image

image

2016年3月23日水曜日

企業や財団法人、学校法人と提携して演奏会を開催してみよう




こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


今日は「企業や財団法人、学校法人と提携して演奏会を開催してみよう」

ということで書いてみます。


よくある助成金を得るという話ではないです。


何年前だったか覚えてないですが、

京都の龍谷大学吹奏楽部の演奏会が広島でありまして。


滅多に聴く機会がないので行ったのですけど、

大学の広報とタイアップしてて、

キャンパス説明会とセットみたいな感じだったんですよね。


だから受験生とかその親御さん向けの企画なんですけど。


でも僕はもうオッサンでしたし今更大学入る気もないので、

「こういうやり方すればツアーも出来るよね」

とかそんなことばっかり考えてました。


大学側からの働きかけで実現したのか、

それとも学生側からの働きかけだったのかは知らないのですが、

お互いにメリットがあってこれはいいな、

と思ったわけです。


大学からすれば少なくとも吹奏楽部の高校生を「見込み顧客」に変えられるし、

バンド側からすれば自分たちだけでは資金面で難しい遠征が出来るわけで、

こんなオイシイ話はないなというわけですね。


2016年も滋賀でコンサートをやっていてそれを大学側が宣伝していたので、

お互いに成功している企画なのかもしれません。


世の中の流れというのは、上流に誰がいて水を流しているのか知りませんが、

それはそれはなかなか恐ろしいものでして、

企業、特に上場企業であれば「CSR」というものを求められるようになりました。


Corporate Social Responsibility、略してCSRです。

「企業の社会的責任」と訳されるものです。


具体的に何をするのかってのは企業ごとに違うのですが、

地域の活性化とかイベントへの参加ってのは結構メジャーなところかな、

という印象です。


また、財団法人や、上述の龍谷大学のような学校法人も、

当然スポーツや文化などの振興を目的としていたり、

はたまた学校経営のために広報が必要になったりしていますよね。


ボンビーバンドはここを使わない手はない。


・企業の社会貢献活動の一環として

・財団法人、学校法人の広報活動の一環として

演奏会を共催する、もしくは主催してもらう。


自主公演であれもこれもやりたいけどお金が足りない場合、

これを使えばやれることが増えるかもしれません。

ギャラのお高いソリストも呼べるかもしれない。


またイベントの広報も協力・分担して行うことで、

自分たちよりも影響力のある組織が広報をしてくれるというメリットがあります。


知名度の低いプロ団体などは、

自主独立でやっていきたいとしても、

例えば年に1回くらいはこういうのをやるだけで認知度がグッと上がるかもしれません。


アマチュア団体であれば、地域で有名な企業とタイアップすることで

同じように「地域のバンド」としての認知が上がるかもしれません。


認知度が上がれば次からは集客もしやすくなりますし、

運営がだいぶ楽になるということですね。



まずは法人に対して

「我々はこういうことが出来ますよ」

「こういう客が呼べますよ」

というプレゼンをするための資料を作らなければいけませんが、

プレゼン資料は他の機会にも使うかもしれないし、

団体の現状を客観的に分析するという観点からも、

一度作ってみるといいかもしれませんね。






それではまた次回。








─────────────────

【ご案内】

こちらのブログもよろしくお願いします!

■吹奏楽動画あれこれ

※近年の海外の吹奏楽作品からオススメ作品を紹介する感じでブログ再開してます。