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2016年4月12日火曜日

【頑張れリアル店舗】町の楽器屋さん、CD屋さんの復活が業界活性化のカギ




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


昨日からは主に小売店やメーカーさんなど、

企業向けの内容で書いています。


前回の宣言通り、

まずはしばらく中小零細の小売店向けに記事を書きます。

テーマは【頑張れリアル店舗】!


ですが最終的にはこのブログらしくウェブまで持っていきますのでご安心ください。


今日は「町の楽器屋さん、CD屋さんの復活が業界活性化のカギ」

というテーマで書いてみたいと思います。


特に地方に行くと、

楽器屋さんも営業してるんだかしてないんだか、

っていうところもあるでしょうし、

専門のCD屋さんなんてほぼ見かけないですよね。


どちらも大型チェーン店やネットにお客様が移動してしまっているパターン。


ですがメーカーも元気があまりないですから、

もう「量産」を軸にしたチェーンストア理論も行き詰まりを見せています。

CD屋だとHMVですら没落した感があるのが良い例ですかね。


町のお店から始まり、チェーン展開が始まり、ネットショップが登場し、amazonが登場し・・・

最初は顧客層の要望に応じるようにどんどん便利な形態になっていったものの、

顧客の要求はとどまることがありません。


さらに細かい個別対応、専門的な知識、店員とのコミュニケーションなどが求められています。

これこそかつて「町のお店」が得意としていたものです。


つまり、いまは再び町のお店、「かかりつけ店」への潜在需要が高まっていると考えます。


「どうせ大手には勝てない」とお思いの中小零細企業の皆様、

小売店の大復活チャンスは「今がその時」です。


小売業は、ただ売るだけの仕事ではありません。

まず自分たちの価値を認めましょう。

町の小売は自分たちの生活のためだけにとどまらず、

お客様、地域、メーカーにとっても非常に役立つ存在です。

(最近は小売店をないがしろにするメーカーもあるでしょうが、

 いずれ方向転換せざるを得ません)


そして人と人を直接的につなげ、関係を深めることが出来るのが町の小売店です。

メーカーにも問屋にもネットショップにも真似できない強みです。


また地域に密着できるのも強み。

その強みを活かして、地元の演奏家や団体を支援したり、

クラシック人口を増やすような企画を考えるのも、

多くのお客様と深くかかわれる「町のお店」の役目と心得ましょう。


経営者自身が自社のことだけでなく業界全体の活性化を真剣に考えることです。

そうすればおのずと答えが出てくるでしょう。


クラシック業界は、昨日の記事の通り、

市場規模は決して大きくありません。

というか規模が縮小しています。


根本的な問題は、まずお客様とつながっている小売店の経営力が落ちていることです。

「昔の通りやり続けて新しいことに挑戦しなかった結果、客を奪われた」

誰に奪われたんですか?

お客様とつながりの薄いチェーン店やネットショップです。

もしくは他の業種かもしれません。


まずは再度、お客様を増やさないことには、

どんなに崇高な理念も形を成しません。


離れたお客様はもうどこか違うところにいますから、

なかなか戻ってきません。

新規顧客の獲得を軸にして、その途上で昔のお客様が戻ってきたらラッキーですが、

とにかく本気でマーケティングの勉強をする必要があります。

そしてすぐに実践することです。


明日は「リアル店舗が成功するための心構え」

として短い記事(でおさまるのかな)を書きます。




それではまた次回。








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