こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。
お久しぶりな感じですが、ハイ、なかなか多忙です。
そんな中、前から気にはなっていたけど読めていなかった
「クラシック・コンサート制作の基礎知識」
という書籍をようやく読むことが出来ました。
はいそうです、僕は今までこれを読まずにブログ書いてたんです。
よう書いたなと思います。
この本は2012年末にヤマハミュージックメディアから出版されました。
企画・制作は社団法人 日本クラシック音楽事業協会です。
なかなか大きめサイズの本になってますが、中身は超充実。
クラシック音楽の第一線で活躍する15名の著者による渾身の書き下ろしとなっています。
おおまかな目次は下記。
第1部 クラシック・コンサートのこれまでと現在
第2部 クラシック・コンサートを創る~企画して、制作して、公演当日を迎えよう
第3部 クラシック・コンサートに関わる人と組織~演奏する人と組織、舞台制作を知ろう
第4部 クラシック・コンサートの現在とこれから
ということなんですが、とにかく執筆陣の文章が濃いので
190ページがあっという間です。
なおかつ何度も読み直さないといけない難しさがあります。
文章が難しい(読みづらい)のではなくて、
実務を行いながら折に触れて読み返していかないといけない感じ。
このブログでも散々やってたマーケティングや広報の話もありますし、
コンサート企画にあたっての心構えや、
企画から演奏会当日までの詳細な実務など、
これでもかと読み応えのある内容が次々と撃ち込まれます。
とにかくハイレベルな内容なので、
ボクシング世界チャンピオンの強烈なストレートを15人分喰らうような感じです。
一気に読むと途中から頭に入ってこなくなるので、
小分けにしてしっかりと読み込みましょう。
出演する人、企画する人、裏方表方、なんでもいいですが、
コンサートに関わる人はバイブルとして常に仕事場に置いておきたい1冊です。
豪華執筆陣による「熱量」を感じるだけでも意味のある、
素晴らしい一冊。
これは読まないとマズイやつでした。ごめんなさい。
それではまた次回。