クラシック音楽をもっと身近に! もっと広く人々の生活の中に根差すように! を目標に、クラシック音楽 Web振興コンサルタントの梅本が クラシック演奏団体や個人、企業やお店の web上でのPR・マーケティング戦略について考えたりボヤいたりします。
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2017年7月12日水曜日
自社サイト、楽団サイトでのインタビュー記事の作成方法
こんにちは。梅本です。
これまで「コンテンツだーコンテンツが大事なんだー」
と言ってまいりましたが、
「どんなコンテンツが良いのかいまいち浮かばない」
という方のために一例として
「インタビュー」についてご紹介します。
これは僕が吹奏楽・管打楽器の情報サイト「Wind Band Press」を
運営していく中で思ったことですが、
インタビュー記事はアクセスもPVも伸びますのでオススメです。
ではさっそくインタビュー記事の作り方です。
あくまでも梅本流ですけれど。
1. 知りたい内容やインタビューの目的を整理しよう
ただやみくもにインタビューをしても話があちらこちらへ飛んでしまい、
「結局何が伝えたいのか」
がわからないインタビューになってしまいます。
誰にインタビューするかも大事ですが、
まずインタビュアーは
「お客様は何を知りたがっているか」
「どんな内容であればお客様にとって有用か」
「自分は何を知りたがっているか」
「インタビューの目的は何なのか」
このあたりをまずザッと書き出して、
質問がブレないようにしておく必要があります。
そのうえで誰にインタビューするかを決める場合もありますし、
誰にインタビューするかを決めたうえで上記を整理する場合もあります。
2. メールインタビューの場合と会話インタビューの場合の違い
基本的には実際に会って話してもらうのが良いと思いますが、
例えばプロの指揮者など多忙な方の場合、
空いた時間(そんなものはないのでしょうが)に
テキストで回答を頂いたほうが良い場合もあります。
その場でとっさに回答が出てこない質問というのもありますので。
そういった場合はメールで質問事項のテキストをお送りしておくと良いのではないでしょうか。
移動時間などで返信出来るかもしれませんし。
アマチュアの楽団員など、比較的時間のある方であれば、
なるべくお会いして、写真も取ってインタビューを行いたいですね。
あらかじめ質問項目を書きだした紙を手元に置いたうえで、
話が脱線し過ぎないようにコンパクトに行う必要があります。
いずれにしても、
・自分がしゃべり過ぎないこと
・自分が知っているからといって説明を省略しないこと
・自分が知っているからといって世間も知っていると思わないこと
・抽象的な質問を避けること
は大事なポイントになってきます。
3. 最終原稿は必ずチェックしてもらおう
さてインタビューも終わり、記事の体裁を整えました。
あとは公開するだけの原稿の完成です。
ここで、公開する前にインタビューを受けた方に再度チェックをお願いしましょう。
テキストのやり取りでも少々修正が入りますが、
特に会話しながら行ったインタビューでは、
インタビューされた側も
「これ、文字にすると結構エグイな」
ってことを言っている時があるので、
大幅なカットや修正が入る可能性が高いです。
後で「そんなつもりじゃなかった」
などという誤解が生じないように、
原稿は最後にチェックをしてもらいましょう。
4. 宣伝と媒体への展開
ここまで来て、無事に記事を公開することが出来ました。
このブログの他の記事もザーッと読んでいる方であれば
次にすることは宣伝広報だということはお分かりですね。
SNSやメルマガなどを駆使して、
新しいコンテンツが出来たことをご案内しましょう。
もう一つ、これは僕の媒体ではやっていませんが、
楽団などの広報の場合は、
地元の新聞社などに
「プロの指揮者の○○さんへのインタビューを行いました、
つきましては御社の紙面に掲載していただくことは可能でしょうか」
的なことをメールなり電話なりで売りこんでみるのも面白いかもしれません。
特に演奏会に向けてのインタビューなどイベント絡みの場合は効果的でしょう。
ただ、前向きに検討して頂ける媒体もあれば、
バッサリお断りされる媒体もあります。
ダメ元で行きましょう。
この際に注意していただきたいのは、
特にメールですが、返事を必ずすることです。
バッサリお断りされた後、メールの返事をしてこない人がいます。
僕の媒体でもありますが、正直、心象は悪いです。
僕も広告営業などで問い合わせをして、
バッサリと、それはもう一刀両断でバッサリとお断りされることはありますが、
必ず御礼のご返信をするようにしています。
なぜ御礼をしなければいけないのか。
皆さん、ヒマではありません。
忙しいスケジュールの中、
突如ポーンと飛び込んできたあなたの売り込みに、
時間を割いてくれたわけです。
それが1分だろうが30分だろうが、
貴重なお時間をいただいたことには変わりありません。
それに対する御礼です。
またいつどこでお世話になるかわかりません。
特に地元の媒体だとそうですよね。
必ず、「お時間をいただき誠にありがとうございます」
という旨を返信して、終わるようにしましょう。
以上、今日はコンテンツの一例として
「インタビュー記事の作成」
を取り上げてみました。
ぜひトライしてみて下さい。
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