンテンツの配置順

などがあります。


次に存在価値ですが、

「このバンドは自分にとって何かしらの価値がありそうだ」

と思わせたいところです。

もちろんあなたの団体の活動が、

すべての人にとって価値のあるものになることはないので、

あまり難しく考えず、

取り組んでいることや参加しているプロジェクトを漏らさず明記しておくことです。


サイトを見る時の人の目線は「Z」の形で動くと言われていて、

主に左上が最もよく見られる傾向にあるので、

ブランディング上、重要な画像なんかは左上に固定しておくのもありです。

もしそれが演奏会であれば

(毎回非常に魅力的な企画にしなければ意味がないですが)

次回の演奏会のフライヤー画像を左上に持ってくるのも良いでしょう。


どちらからというとシリアスな楽団なのにポップなデザインだったり、

逆に「楽しいノリ」を大事にしているけどシックなデザインだったり、

そうなるとサイトを見た人が受ける印象と、

バンドの実態がかけ離れてしまいます。


そういうミスマッチを抱えたままだと、

演奏会に来てガッカリ、

団員募集を見て訪問してみてガッカリ、

ということになりかねません。


良いウワサはなかなか広まりませんが、

悪いウワサはすぐに広まってしまいます。


ミスマッチをなくすよう、サイトデザインにも注意しましょう。





それではまた次回。








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2016年2月16日火曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(2)スマホ対応





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さて今日は「公式サイトのチェック(2)スマホ対応」ということで書きなぐって参ります。


最近までwebショップの運営・分析をやってましたが

スマホからのアクセス、驚異的に伸びてますよね。

(まあ、そういう施策を打ったってこともあるんだけど)


CD・DVD・楽譜などが売り物でしたが、

スマホからの商品購入が全体の半分近くになってきてます。

もうじきPCからの購入を上回るでしょうね。

商品ジャンルによってはもうスマホからの売上のほうが圧倒的に上かもしれません。


日経BPコンサルティングがまとめた

「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2015」

では、国内でのスマホの普及率は49.7%だそうで、

もうさすがに無視できませんよって感じですね。


ちなみにGoogleの検索エンジンでも、

スマホ対応しているサイトのほうが高く評価され、

上位表示されやすいのです。


ということであなたの団体または個人のサイトも

チャチャっとスマホやタブレット対応にしておきましょう。


作り方としては

・レスポンシブwebデザインで作りこむ

・変換サービスでチャチャっと終わらせる

って感じかと思いますが、

無料の変換サービスはだいたい広告が表示されますし、

あんまり詳しくない人にとっては「レスポンシブwebデザイン?え?」

って感じだと思うので、

それぞれのレベルやかけられる時間に合わせて選べば良かろうと思います。


こればっかりはご自分でやってください、って感じですが、

こんなサイトがあったのでそれぞれ紹介しておきますね。


▼レスポンシブWebデザインの作り方(簡単設定方法)
http://webdesignerwork.jp/web/responsivewebdesign/


▼比較してみました!スマホサイト変換サービス5選
http://goo.gl/0OzEIJ


変換サービスを使う場合は、タブレットにも対応しているかを重視したいですね。


「今のところ無料で良いしタブレットは後回しじゃー!」

という方はこれが便利。サルでもわかる直感操作がウリです。

▼shutto
https://shutto.com/

「Google「スマホ対応」に最適化したスマホサイト制作ツール。
 ドラッグ&ドロップでレイアウトし、高機能エディターで美しく。
 PCサイトを効率よくスマートフォンに変換できます。
 変換代行パートナー多数。PCサイトと同期。SSL対応。」

ということで僕も使ってました。(サルだから)



とりあえず今回はスマホ対応の重要性を知っていただければ、

ということで。


(たぶんPCサイトのデザインもある程度見直すことになると思うよ)



それではまた次回。








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2016年2月15日月曜日

演奏家・演奏団体の公式サイトのチェック(1)わかりやすいデザインかどうか




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


WEBでのPRの前の諸々の準備について書いてきましたが

ようやく少し具体的な内容に入って行けそうです。

それでもまだまだ入り口なのですけれど。


さて今日は「公式サイトのチェック(1)わかりやすいデザインかどうか」
ということで書きなぐって参ります。


趣味だったり仕事だったりで色々な音楽団体のサイトを見ることが多いのですが、んー。

最近は見栄えは綺麗な感じのサイトが増えていますが、

そこから何も感じないサイトが多いですね。


何を伝えたいのかもわからないし

サイト上で何を表現したいのかもわからないし

まずどこを見たらいいのかよくわからなかったり。


普段企業のサイトとかあんまり見ないんでしょうね。


ちなみにこんなのあるのでちょっと見てみると良いかもしれません。

Webユーザビリティランキング
2015 企業サイト編
http://brand.tribeck.jp/usability/ranking/2015/index.html


