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2016年6月21日火曜日

【ECハウツー】在庫の有無は必ず表示しよう





こんにちは!クラシック音楽 Web振興コンサルタント、梅本です。



しばらく【ECハウツー】と題して演奏団体・個人・リアル店舗・ネット専業、

すべて含めてECサイト運営のハウツーや考え方などを書いていきたいと思います。


今日は「在庫の有無は必ず表示しよう」

というテーマで書いてみたいと思います。


モールでも自社ECサイトでも、

だいたい在庫の有無を表示させる機能はあると思います。


詳細な在庫数を表示させるかどうかは臨機応変で良いと思いますが、

(例えば在庫数が1になったらそれはもう在庫数表示したほうが良いと思います)

在庫が「あるのか」「ないのか」については必ず明示しましょう。


「在庫があると思って買ったのに届かない」

などのトラブルが発生することがあります。

誰も得しないトラブルですのでこれは避けましょう。


また前の記事でも書きましたが取り寄せ対応で在庫なしの場合、

その旨を明示すること。

わかりやすく記載してないと明示にはならないですよ。


ネットショップは「これでよし」と思っても説明が不十分だったり、

お客様の目に触れてない注意事項などがあるので、

受注確認メールなどにも注意事項を記載するなど、

特に在庫有無や出荷予定日などについてはしつこいぐらいに通知しましょう。



またリアル店舗とネットショップを両方展開している場合

「在庫」の扱い方については、

・リアル店舗とネットショップで在庫連動させる方法

・リアル店舗とネットショップで在庫を分ける方法

があるかと思います。


これについては管理しやすい方法で行えばよいと思いますが、

どちらにもデメリットがあるので注意しましょう。


在庫連動の場合のデメリットは、

必ずしも正確に在庫が連動せず、売り越しが発生する可能性が高い

という点です。

在庫の無駄を省けるというメリットはありますが、

システムを導入しても在庫数はズレると思っておいてください。


なぜズレるかと言うと、

「ネットショップの受注処理のタイミングと店舗で商品が売れるタイミングが合わない」

からです。当然です。


ですのでこの場合は

・売り場に陳列する数を少なめにして「どちらの店で売れてもOK」な在庫を倉庫に残しておく

・売り場の商品はすべてサンプルにして、実在庫はすべて倉庫で管理する

・頻繁に売り場の陳列在庫を確認する

などの対応が必要です。



在庫を分ける場合のデメリットは、

単純に仕入れの量が増える

という点です。


どちらの店舗にも在庫が必要になるので、

同一商品を最低2個、在庫しなければいけません。

これは資金がないと難しいです。

元々大量に在庫をもっているメーカー直営店であれば特に問題なく出来そうですが、

小売店には金銭的に厳しいところもあるでしょう。


うまく取り寄せ対応を使って、

店舗で一定期間売れなかったものをネット在庫に回す、

ネットで一定期間売れなかったものをリアル在庫に回す、

というような感じで在庫を分けたり、


試奏が必要な楽器類であればネットショップのほうはすべて取り寄せにしてしまうとか、

そういう対応にしても良いかもしれません。


これはもう向き不向きがあるので、管理しやすい方法でやるしかないですね。


リアル店舗を持たずにネットショップを複数持っている場合の在庫管理については、

そういうシステムが結構あるのでそれを使って連動管理すれば良いかと思います。

「多店舗 運営」などで検索すればいっぱい出てきます。


また、ちょっと話がそれますが、

最近はネットも受け取り方法の選択肢が多いほうが歓迎される傾向にあるので、

リアル店舗があればネット注文の品を取り置きして

「店舗受け取り」という選択肢を用意してみるのも有効な手です。





それではまた次回。








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