クラシック音楽をもっと身近に! もっと広く人々の生活の中に根差すように! を目標に、クラシック音楽 Web振興コンサルタントの梅本が クラシック演奏団体や個人、企業やお店の web上でのPR・マーケティング戦略について考えたりボヤいたりします。
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2016年4月11日月曜日
販促のためにクラシック音楽の市場規模を知ろう
こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。
これまでは主に主にオーケストラ、バンドの
web上でのPR・マーケティング戦略について書いてきましたが、
だいたい今書けることは書き尽くしてるので、
今日からは主に小売店やメーカーさんなど、
企業向けの内容で書いてみたいと思います。
ということでまずは「国内のクラシック音楽の市場規模」を知ることから始めてみましょう。
綺麗にまとまった資料がなく、最新の資料が見つからないのでざっくりです。
・CDは約300億円(だと言われている。増減あるだろうがまあこのあたりでしょう)
・楽譜出版:50億円(楽譜コピー問題協議会の対談より予測)
・弦打楽器は約300億円(10年前のヤマハの資料より。今は減っているでしょう)
・管楽器:205億円/20万台(平成26年:経済産業省生産動態統計年報より)
・ピアノ:271億円/4万台(平成26年:経済産業省生産動態統計年報より)
・コンサート:200~250億円(2015ライブ・エンタテインメント白書の情報より予測)
こんな感じです。合計でMAX1,376億円。
(コンサートは、チケット販売をしている小売店もあるでしょうから参考までに掲載しました)
多いか少ないか、どう感じるかはそれぞれですが、
上記のパイを奪い合っているのが現状で、
クラシックの中でも例えばピアノ専門とか吹奏楽専門とか、
コアになればなるほど規模は小さくなります。
基本的には減少傾向にあるようです。
競合他社もそれなりに多く、
少子化の影響なのか何なのか知りませんが。
メーカーさんや卸さんも条件を厳しくしているでしょう。
中小の小売店が最も割を食っている状況ですね。
町の楽器屋さんやCD屋さんに元気がないと面白くないので、
まずはしばらく中小零細の小売店向けに記事を書いてみようと思います。
それではまた次回。
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