ユーザビリティというのは簡単に言い換えれば

「使いやすさ」「わかりやすさ」というようなものです。

1位のKDDIは2014年に続いて1位です。

2位のauもKDDI系列です。強い。

まあここまでのものを作る必要はないと思いますが

(そもそもサービスが違うんで)

参考にしてみてはいかがでしょうか。


クラシック系の団体なら、名の知れたプロ団体のサイトあたりはのぞいてみてください。

例えばN響
http://www.nhkso.or.jp/index.php



レイアウトも含めてサイトデザイン(サイト設計)は

まずは「わかりやすさ」「使いやすさ」に重点を置いてみましょう。


すでにサイトをお持ちの団体が多いかと思いますので、

まずは第三者に見てもらうことをオススメします。

トップページだけではなくてなるべくすべてのページを見てもらいましょう。

作ってる側からは見えない問題点が続々と出てくる場合がありますよ。

・団員以外のご友人

・クラシック音楽とは無縁のご友人

などに見てもらうのがよろしいでしょう。


趣味が遠ければ遠い程、ふだん見ているサイトも異なるので、

他ジャンルから参考になるサイトを色々と教えてもらうのもよろしいかと思います。



色々と見ながら「わかりやすい」「使いやすい」と思えるサイトが見つかったら、

なぜ「わかりやすい」のか?

なぜ「使いやすい」のか?

を考えてみてください。



団員やスタッフの方でサイト管理に携わっていない方も、

他人事にしないで、おかしいなーと思ったら管理者に伝えられるようにしましょう。

管理者の方はそれが出来る(意見が言える)環境を作ると良いです。

ただ、一人ひとりの意見を全部聞き入れていたらグッチャグチャになります。

管理者は指揮者のようなものです、というと分かりやすいでしょうか?



デザインに関してはブランディングも意識したいですし

コンテンツも考えないといけませんが、

それらはそのあとになります。


まずは「わかりやすく」「使いやすい」サイトを目指して、

デザインのリニューアルなど検討してみてはいかがでしょうか。


このブログもどうかと言えば全然そうでもないので
ちょこちょこ直していかないといけないのですが、

真っ先にいじったのはフォントサイズです。

PC版は記事のフォントサイズを16pxに変更しています。

これは経験則ですけど。



それではまた次回。








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2016年2月14日日曜日

意外と伝わっていない「演奏会いつやるの?」





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


このブログでは、

クラシック音楽をもっと身近に!

もっと広く人々の生活の中に根差すように!

を目標に、主にオーケストラ、バンドの

web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「意外と伝わっていない「演奏会いつやるの?」」ということで書きなぐって参ります。


日々SNSなんぞをながめていますと、

それはもう色々なバンドや友人たちの投稿でタイムラインが埋まるわけですけれど、

その中には「演奏会やります来てください」ってな内容のもあります。


ただ高確率で僕は素通りしてしまいます。


なぜかというと行く気がないから。


皆さんの集客においてターゲットとなる客層は主に2つに分けられます。

・リピーター

・新規顧客(上記の場合僕はこっちに分類されます)


