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2016年3月1日火曜日

マーケティング戦略に振り回されない&ビジネスコンサルタントには頼るな!





こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。



さて今日は「マーケティング戦略に振り回されない&ビジネスコンサルタントには頼るな!」

というテーマで書き逃げします。


色々なマーケティング手法や戦略があるぞ、

っていうのは昨日の記事までで分かったかと思うんですが、

目的と手段が入れ替わってはいけません。

目的のための手段なのであって、

手段のための手段になってしまっては一寸先は闇です。


マーケティングには答えはありません。


日本の教育システムがそうさせているのかどうか知りませんが、

「解はひとつである」

という意識が強い方が多い印象です。


ですが解はひとつではありませんし

マーケティングに終わりもありません。


時代は常に動いていて、それに合わせて戦略も変わってきます。


基本理念を忘れない、そこからブレないことを徹底しながら、

その時代に合わせてマーケティングをしていくと良いでしょう。


例えばコンテンツマーケティングに力を入れることにしました。

ブログを新しく始めることにしました。

最初は充実した内容でした。

次第に書くことがなくなってきました。

でも「書くことそのもの」がいつしか目的になっていたあなたは、

更新を止めずに不良コンテンツを量産しました。

結果、ファンは離れていきました。


基本理念を忘れ、目的と手段がゴチャゴチャになる、というのはこういうことです。

ダークサイドに落ちてしまいましたね。


SNSも同じです。

「毎日投稿していないと忘れられてしまうんじゃないか?」

という不安から同じ文言を自動投稿するようにしました。

フォロワーが増えたり減ったりして安定しません。


ご自分でもそうだと思いますが、余裕のある時にしか、時間のかかるコンテンツは見ません。

また、今すぐ自分に興味がわかないような文言は、スルーします。


なので、ちょっと不安になったら、

「そもそもの目的はなんだったっけ」と基本に立ち返ることです。

仲間や友人にも相談してみてもいいでしょう。

一旦クールダウンも時には必要です。



さてクールダウンして当初の目的を思い出したアナタは、

色々な情報をインプットしてみようと検索をしてみたりしました。

世の中にはたくさんマーケッターがいます。

そんな人たちがブログでああしろこうしろと言っています。


「そうか!こうすればいいのか!」


あなたはそう思いました。


でも実践する前にちょっと考えてみてください。


その記事を書いた人は、どの分野のどんな人なんでしょうか。


経営コンサルタント?

プロブロガー?

IT関連の人?


その人はクラシック業界についてどのくらい知っているでしょうか。

その主張はクラシック業界にどれほどマッチするのでしょうか。


「知らない人の方が逆に良いのではないか」

と思う気持ちもわかります。

特に収益化でお悩みの団体であればなおさら、

他のビジネスの成功パターンをあてはめたくなります。


ですが、ターゲットの母集団がそもそも異なっていたりします。

想定している広告費も、企業規模も、ケタ違いだったりします。


もしどこかの誰かの記事を参考にするのであれば、

「問題提起をしているアマチュア愛好家」の記事がもっとも参考になります。


業界の課題、不満、そういったことが書かれているような記事です。


仕事として何かをやっている人にとって最もうっとおしい商売敵、それが素人です。

この業界のことを本気で考えている人ほど、

ビジネスコンサルタントから遠いところにいます。

知らないからこそ言いたい放題書けるのです。

そしてそれを書くことによって失うものもありません。

趣味こそ最強。


かといってそれを鵜呑みにして「ほうほう」などと言っててはらちが明かないのですけれどね。


まあ「自称コンサルタント」「自称●●マーケッター」ほど

気を付けてかからないといけない肩書もないので、

このブログにも注意しましょう(笑)


大事なのは、考えることです。




それではまた次回。








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高校吹奏楽部を舞台にした小説です。よろしければ是非。

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