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2016年2月8日月曜日

ターゲットは誰ですか~客層を絞り込む




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


このブログでは、

クラシック音楽をもっと身近に!

もっと広く人々の生活の中に根差すように!

を目標に、主にオーケストラ、バンドの

web上でのPR・マーケティング戦略について語ります。


その前に整えておかなければいけないことが山ほどあるので

まずはじっくりやっていきましょうね。



さて今日は「ターゲットは誰ですか」ということで。



演奏会でいえば、

「どんな客層に来てもらいたいのか」

っていうことになるんですが、


おそらく

「誰でもいいよ!来いよ!」

っていう感じじゃないでしょうか。


まあね・・・そうでしょうね・・・



ただ、それで今まで上手くいってないのであれば、

ターゲットを絞る勇気も必要です。


前回お話しした「ビジョン」によって

絞り込みの内容も変わってくるのですが、

ターゲット層が幅広い場合は絞り込みを変えて複数回やればいいのではないかと思います。


絞り込みを行うと、

・公演内容

・時間帯

・曜日

・開催時期

・チケット代

・広報媒体

などが変わってきます。

というか変えないと意味ないッス。


要はマーケティング戦略が変わってくるので、

当然それに合わせて色々なことを変えていかざるを得ない

って感じですね。


ターゲットって言ってもどう絞り込めばいいのかわからんよ!

という声も聞こえてきそうなので

ビジネス的に主によく分けられるターゲット属性を挙げてみますね。

・年齢層

・性別

・地域(居住地)

この3つは基本中の基本ですね。


そのほかに

・リピーターか、新規顧客か

なんてのもありますね。


演奏会であれば

・マニア向けなのか初心者向けなのか

・大作好み向けなのか小品好み向けなのか

といったターゲッティングも当然選曲に影響してきますよね。


別にターゲットを決めるのが良いことで決めないのは悪いこと、

というわけではなくて、

マーケティングをするうえで

演奏会やイベントの企画をする前の段階で絞り込みをしていないと

企画が中途半端に終わっちゃうでしょうよ、

そもそも企画出来ないはずでしょうよ、

販促も出来ないでしょうよ、

っていう話です。


ですから今までも何らかの絞り込みは行っているはずなんですが、

それでうまく行っていないのであれば、

「絞り込みきる」

「ターゲットに合わせた宣伝を考える」

っていうのが大事なんじゃないかなあと思うわけです。


要はうまく行っていないときは絞り込みが足りないと。

元の企画が絞り込めてないからPRも絞り込めない。

ただなんとなくいつも通りの宣伝をして

「思ってたより入らなかった」

ってそりゃそうでしょうよ、っていう話。


誰からも好かれるって無理ですから。

それはあきらめてください。


お客様は皆さん結構忙しいんですよ。

中途半端な企画の演奏会に行ってるヒマはございません。


「おおこれはまさに自分のためにあるような演奏会だー!」

という気持ちを、

ターゲット層に起こさせること。

その情報をターゲット層に届けるための最適な方法を探ること。


そういった細かいことをやるために、

まずは絞り込みを徹底してみてはいかがでしょうか。



それではまた次回。








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