どちらにも演奏会の開催をPRしていると思うのですが、

人が多くてにぎわっているところほど、自分の声はかき消されると思ってください。


つまり、「伝えているつもり」と「伝わっているか」は分けて考えなくてはいけません。

「僕はこれだけ声を張り上げました(ドヤッ)」

って言っても、聞こえてなければそれは宣伝にはなってないわけです。

虚しいですね。


そうはいってもやらないわけにはいかない。

ここで「悔しいなあ、どうしたらいいかなあ」と思える人が勝ち残ります。


リピーターにしろ新規顧客にしろ、まず大事なのは「先回り」の発想です。

このブログは基本的にWEBでのPRの話がメインなので

WEB上での活動に関して言いますと、

「彼らが訪れる可能性がある」サイトはすべてチェックしておきましょう。

その中から、まずは出来る範囲のところに絞ってPRを行います。

費用を投じて広告を買うかどうかはお任せしますが、

今回は広告費を使わない方向でまず考えます。


例えばSNSであれば、結構な頻度で見られると思うので当然有効です。

ただ、そこで触れる情報は自分がフォローしているアカウントや友達のアカウントの情報がメイン。

すでにアカウントをフォローしてくれているファン(リピーター)には有効ですが

新規顧客を獲得するには他のサイトにも手を伸ばしてみましょう。

コンサート情報のサイトだったり、地域のサイトだったり。

無料で情報を掲載してくれるところは意外と多いです。

顧客のターゲッティングにもよりますが、

とにかく新規顧客層が訪れそうなところに先回りして宣伝を出し、

「あ、こんなのあるんだ」と気づいてもらうところがスタートです。


次に個人的な経験から気になっているのが、

「テキストベースでは日時に気づきにくい」

という点。


「あ、演奏会あるんだ・・・へえー・・・」

で終わってしまうと肝心の日時が伝わらず、まるで無意味です。

悲しいですね。


チラシが出来上がっていれば、宣伝を投稿する際には

ぜひチラシ画像を差し込んでください。

だいぶ反応が違ってきます。

チラシが出来上がっていなければ、

「2/14」のように月日だけを書いた画像を作ってもいいでしょう。

開催日を目に飛び込ませるのが目的です。


まあ、宣伝するときにはもうチラシのデザインくらいは決まっていてほしいものですが・・・

チラシのデザインも日付は分かりやすくしておきたいですね。

記憶に残らないと忘れられてしまうので。


後は、本番までに特にSNSでは何度も色々なPRをすると思うのですが

動画や写真があるのにテキストが「本番に向けて今日も練習中です!」

だけだともったいないですね。

(このパターンめっちゃ多いですよ)


必ず日付と、詳細ページへのリンクは毎回載せておきましょう。

投稿する方は「しつこいかな・・・」と思いがちですが、

見る方はあなたの投稿を毎回見ているわけではないので、

100投稿してそのうちの1件しか見なかった人にも伝わるように徹底したほうが良いでしょう。


その他、公開リハーサルなどのイベントやチラシの挟み込み歓迎など、

そういった時間が決まっているものも同じように日時がしっかり伝わるようにしましょう。

アクセス数などを見て反応が悪ければ違う見せ方で再投稿してみたりします。

もちろん公式サイトではすべての情報を出しておきます。


意外と「これだけ情報出しておけば人が集まるだろう」と思いがちですが、

それは大きな誤解です。

・いつ

・どこで

「どれだけ正確に伝わったか」を気にしながらPRを続けましょう。


行く気がなかった人も、日付が分かって、なおかつその日に何の予定もなければ、

そこで初めて「何やるのかな」「行ってみようかな」

という気になります。

日付が正確に伝わってやっとそのくらいの気持ちになるぐらいなので、

「行こうかな」を「行った方がいいな」に変えるために

あの手この手の継続したPRが必要になってくるわけです。


PRの方法は色々ありますので順を追って紹介していきます。

まずは今のやり方で本当に伝わっているかどうかをチェックしてみましょう。



それではまた次回。








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2016年2月13日土曜日

どのくらいの収益を上げたいのか 楽団運営の経費と相場をチェックしよう




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


このブログでは、

クラシック音楽をもっと身近に!

もっと広く人々の生活の中に根差すように!

を目標に、主にオーケストラ、バンドの

web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「どのくらいの収益を上げたいのか」ということで

またもやざっくりと書きなぐって参ります。


皆さんのバンドの年間収支はどんな感じでしょうか。

アマチュアとなるとほとんが手弁当で、

特に儲かってませんよ、ってことになるでしょうし

それでいいんですけれども、

団の貯蓄があれば団費も抑えられるし

演奏会ごとの特別徴収もなくすことができます。


アマチュアにとっても意外と他人事ではないので

一緒に考えてみてください。


さてそんなわけでざっくり「いくら欲しいのよ」っていうところですが、

年間の経費を過去3年分くらい出してみてください。

もし経費が年々上がっていればそこから次年度にかかる経費を予測します。

下がっていた場合は、不測の事態に備えて同額で予測しておくといいでしょう。


今回は、経費を削るやり方ではなくて、

その経費をまかなうためにいくらの利益が必要なのかを洗い出すのが目的なので、

無駄な経費を云々は言いません。すべて必要経費として捉えます。



経費を算出したら、次に収益源をリストアップしてみましょう。

・これまでに扱ったことのある商品

・これまでに扱ったことのない商品

に分けましょうね。


というのも、「これまでに扱ったことのない商品」がどれだけ利益を出すかわからないので、

まずはこれまでに扱っている商品の中で考えておく、という発想です。


おそらく、チケット代や依頼演奏くらいじゃないでしょうか。

プロならもうちょっと色々ありそうですが、

アマチュアだとそんなに多くないと思います。


洗い出しが終わったら、

次に相場の調査をしてみましょう。


同じような規模、同じような知名度、同じ地域の他のバンドを見て、

チケット代の設定や依頼演奏のギャラなどを再検討します。

最終的には集客につなげたいので、

出来るだけ集客力のある団体を参考にしましょう。


その際に、集客力のある団体は、

売り物のほとんどが自分のところより高めに設定されている可能性があります。


ですがそれに合わせてただ単純に売価を高くしても売れないでしょう。


相場の調査はあくまでも参考にして、

実際に値上げをするか値下げをするかなどは

自分たちの状況に合わせて考えましょう。


高価格帯の商品を多くそろえて売るのが最も良いのですが、

それについてはまた後日お話します。


取り急ぎ今日のところは、

・年間でどれくらいの経費が必要なのか

・相場はどうか

この二点を本気でチェックする、

というところまでで止めておきましょう。


これだけでも結構な作業量になると思いますが、

まずは団の状況を正確に把握できるまでやってみましょう。




それではまた次回。








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2016年2月12日金曜日

なぜその活動をするのか? 顧客に何が提供できるのか




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もっと広く人々の生活の中に根差すように!

