クラシック音楽をもっと身近に! もっと広く人々の生活の中に根差すように! を目標に、クラシック音楽 Web振興コンサルタントの梅本が クラシック演奏団体や個人、企業やお店の web上でのPR・マーケティング戦略について考えたりボヤいたりします。
image
2016年3月22日火曜日
ワークショップを主催してみよう
こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。
今日は「ワークショップを主催してみよう」ということで書いてみます。
ワークショップってナニーン、っていう方もおられると思いますが、
ざっくりと参加型講習会とでも思っておけばいいですよ。
講習会+実際にやってもらう
って感じ。
例えば就活ワークショップだと、
履歴書の書き方とかマナーとかの座学+実践(受講生同士で模擬面接とか)
になるんでしょうかね。
まあただの勉強会みたいな感じでもいいのですが、
自分の団体が持つノウハウや疑問、そういったものを講座のテーマにして、
学ぶ機会を作ってあげよう、という提案です。
例えば・・・
・メチャ忙しい部活の顧問の先生を対象とした、効率的な仕事法
・広報について考える会
・地域戦略セッション
・ステージマナー講座
・舞台設営レッスン
・タイムテーブルの作り方
・フロアスタッフセミナー
・海外の指揮者や作曲家を招いての講習会
とかね。
プロの団体でもアマチュア団体でも連盟だの協会だのでも、主催はなんでもいいです。
企業と共催でもいいです。
学ぶ機会を創出して、業界の様々な場面でのレベルアップを図り、
なおかつ自分の団体のブランドイメージもアップさせるのが目的です。
「普段なかなか聞けない話」
「得難い体験」
であることが大事ですね。
参加費についてですが、
よくあるビジネス系のセミナーだと何万円とか取られる場合がありますが、
ブランディングのための広報費と思って参加費はそこそこで押さえておきましょう。
ワークショップでガッポガッポ儲けようとは思わない方が良いです。
会場費+講師の交通費+弁当代くらいでいいでしょう。
プロ団体の場合、メンバーの中には「ギャラをよこせ」という人がいるかもしれませんが、
そういう人はそもそも講師に選ばなければ良い。
目的を共有できる熱い人にお願いすれば良いだけです。
海外を含め団体のメンバー以外の方を呼ぶ場合はギャラ出してあげたいですけどね。
ただギャラを重視しすぎて参加費が高騰すると、
人が集まらない業界だと思った方が無難でしょう。
そのあたりは熱意で納得いただくしかないので、
外部講師を招く場合は、
そもそも問題意識や解決への熱意がない団体には向かないですね。
ただ業界の活性化のためには、
いわゆる「業界関係団体」「業界関係者」だけでなく
演奏団体サイドもこういった活動に加わって欲しいと願っておりますので、
まずは
・地域のアマチュアなどを対象にする
・地域の団体同士の交流、意見交換
などのような感じで、何かしら手を付けてみて欲しいなあと思います。
「この地域のクラシックは自分たちがリードするんだ」
「ゆくゆくはクラシック業界全体のためになるんだ」
という熱い団体があってもいいじゃない。
そんなことを考える昨今です。
ブランディング効果は大きいと思うので、ぜひ検討してみてください。
それではまた次回。
─────────────────
【ご案内】
こちらのブログもよろしくお願いします!
■吹奏楽動画あれこれ
※近年の海外の吹奏楽作品からオススメ作品を紹介する感じでブログ再開してます。