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web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「なぜその活動をするのか?」ということで書きなぐって参ります。


前記事でブランドイメージを構築する話を書きましたが

これはいわゆるブランディングというやつをするにあたって

まずはどういうブランドイメージを作りたいのか考えておこうね、

という話でした。


今回も同じようにブランドイメージにつながりそうな話なのですが

そもそも「あなたもしくは貴団はなぜその活動をするのですか?」

という初めの方に書いた「企業理念みたいなもの」だったりするところが

実は定まっていないのではないか、

という気がしてきたので、ちょっと書いてみます。


個人の奏者や新規で立ち上げる団体でもないと、

「なぜその活動をするのですか」と言われても

「いや、なんか昔からやってるし」

で終わってる団体多いかも?


一応団の理念みたいなのは昔からあるんだけど、

それが絵に描いた餅みたいになってませんかねー、

というね。


「好きだからやってます」

でも全然構わないのですが

そういう団体はこのブログの読者層から外れますので放置します。


好きだからやってるのはまあそりゃあそうでしょうよ、

っていう話で、

具体的に何が聞きたいかというと

「アンタんところは我々に何を提供してくれるのよ」

っていうところですね。


大義名分というほど大げさなものではないのですが

それに近いようなものはあったほうがブランディングが右往左往しなくて済むので。


凄く細かなことでもいいんですよ。

例えば市民吹奏楽団であれば、

「地域の学校吹奏楽部のお手本となるような運営をします」

とか

「子供から大人まで幅広く吹奏楽の魅力を伝えます」

とか。


具体的であればあるほど活動の原動力としては強力になります。

やることが絞られてるので団員も集中すべきところが定まりやすいんですよね。


でブランド戦略としては、

例えば上記の場合であればカッチリした大人の雰囲気でいってみたり、

逆にポップで親しみやすい雰囲気でいってみたり、

という感じでイメージも組み立てやすいですよね。


そういった基本的な理念があったうえで、

さらに演奏会ごとに「なぜ今回このイベントをするのか」

についても考えてみてほしいと思います。


「いや定期演奏会っていう名前だから定期的にやってるだけだし」

だと広報担当メッチャ困るわけですよ。


なぜこの時期に?

なぜこの会場で?

なぜこの時間帯で?

なぜこの選曲で?


ビジョン、ターゲットなどに基づいて色々考えたはずなので

それをしっかりと

「今回はこうこうこういう理由でこの内容になりましたよ」

というのをメンバー全員でシェアしておきたいですね。


掘り下げていけば何かしら理由があるはずなので、

「なんとなく」

を限りなく消滅させるように心がけてみてはいかがでしょうか。


それが出来れば広報も「何をすべきか」がより明確になるので、

迷走しなくて済みますし、効果測定もしやすくなるでしょう。



とにかくウェブでどうやって盛り上げるかを考える前に、

整理しておくことが多いですが、

もしうまく行っていないのであれば

「そもそも広報の準備が出来ているのか」

という観点から自分たちのしようとしていることを、

あらためてチェックしてみてください。





それではまた次回。








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2016年2月11日木曜日

どうやって売るのか 演奏家・演奏団体が考えるべきこと




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web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「どうやって売るのか」ということで。


「どこで、何を売るのか」については前記事までにやりましたね。


今日は販促の方法ではなくて、

団体そのものを売るために必要な「まずどうやって?」

ということについて考えてみましょう。



どうやって売るか、っていうのはブランドイメージをどうするかってところが大きいです。

イメージは大事ですので、

団の理念に沿った形、

また長期ビジョンに沿った形で

ブランドイメージというのも考えてみましょう。


前回の「どこで」にも出てきたようなローカル的なところ言えば、

・地域密着型なのか

・巡業型なのか

・国外向けなのか

というところは優先順位をつけておいた方が良いでしょう。


また運営については

・スポンサー企業を付ける(広告出してもらうとかじゃなくて傘下に入る勢い)

・助成金でなんとかする

・一切賛助に頼らず自由独立主義で行く

などあります。

それぞれに長所も短所もあるので、

理念の実現、ビジョンの実現に最も近いものを選べばよろしいかと思います。


また、もっとわかりやすいところでは選曲内容の傾向が挙げられます。

どこどこの国の作曲家をメインに取り上げていますよ、

とか

埋もれた名曲発掘に命かけてますよ、

とか

そんな感じ。



いずれにしても「うちはこういうバンドだー!」

という一言で語れるようなブランドイメージをもって、

それをウェブだけでなくお客様との接点となるあらゆる場所で広報すれば、

しばらく公演を重ねるうちにブランドイメージが固まってきます。


そうすると、

「あのバンドがあの曲をやるんだって、行かなきゃ!」

という具合に・・・なるといいのですが(汗)


新規の顧客を獲得する場合には、

過去にメディアで取り上げられたときのレビューを使わせてもらうなどして

バンドのイメージをしやすいように工夫してみてはいかがでしょうか。


キモは、「この団体を追いかけてればアナタにピッタリの公演がありますよ」

と思わせることでしょうか。

全ての人に気に入ってもらうのは難しいので、

価値観の合う相手を探すというような感じになりますが、

まずは自分の価値観(ブランドイメージ)を表にわかりやすく出してあげないとね、

ってことですね。


今までのイメージを変えるもよし、

全体のイメージは変えずにより絞り込んだイメージを作るもよし。


イメージの方向性が決まったら、

あとはそれに沿って様々なことを整理整頓していかないといけません。


・公式サイトのデザインとコンテンツ

・SNSの使い方

・チラシなど印刷物のデザイン

などなどですね。

団員の入れ替えも場合によっては必要かもしれません。


こうしてだんだんとパッケージが出来ていって、

最終的に商品として世に陳列されることになります。


PRを行うにあたって、最後は客席までお客様を連れてこないといけないわけですが、

イメージは商品パッケージの一番表側に来る包装紙のようなもの、

または店舗であれば外装や看板のようなものなので、

先に「どういったイメージ戦略で売り出すか」というのを決めておくのが

PRの成果を左右すると言ってもいいでしょう。


(イメージ戦略がないと担当もPRしづらいですからね)


細かいイメージは公演ごとに変えてもいいと思いますが

基本のイメージは何をするにも共通させてブレないようにしましょう。



さて、あなたはあなた自身またはあなたのバンドにどんなブランドイメージを付加して、

どのような売り出し方をしますか?



それではまた次回。








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2016年2月10日水曜日

どこで売るのか 演奏家・演奏団体が考えるべきこと




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web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「どこで売るのか」ということで。


「何を売るのか」については前記事でやりました。


今日は売り物についてはシンプルに

「演奏会」

そのものとしましょう。


それを「どこで」売るのか。


つまりどこにいる人に届けたいのか、

どこまで届けたいのか、

というようなことです。


・地域に根差したイベントにしたいのか

・世界規模で発信・集客したいのか


という感じで振り幅も相当ありますが、

PRをする前にこれはかなり細かく決めておきたいところです。


例えば西日本のオケが、

東京からの集客はあまり望めないのに東京でPRする。


別に余力があればやってもいいのですが目新しい企画や演目でもない限り、

さほど効果があるとは思えません。

そもそも東京の人をメインのお客様として捉えていないのであれば

リソースを割くのはそこではないというのがわかるでしょう。


今は何かと便利な世の中で、

ネット上で世界中に情報を発信できます。

一つの投稿で世界中をカバーできるわけですから、

広報としては一見とても楽に見えるのですが、

内容が薄くなってしまうので効果があまり期待できません。

(余力があればダメ元でやってもいいと思いますがそれはやることやった後にしましょう)


手間賃や広告料を対象地域に集中的に投下するという発想がまずは大事です。

そのためには対象地域を細かく設定しておきましょうね、という話。


もちろん会場決定が先にあって、

その会場を起点として対象地域を決めるというやり方もあれば

対象地域を先に決めてから会場の選定を行う場合もあるでしょう。

これは状況によってどちらが先でも良いと思いますが、

いずれにしてもこれまでの記事を踏まえて

「誰に」
「何を」
「どこで」←New!

売るかを考えておかないと、PR戦略が決まらないというわけです。

いつまでたっても集客上がらないままですよー、ちゅー感じ。



ちなみに僕が住んでいる広島市には

広島交響楽団という有名なプロオケがあるんですが

広島市内の中心部(原爆ドームがあるあたり)に、

ホールが結構固まっています。

ここで広響も演奏することが多いのですが、

僕の家の近所のスーパーから路面電車に至るまで

広告が常に出ているような状態。


「広島3大プロ」といえば

広島カープ、サンフレッチェ広島、そしてもうひとつが広島交響楽団、

という感じでかなり地域密着型のオケなんですが、

恐ろしい集客力で、演奏会はほぼ満席です。


お客様も、どんなに豪華なゲストが来ようが、

「ワシらは広響を聴きにきただけじゃけえ」

という感じで、終演後はゲストのサイン会に長蛇の列が出来ることもなく、

ホクホクした顔で皆さんサッサとお帰りになるのです。


地元民の力、侮ってはいけません。




それではまた次回。








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2016年2月9日火曜日

何を売るのか 演奏家・演奏団体が考えるべきこと




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


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その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「何を売るのか」ということで。


演奏団体が売るものってのは

チケットが有料か無料かに関わらず

演奏そのもの・・・でもあるのですが

これは言い換えれば「時間」だと思います。


自分が映画や読書、または演奏会に行くとき、

対価を払いますよね。

それは何に対する対価なんでしょうか?


それはおそらく「非現実的な時間」に対する対価なんではないでしょうか。


ビジネス書を読んでいる時ですら、

「この本を読めばレベルアップした自分になれるのではないか」

という「まだ現実になっていない」という意味で

非現実的な時間を買っているんじゃないでしょうかね。


なので基本的にまずはお客様に「時間」を売っているんだ、と思って間違いはなさそうです。

逆にお客様の時間を奪っていることにもなりますので、手抜きは許されない。

人の命に時間の限りがある以上、時間は命に等しいものです。

命を奪いながら、よりよく生きていくための新しい命を吹き込む。

それが演奏会なのではないでしょうか。

皆さんそういう緊迫した命のやりとりの世界で生きておられることと思います。

(そうであってほしいと願います)


まあ以上は音楽イベントの基本の「売るもの」になるのですが、

このブログはあくまでもWEB戦略を考えるのに役立つお話をしたいので、

そういった視点で「何を売るのか」についてあらためて考えてみたいと思います。


前回までにお話した「ビジョン」と「ターゲット」が決まっていれば

自分のバンドが売りに出せるものもおのずと具体的になってくると思うのですが、

まず「売れるもの」として考えられるものを色々挙げてみましょうか。

【無形のもの】

・演奏

・時間

・サービス(おもてなし)

・MC

・演出

・演目

・ゲスト

・ちょっとした講演、解説


【有形のもの】

・CD/DVD

・楽譜

・書籍

・パンフレット

・チラシ

・ポスター

・サイン

・バンドのオリジナル公式グッズ

・地域の特産品や飲食物など


パッと思いつくところではこんなところかな。

もちろん会場によっては物販不可、飲食スペースもなし、という場合もあるので

会場選びにも影響が出ます。


以上の売り物をふまえて「何をウリにするか」について考えてみましょう。


「バンドの過去を振り返ることもできる物販のあるコンサート」

「ゲストのサイン会があるコンサート」

「極上のおもてなし、贅をつくした飲食も楽しめるコンサート」

「0歳からでもOKなアットホームな時間を提供するコンサート」

「フレンチ・プログラムをフランスのワインとともに楽しめるコンサート」

「クラシックの歴史を誰それの解説とともに紐解きながら楽しめるコンサート」


などなど、売り物の組み合わせで公演の「ウリ」が浮かび上がってきますよね。


この「ウリ」を明確にしたうえでさらに自分のバンドが持つ価値をプラスしてPRを行うわけです。


ただ単に「演奏会あるよ、来てね」とは全くレベルが段違いのPR戦略を練ることが出来ますね。


「ビジョン」「ターゲット」と同じく「何を売るか」というのは非常に大事な決め事です。

演奏会の企画前にバンドの財産(売り物)、資金(新しい売り物の調達)についてもしっかりと考えてみましょう。






それではまた次回。








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2016年2月8日月曜日

ターゲットは誰ですか~客層を絞り込む




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さて今日は「ターゲットは誰ですか」ということで。



演奏会でいえば、

「どんな客層に来てもらいたいのか」

っていうことになるんですが、


おそらく

「誰でもいいよ!来いよ!」

っていう感じじゃないでしょうか。


まあね・・・そうでしょうね・・・



ただ、それで今まで上手くいってないのであれば、

ターゲットを絞る勇気も必要です。


前回お話しした「ビジョン」によって

絞り込みの内容も変わってくるのですが、

ターゲット層が幅広い場合は絞り込みを変えて複数回やればいいのではないかと思います。


絞り込みを行うと、

・公演内容

・時間帯

・曜日

・開催時期

・チケット代

・広報媒体

などが変わってきます。

というか変えないと意味ないッス。


要はマーケティング戦略が変わってくるので、

当然それに合わせて色々なことを変えていかざるを得ない

って感じですね。


ターゲットって言ってもどう絞り込めばいいのかわからんよ!

という声も聞こえてきそうなので

ビジネス的に主によく分けられるターゲット属性を挙げてみますね。

・年齢層

・性別

・地域(居住地)

この3つは基本中の基本ですね。


そのほかに

・リピーターか、新規顧客か

なんてのもありますね。


演奏会であれば

・マニア向けなのか初心者向けなのか

・大作好み向けなのか小品好み向けなのか

といったターゲッティングも当然選曲に影響してきますよね。


別にターゲットを決めるのが良いことで決めないのは悪いこと、

というわけではなくて、

マーケティングをするうえで

演奏会やイベントの企画をする前の段階で絞り込みをしていないと

企画が中途半端に終わっちゃうでしょうよ、

そもそも企画出来ないはずでしょうよ、

販促も出来ないでしょうよ、

っていう話です。


ですから今までも何らかの絞り込みは行っているはずなんですが、

それでうまく行っていないのであれば、

「絞り込みきる」

「ターゲットに合わせた宣伝を考える」

っていうのが大事なんじゃないかなあと思うわけです。


要はうまく行っていないときは絞り込みが足りないと。

元の企画が絞り込めてないからPRも絞り込めない。

ただなんとなくいつも通りの宣伝をして

「思ってたより入らなかった」

ってそりゃそうでしょうよ、っていう話。


誰からも好かれるって無理ですから。

それはあきらめてください。


お客様は皆さん結構忙しいんですよ。

中途半端な企画の演奏会に行ってるヒマはございません。


「おおこれはまさに自分のためにあるような演奏会だー!」

という気持ちを、

ターゲット層に起こさせること。

その情報をターゲット層に届けるための最適な方法を探ること。


そういった細かいことをやるために、

まずは絞り込みを徹底してみてはいかがでしょうか。



それではまた次回。








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2016年2月5日金曜日

演奏団体としてのビジョンはありますか


こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



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さて今日は「ビジョンはありますか」ということで。


この先どういう目的で団体の運営をしますか、

どういう風になりたいのですか、


てなようなことです。


これが定まっていないと何をやるにも付け焼刃、

頑張って宣伝しても効果ナッシングです。

そもそも何をしていいかわかりませんから「なんとなく」になってしまい

指標がないので効果測定も出来ません。


会社でいうところの「企業理念」みたいなものは音楽団体にも当然あると思うのですが、

それに乗っ取った形で、

どのようにビジョンを展開するか?


これまでいろいろな会社で働いてきましたが

ビジョンがないがために「何に向かって働いているのかさっぱりわからん」

という状態の社員さんを多く見てきました。

僕もわかりませんでした。


「とにかく儲かりそうなところに手を出す」

という一見わかりやすいビジョンの会社もありましたが

それは具体的に何?

というと何もなく、

結局「うちはこういう会社です」と言い切れるものがなかった会社もあったので、

ビジョンは具体的なほうが良いでしょう。


ビジョンは企業理念と経営理念の間のようなものだと僕は思っているのですが

北極星みたいなもんだと思ってもらえればいいでしょうか。

旅人が道に迷わないように、というアレね。


スタッフがどこを向いて走れば良いか旗を立てておくようなものです。

(企業理念はもっと根本的な行動規範のようなものにつながると考えます)


また、スタッフ個々人がSNSアカウントやブログを持っていて

色々と投稿する場合もあるかと思いますが、

ビジョンさえ共有できていれば団体の方針と異なる言動をするリスクも減るでしょう。


策定したビジョンは必ず関係者全員で共有しましょう。


ビジョンの策定は、

・短期

・中期

・長期


に分けて行うと良いでしょう。


長期的なビジョンというと「最終的にこうなります」

ってのに近いのですが、

それがウン十年先とかになるとちょっといただけませんね。


というのもこのウン十年を振り返って時代がどう変化したか考えてみれば、

ウン十年先のことを決めても途中で修正しなければいけなくなるのは明白だからです。

「企業理念」は変えなくていいですよ。

ビジョンね。


まあ長くても10年ってところですかね。


なので「今(2016年2月)からあらためてビジョン作るよ!」

という場合は

短期=2017年1月まで(1年後)

中期=2021年1月まで(5年後)

長期=2026年1月まで(10年後)


のそれぞれについて、

「その時期までに我々はどういう状態になっていたいのか」

というのを考えてみるのがよろしいかと思います。

変に絞り過ぎる必要もないですので

たくさん思い描いてみて、

それを短期、中期、長期に割り振ってみてください。



段階を分けることで、

もし仮に短期のビジョンが達成できなければ

中期ビジョンを達成するまでに時間が足りなくなるので

「ペースを上げる必要があるな」

と考えることが出来ます。


逆にもし仮に中期ビジョンを予定より早く達成したら、

長期ビジョンを前倒しすれば良いです。

別に待ってる必要もないんでね。


ただし気を付けたいのは、早めに達成した後は少し休むことです。


営業マンやってたときに一番うっとおしかったのは、

「今月ノルマ達成したな、やったな!じゃあ次は○○円目標な!」

とすぐに次のノルマに向かわせられて、終わりが見えないところです。


達成したらパーチーでも開いてしばらくお休みにしたらどうですかね。


休んでる間も人によっては頭は働いていて、

色々な情報をインプットしてパワーアップして帰ってくるかもしれません。



そして改めてビジョンを達成するための戦略を考える。


そうやって徐々に強くなっていければ良いのではないかと思う昨今です。



昔務めていた会社で

「この会社には便所はあるけどビジョンがない」

という名言(迷言?)を言った人がいました。



便所もビジョンも必要です。



それではまた次回。








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2016年2月4日木曜日

クラシック音楽のウェブ戦略を考える前に


こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


さて今日は「ウェブ戦略を考える前に」ということですが

細かい戦略は後々に取っておいて、

まずは自分たちの情報を発信するのにどのようなツールが使えるのか

一度整理しておきましょう、という感じです。


これだけは必ず用意しておきたい、というのは下記でしょうね。


・公式サイト

・ブログ

・SNSのアカウント

・メルマガ



何かにつけてアナウンスするのに公式サイトは必須です。

情報のまとめとしても機能します。

また後日お話しようと思いますが、

いわゆる無料ホームページなどでサブドメインしか取れないようなところは、

なるべく避けた方が良いです。

Googleアナリティクスでアクセス解析をしたい場合や、

Googleにインデックス登録をしたい場合に、

サーバー直下にxmlファイルを置かなければいけなかったり、

独自ドメインを使わないといけないので、

ウェブ広報を強化したいのであれば

機能制限の多い無料サービスってのは避けておきたいですね。



次にブログ。

最近はSNSでチャチャっと情報を出せるので

あえてブログを持っていない団体も多いかと思いますが、

みんながみんなSNSやってるわけではないので、

公式ブログは一つ持っておきたいところです。

内容はSNSに投稿したもののまとめでいいんです。

web担ってのは自分がSNSやってることが多いので

他人もやってると思いがちですが、

それは間違いです。



次にSNS。

誰もがやっているわけではないですが、

今はSNSの使い方ひとつで勝敗が決まると言っても過言ではないでしょう。

恒久的に存在するサービスではないし、

mixiのようにSNSとしての存在感がなくなっていくパターンもありますので、

頼り過ぎてもいけませんが、

かといってもう無視できる状態ではありません。

ネットショップをやっているときにSNSでの展開も担当していましたが、

SNSからの流入はどんどん増えています。

逆にそれを活用できていないとしたら、機会損失を生んでいると考えて良いでしょう。

何を宣伝するにしても、拡散性のあるSNSは外すわけにはいかない時代です。



最後にメルマガです。

公式サイトもブログもSNSも、基本的には「待ち」の戦術です。

(SNSは攻めと待ちの両方の要素がありますが)

相手がアクセスしてこなければ見てもらえない。

ネットは見ないんだよね、って人は結構いると思ってください。

スマホからのアクセスもアプリ経由が多いのではないでしょうか。

公式サイトをスマホから見るってあんまりないと思います。


そこでメルマガですが、

どんだけサイトを見ない人でもメールは読んでくれる可能性が高いです。

過去のアクセス解析からの経験上、

一番アクセスを稼げるのはダントツでメルマガ。

メルマガの書き方についてはそのうちお話します。


メルマガの発行システムは色々ありますが、

最初は「まぐまぐ」とかでもいいですよ。

何を使うかではなくてどう伝えるかなので、

より制限を外したければ有料のサービスに登録するのもありですが、

そもそもがアナタの団体に興味を持った人が登録すると思うので、

まぐまぐで充分かなーと個人的には思っています。

メルマガ配信サービスのまとめ記事があったので載せておきますね。

https://ferret-plus.com/1727






以上、初回は簡単に書きましたが、下記をチェックして、

漏れているもの、対応できていないものがあれば対応しておきましょう。

コンテンツは後で考えれば良いです。

(メルマガだけは審査がある場合があるので先に内容を考えておいた方が良いかもしれません)



・独自ドメインの公式サイトを持っている

・公式サイトのサーバーはお金を払って比較的制限の少ない状態で運営出来ている

・ブログを開設している

・Facebookページを開設している

・Twitterアカウントを取得している

・YouTubeにチャンネルを開設している

・メルマガ配信サービスに登録している、または準備中である



とりあえずは上記だけでOK。

余裕が出てきたら手を広げていきましょう。

やることは山盛りですからね。


それではまた次回。




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ご挨拶

初回の記事ということでご挨拶です。

まずブログのタイトルが

「クラシック音楽 Web振興コンサルタント 梅本周平のブログ」

大きく出ました。意味が分かりません。


まあ、音楽の世界でもたまに事件とかがあったときに

「自称音楽家の○○容疑者」

とかって報道されるのと同じで

自称です。

コンサルタントに資格はないので自称です。


「おまえ誰なん」

ごもっともです。

プロフィール欄で簡単に自己紹介してるので読んでね。


吹奏楽の分野で長く仕事をしていたので、

吹奏楽や管打楽器関係の投稿が多くなるとは思いますが、

クラシック音楽をもっと身近に!

もっと広く人々の生活の中に根差すように!

を目標に、

主にオーケストラ、バンドのweb上でのPR・マーケティング戦略について語ります。

たまにwebとはあまり関係ないことも書くかもしれません。



ポツポツ書いていこうかなと思いますが、

どうなることやら。


新しい流れや情報にそって色々書いていく予定ですが、

過去によそで書いた記事なんかも加筆・修正して紹介すると思います。


集客や広報に悩んでいる方は時々チェックしてみてくださいね。


初めはかなり軽いタッチで行きますので、その点はご容赦ください。



以上、簡単ではございますがご挨拶でした。



さて・・・

お腹が減ったので早目のお昼にします。

(オイ)